- 朝
何時頃だっただろうか、外に出ると昨日の彼はベンチに座って本を読んでいる。
なんと彼は朝5時に早朝からやっているといううどん屋で食べて来たそうだ。
さらに彼は「恐るべきさぬきうどん攻略本」なる本を持っていた。
という事で、彼を先頭でうどん巡りへと出発。
- たむら
事前に大体の場所をチェックして
たむら
へ。看板が無ければ、一見なんだか分からないこの
入口
を潜るとすでに何人かがうどんを食べている。早々前の人の真似をしながら
ドンブリを持って「大」と注文すると、おばあさんがどんぶりにうどんを
入れてくれる。そのドンブリに自分で葱、生姜、あげを載せ、出汁を掛け
て
出来上がり
。おやじにお金(240円)を支払って食う。
「パクッ、ずるずる、モグモグ」もっちりと、しっかりした歯応え。
薄味だが出汁の効いた汁。
う、うま〜い
これが初めての本場讃岐うどんとの出会いであった。
いままで食べていたうどんって、一体なんだったんだろう。
よく味わってみると、
麺自体の味もぜんぜん違うと思った。なんかそのままでも、おいしく食べれ
そうな味なのだ。
さらに、この美味しさなのに安い!。大(2玉)で200円におあげが40円である。
吉牛じゃないけど、まさに「旨い、安い、早い」の3拍子そろった食べ物だ。
- 山越
「恐るべきさぬきうどん」で絶賛され、有名になり客が途絶える事がなくなった。
入口がサッシになり、新しい駐車場まで出来て、儲かってるのに
その味は落ちる事なく絶品である。という噂の山越である。
10:00頃到着した時にはもう既に
行列
が出来ていた。
建物の壁には初心者でも注文しやすい様に
メニュー?
が張ってある。店の中には会計がスムーズに行くようにと
値段表
が吊されている。
ここで有名なのが釜玉。釜上げうどんに生卵を掛けただけであるが、
これを注文する。これに軽く汁をかけた
釜玉大
を食う。
やはりもちもちとした歯応え。切り立った麺(関東で一般に売っているうどんは丸い)
これが腰というものなのかと、改めて感動させられた。
そうしている間にもぞくぞくと客が訪れ、帰る頃にはもうこんな
行列
になっていた。土曜日のうどん巡りは朝一番から勝負だなと思った。
- 谷川
本日3件目のうどん屋である。営業時間は11:00〜となっているこのお店、
到着したのが11:10位なのにもう
行列
が出来ていた。場所も
こんな所
で、何処にも看板がないので絶対にうどん屋だとは分からない(実際、私も気づかなかった)のに、である。
ここでの注文は「大、小」と「熱い、冷たい」の組合せで出来る4種類
だけの様である。わたしは「熱大」を頼み、これに生醤油を掛けて食う。
感想は素直に一言、
うまい
である。何が旨いって、本日大3杯目なのに、もうお腹一杯なのに、旨いのである。
ただ、醤油自体にこんなに味があるとは知らず、ちょっと掛けすぎて
しまったのが悔やまれる。最初の頃はしょっぱかったから。
後はもう無我夢中で大を平らげてしまった。
鼻からうどんが出て来そうな位、腹一杯である。
- 賢見温泉
一緒にうどん巡りをした愛知の彼は石鎚山に登りたいそうで、R192で松山方面へ。
私は祖谷方面と言う事で途中からR32に。R192を一緒に走りR32との別れ道で
お互い手を振って別れる。まずは
賢見温泉
へ。裏の食堂で入浴料(400円)を支払い、階段を降りて行くと風呂がある。
内湯のような湯船が2つ。ただ、この時は右側の湯船には湯が入っていなかった。
それでも、掛け流しの湯に、湯船からの眺めは
こんな
感じでもう絶景である。
- 祖谷温泉
国道を戻り、橋を渡って<32>へ。ここで初めて、この後何度も遭遇する細い狭いクネクネ
道に出会う。
いくら走っても全然目的地に着かないなぁ、などと思いながら
ホテル祖谷温泉
に到着。
おねぇさんに入浴料1500円払うと、
「温いのでゆっくりと長く浸かって下さい」
「体は洗えませんので、その場合は内湯を使用して下さい」
と説明を受けていざケーブルカーへ。ケーブルカーはこんなに
急
で、ケーブルカーの中から見るとやっぱり
急
であった。
回りの景色は
こ
ん
な
であり、下から見上げるケーブルカーもやっぱり
だ。湯船の屋根の下にはよく見る
看板
がぶら下がっている。
ぬるいく、やたらと気泡が体に着く湯で、30分以上浸かっていた。
長湯系な湯なので、宿泊して時間を気にせずにでのんびりと浸かりたいものだ。
- かずら橋
次はホテルかずら橋で入浴しようと行ったものの、ホテル前は凄い事
(駐車場に入り切れない車が路駐で溢れてる)になっていた。
なので入浴は諦めてかずら橋を見に行くと、ここも凄い事に。
結局、かずら橋は通過しながら眺めるだけに留まった。
かずら橋を通りすぎ、更に奥へ奥へと進むとトンネルが。
そしてトンネルの入口には料金所が。なんじゃこりゃ。
トンネルの向こう側には何かがあるらしい(聞いたけど忘れた)が、
そんなの金払ってまで見る気もしないので、トンネルとは違う道を登って行く。
途中で登山者らしき人達にあい、先はがけ崩れで通れないというのだが
とりあえず、崩れた箇所まで行ってみた。
荷物無ければとおれそうだが、ここは諦めて戻る。
- 祖谷温泉
道の駅の手前に
秘湯の湯
を発見したので、立ち寄った。
入浴料1500円は高いが、タオルと服が付いていてまるで健康ランドである。
湯船も○○湯とか沢山あったが、それぞれの湯船はそう大きくなかった。
利用しなかったが、2階には休憩室があるのでのんびりしたい方にはいいかも。
それにしても1500円は高すぎで、気軽に立ち寄る気にはなれない。
なお、5月1日からは隣の施設で宿泊もできるようになるそうだ。
そうそう、駐車場からは有名な
こいのぼり
が見えました。
- キャンプ場
公園は見付かったが、キャンプ場がよくわからなかった。
細い道に逆U字型のとうせんぼしてある道ならあったのだが。
なんか祭りみたいに屋台とか出てたのでちょっと聞いてみると
やっぱりその狭い道がそうだった。坂を降りるとそこは河原?
キャンプ場?というような感じ。先客がいなかったらただの河原
だと思ってしまうだろう。
まぁ、それで十分と言えば十分なんだけどね。無料だし、ありがたい事です。
テントを張り、荷物を片付けて買物へ
公園手前位にコンビニがあったのでそこで酒と食糧を買い込む。
コンビニで食材を求めた為、夕食は寂しいメニューであった。