H.I.D. Headlight for GTS1000A
目的とか
GTSのライトは暗いのです。2灯式の98年式GB仕様でも2つとも灯くのはHiの時だけです。かといって暗くて夜間走行に不都合があるかと言えば、そこまででも無いです。ゆっくり走ればよいのです。
では何で着けたのか?
かっちょいいから
コレに尽きますね。正直なところ。
一応ハイテク系ツアラーとして慣したGTSにはやっぱりこういうのが似合うんじゃないでしょうか。というのは親馬鹿の類でしょうか。
準備
購入したのは、サンヨーテクニカ製のHi/Lo切換式4300kです。色々と悪い噂が絶えないものですが、この安さでちゃんと動けば儲けモノです。大きな賭けです。
換えるのは左側のH4のみ。右側のHi専用のH3はそのままとします。そうすれば壊れても最低限右1灯だけは灯いてくれるでしょう。或いは、Hi/Loの切換がぶっ壊れても左右それぞれでHi/Loとして機能してくれればとりあえず走れるはずです。
もう1点、もし右のH3もHIDに換えてしまったら、パッシングには不具合が出ます。
HIDはすぐには点灯しませんから。また連続して点灯/消灯を繰り返すことも苦手です。
これがキットの内容。
一部延長用の予備ハーネスが含まれていますが、
これだけの体積重量が増えることには多少の抵抗
感が拭えません。
作業
詳細は省略。
インバータ、イグナイタ等の大きな取付け場所は、ネイキッド車のことも考えてシート下にも設置できるようになっています。しかしGTSのシート下にはECUがあってこれにはこれらの高電圧・高周波機器は近付けたくないというもの。HIDキットの対応にもABS車は不可とか良く書かれてますし。
かといって、あのでかいアッパーカウル内にも意外とスペースが無いのです。なんだかわからないハーネス類やリザーバタンク等がぎっしり詰まっているのです。ラジエータがかなり上の方にあるので、アッパーカウル内でも下の方は空気の流入経路となっていてモノが置けるような構造になっていません。
外装を全部外して調べてみると、どうやらこの
メーターASSYとライトの間の部分にそこそこ大きな
スペースがあり、ここに入れることができそうです。
300mmのステーに機器を強力両面テープ+ネジ留めして、ライト上のスペースにタイラップで固定してみました。ステーとフレームの間にはゴムシートを噛ませています。
機器の内、Hi/Loコントローラだけはケーブルの長さの都合でこのスペースまで取り回すことができず、ライト裏の下の方に適当にタイラップで縛り付けました。
電源はバッテリー直で取るようになっていますが、ノーマルのハロゲンよりも省電力というのが売りであるなら、電源、制御共にノーマルのバルブコネクタからで良いのではないでしょうかね。
結局こんな感じで取付けができました。
キットにもボデーにも特段加工は必要ありませんでした。
といいながら実は電源線を通すために、バッテリーケースの上部、ECUの下あたりに穴を開けました。
結果
問答無用で明るいです。
Hi時の右側があまりにも黄色くなってしまったので、右側にも見かけ倒しの5000kを入れました。そしたら今度は今まで一番白かったポジションランプが黄色い・・・・
どうしてくれましょうかね。
ITOH Osamu/
Sachi/
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