満州へ(6日目)
ハルビン
黒龍江省の省都。
中国全土、あちこちに見られる
腹出し師
はやっているのか腹出し。
北に行くにつれて、食材は海の魚が消え、川の魚が消え、豚肉となる。
米は大連では陸稲でぼそぼそだったが、北に来ると水稲になりやや美味くなってくる。入る店は軒並み現地では高級レストランの部類。それなりに美味しく喰えるが、「うめぇーっ!」と腹一杯バクバクやりたくなるようなエサはない。
平成6年だっけか?米不足のときの緊急輸入中国米は中国の米としては抜群に美味い部類とみた。
日本人て贅沢だよな。あん時、「輸入米は不味い」とか言ってほとんど手を付けなかったのって、戦中戦後に食い物が無くて苦労したことを鼻高々に話す連中だったんだぜ。
そいつらが、ご当地に来ると、
「懐かしい、この味」
とか
「当時はこんな美味いもんなかった」
とか言いながらバクバク喰ってやがる。
高級レストランなので、
フカヒレ
とか置いてある。下の黒いのがビデオカメラのケースだ。でかい。
でもフカヒレスープが出るわけじゃない。
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