beatで遊ぶ
MR2(AW11)とbeatという偏った車を持つ男、
ぎんちょ
と遊びに行った。
男二人で苺刈り
てんで、ガラにも無く朝7:00に出発。やればできるもんである。
しかも一日中晴れ。日が暮れても雲が出ない天気は晴れの日でも珍しいなあ。
絶好のオープン日和。行きの高速と日没後以外はフルオープンを堪能した。
清水のいちご街道。
いちご園が並んでいて、街道沿いではバイトのねーちゃんが赤いハッピを着て赤い風船を振り回して呼び込みをしてる。そんな光景が延々続く海沿いの爽快な道。
たまにおばちゃんだったりマネキンだったりするので注意が必要だ。なにがだ。
いちごは土産用1パック(帰りに梱包済を渡される)がついて、食い放題2000円。うわたけー。
見晴らしのよい斜面を登ってハウスに案内され、「ここまでね」とマーカーを挿されて戦闘開始。
でもうめーわ。いちご。首まで真っ赤なやつだけ食っても、せいぜい40個くらいしか喰えるもんじゃない。満足したころエリア内の上物はちょうど食い尽くすって感じで、丁度良い。まあボラレたった気はしなかったな。
土産のパックのは種類が違う感じ。実も細長くて、蔓も長く出荷作業に向いている株なんだな。
その後、大崩れ経由で焼津へ。精一杯いちご食ったあとなのでいまいち食欲はないが港の食堂で昼メシ。
この食堂がまた、
やる気の無さ爆発
まず入口に「子供出入禁止」の札が。
いちご園のおっちゃんも「こどもは困る」と言ってたな。子供に厳しい静岡県。うそ。
親がだらしないだけだ。
続いて、扉に「朝食はやめてしまいました。」「本日は120名で終わり。」中に入ると「生ビールはやめてしまいました。」
なんなんだここは。座席は50人分くらいは軽くある。でもまばらにしか座ってない。そしてカウンターには行列が30人くらい。
広い厨房には人が3人。要するに、回ってないの。結構手間のかかる刺身定食は、作るより食う方が早いのね。
120人限定ってのも、このペースだと昼飯時にはそのくらいしかさばけませんって感じだ。
多分、平日は厨房にももっと人がいて効率よく回してるんだろうなあ。
井田から富士を望む。
西伊豆方面の温泉を目指すことにした。
日暮れ前には温泉に浸かりたいねと、目標を土肥に設定。
しばし、攻め込む。
公衆浴場。屋形温泉。
町営駐車場(海水浴シーズン以外無料)から徒歩で海岸まで出た裏手に公衆浴場がある。400円。ぼろい銭湯程度で、石鹸も無い割には高いが、窓を開けると海が見えて、案外気分は良かった。地元の爺さまが一人、入ってきて、いろいろ語っていた。
風呂から出るとそとがこんな感じ。
結構幻想的な雰囲気で思わずカメラを取ったが、こういうのはうまく撮れないね。
Beatインプレッション
いやーこれ、すごいっす。
狭い
当然だな。着膨れしてると、乗り降りも容易じゃない。一生懸命体を折り畳んで乗り込んで、シートベルトを引っ張り出すのも大変だ。
ドライビングポジションはわしの短足ならどうにかまともに取れる。でも運転席が優先されてるので、助手席はもっと狭いのね。
荷物が置けない
2人乗っちゃうと、荷物の置き場が無い。シートの後ろに上着を丸めて放り込むのが精一杯。
トランクは一応あるんだけど、バッテリー3つ分くらいの広さしかない上、エンジンルームの隣で熱が篭るのでほとんどモノは入れられない。
トランクの上につけるキャリアがオプションであるようだけど、あれつければバイク並(野ざらし)には積める。ってことは、2人乗車ではGTSの方が積載量ははるかに上ってことだ。
ツーリングマップル
ぎんちょはバイク乗りではないが装備してる地図はわれらが20マップルだ!
「フルサイズの地図は邪魔だし、有料道路料金とかもバイクと同じだからね」(ぎんちょ談)
やる気にさせる
視点が低くて、MTのみで、重ステ。後ろからエンジンの音が元気に唸る!
でも
遅ーい。:-D
後ろで唸っているのは、紛れも無く「軽トラのエンジン」。3気筒660ccだし。それをバイクみたいに8000回転くらい回して、「ウォーン、ウォーン」て走る。すごいスピード感だ。低速トルクも結構ある。流石はトラック。
すぐにすごいスピードになって、ビビリミッターが効く。GTSでこのスピード感だと、160km/hは超えてるよね。って感覚で、実際にメーターに目をやると、
時速80km
そんな感じ。目を三角にしてギンギンに攻め込んで、けっこうイケてると思っても、さりげなく一般車に煽られてたりして。
かといって、不安定で恐いとかそう言うんじゃないのね。
これ、実用性はバイクを軽く抜き去って、完全に0でんな。でも純粋に面白すぎ。
買ってしまうかもしれん。
ITOH Osamu/
Sachi/
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