ゴム足へ

雑用を済ませて、昼頃英国屋へ。

ヘタったラバコン2個貸して下さい。

流石話がわかる。さっくり借りて来た。
そう。Rサスのコイルを外し、ラバーコーンで組み直すのだ。なぜ2個かって?
フロントのはどうやっても外から見えないのでラバコンに変えても意味がないの。
それにフロントの交換は自力でできる領域を超える。

Miniいじりの詳細は、然るべきサイトに詳しいのが山程あるので、わしの作業ごときを参考にする人もおらんじゃろということで今まで全く書かなかったんだけど、成り行きを見守ってくれている方も若干おられるようなので今日はかいつまんで少々書きます。
最近平日含む週二回ペースで車バラしてるから社宅の人達も呆れてるんだろうなぁ。


まずジャッキアップ。ホイールを外す。
ホイルナットは11/16inなんだけど、18mmのソケットで代用可能だと判明。これでTハンドルが使えるので超楽になった。何故今まで気付かなかったんだろう。
ていうか、18mmなんて、何故わし持ってるの? (18mmのネジは通常存在しません)



トランクにあるガソリンタンクを下ろす。


タンクの配管等はそのまんまでよい。固定している金属バンドのネジを1本取るだけでタンクは外れる。はずだけど、フィッティングが絶妙でどうやったら上手く抜けるかわからず結構手子摺った。
使用するのは1/2inのソケット。ソケットじゃないと抜けない。エクステンションが無いと届かない。

それにしてもトランク内にガソリンタンクとバッテリーがむき出して存在する車。なんて危険なんだ。バンパーなんて飾りだし、Miniにオカマ掘ったら漏れ無く業務上過失致死になれますよ。ご注意。



タンクをずらすとホイルハウス上にショックの取付ネジがある。



このネジを外す。ロックナットである。


ナットは21/32inだが、どうやら17mmのボックスなら使えるっぽい。
しかしこのナットを回すとショックごと回っちゃって抜けない。ショックを掴むにもあまり力は入れられないし、どうするんだろうと思ってよく見たら、突き出ているボルトの天辺に5mmのヘキサゴンが入れられるようになってるみたい。なるほど。



ショックが抜けるとラジアスアームが落ち、
車高調を短くすればコイルが抜ける。


トレーリングアーム式サスというのが一目でわかりますね。ショックは縦についてるけどスプリングは横向きなのだ。リヤは。



外したコイルとヘタった純正ラバーコーン。
左のは我社の新製品Lucia。100mmです。
バネ小さいでしょー。


これでストロークなんか!と思われるけど、レバー比が高いので大丈夫。その分バネレートも高いので乗ってもビクともしない程硬いバネなのです。それでもストリート用の柔らかい方なんだけど。
で、ゴムの塊であらせられるラバーコーンもそういう特性なので、知らなきゃゴムとは思えない硬さ。地面に落とすと「スコーン」という音がして地面が割れます。そういうゴム。



コイルの代わりにラバコンを入れて組む。


あとはバラシの逆ね。
右側はタンクが無くてトランク内にショックのネジがむき出しになってるので更に楽チン。
トータル2時間くらいで作業できます。慣れれば1時間だね。



ゴル練

無意識で安定した動作はコントロール下に無い。
意識すると不安定。
完全にコントロール下に置かないと技術としては使えない。

そんなわけで泥沼。
追い銭までして350発近く打ってはみたものの。

理想の動作はぼんやり見えてきた気がする。でもどうやったらそういう風に体が動くのかな?


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org