図書館

日向の神話というのは、古事記が元になっていて、昔読んだ昔話の本(なんか日本語変)とかでそれぞれのエピソードは知ってるのが多いんだけど、その場所が現実に目の前にあると結構面白くて、ちゃんと全体を繋げてみたいなあと思ったりしてたわけです。
で、かみ砕いて解説付きになったような読みやすい古事記の本とか無いかなと思って図書館に行ったんだけど、無かった。がく。

夫婦で適当に館内をブラブラして、お互いどこで何を見てるか分からない状態だったんだけど、しばらくしてやっぱり工学の棚でばったり遭っちゃったりするんだな。
苦笑い。

結局何も借りずに帰ってきた。


接着剤

ふと思ったが、わしって、小学生の頃から接着剤オタクだった。
小学生の頃の基本接着剤はヤマト糊だよね。舐めるとしょっぱい。ヤマトが大和でなくて矢的なのはあまり知られてないと思う。
しょっぱくないのはフエキ糊。二大派閥だった。ヤマト糊の方が高級だと信じてた。根拠は、全く無い。

そして当時のスーパーアイテムはセメダインCだったよね。紙・木材の接着にはめっぽう強くて、仕上りが透明でカチカチになるから美しい。
対局はコニシの木工用ボンド。乾いても、水に濡れると溶けちゃうので嫌いだった。透明でプヨプヨに固まるのでそれはそれで快感だったり、別の遊びに使えたりしたね。

特殊用途用で、セメダイン・ハイコンタクトってのがあった。黄色いので嫌いだった。

なんて、だらだらと記憶が蘇ってくる。
瞬間接着剤との出会いもセンセーショナルだったなあ。

転機は、発泡スチロール用セメダインとの出会いだった。これも小学生の頃かな?その時初めて、成分を意識するようになったんだな。木工用ボンドと同じなのでショックを受けた。
結局コレも水には強くなくて、溶媒に有機溶剤を使っていて最初から透明なだけで、高価だけど無意味な接着剤だと悟った。
それ以来、発泡スチロールの接着には木工用ボンドと決め込んでる。

木工用アロンアルファとの出会いもショックだった。そしてはがし液。
アセトンの甘い臭いが魅力的だった。

2液混合のエポキシ系は究極の接着剤。いろんなものが付くし、水にも強い。固まっても弾力があるもの、石のように固くなるもの、いろいろある。
一般に硬化時間が長い程接着力も強い。大学で飛行機作っていた時に色々と世話になった。
云々・・・


こうして、30歳を過ぎた現在、我が家には一体何種類の接着剤・充填剤があるんだろう?
かみさんには、

ばかだねー

て、一蹴されちゃうんだけどね。


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org