チキチキマラソン
本題です。
毎年、小豆島でこの時期、
オリーブマラソン
ていうのやってるらしいんだな。全国からマラソン愛好者が何千人も集まる、その筋では有名な大会らしい。
そもそも新太郎と寺マンが、「運動不足解消に出てみるか」という話をしてたのが始まりらしくて、それにチャピ夫とわしも誘われた。
どうせ集まるなら前日はゴルフでもしようか、という流れで話が進み始めていざ具体的な事を考えると、
マラソン出たら宮崎まで帰れない
時間的にね。
いつもならサクッと翌日休みにしちゃうんだけど、微妙に無理。
「ごめん、ゴルフだけにして。(わしだけ)」ということにしてたのだ。その時はまだ一人でバイクで行くつもりだったし、走ってヘロヘロになってからバイクで宮崎まで帰るのはグレートツーリンガーでも流石に自殺行為でしょう。
そもそも、高松から宮崎って、自走で行くしかないんよね。飛行機便は高松は無いし、松山や高知に着いてもしょうがないし。仮にそうしたとしても毎日真っ昼間に1往復とかしかないんじゃかえって遅いし、第一高いし。
結局かみさんも香川の義祖母を訪ねることになって、運転手を任せて二人で移動することになったので、走ってもなんとか帰って来れそうな感もあったけど、ここは無理しないでやめておこう。
チャピ夫なぞは、マラソン後速攻で岡山に渡って新幹線で東京に帰って出勤とか言ってたけど。
結局行かなくて済んだらしいけど。
朝宿からマイクロバスでスタート地点の坂手港まで送ってもらうと、まあ、いるわいるわ。ランナーがウジャウジャ。
ゼッケン黄色がハーフ、白が10km、青が5kmなんだな。チャピ夫は10km、新太郎と寺マンはハーフを走るらしい。
寺マンは昨日高松に着いてから靴を除く用具一式を調達したらしく、スポーツ店の親父に、
「あんたナメ過ぎだ。」
て怒られたらしい。当時
(高校時代ね)
寺マンは無敵のサイボーグランナーだったとはいえねぇ。
オマケに参加者の書類一式忘れて来てるし。^^;
9:00に開会式が始まり、わしはその辺でみんなと別れて帰路に就いた。
オリーブマラソンは町を挙げての一大祭りなんだな。開会式の様子は町内放送で遥か彼方でも聞こえる。4300人くらい参加してるらしい。
高松に戻る草壁港まで約5kmルートはハーフ、10kmのルートと重なり、徒歩で進むとウォーミングアップの参加者が延々思い思いに走っている。
それがびっくり。いつまで経っても居るんだよ。ウォーミングアップでフルコース走ってる人が結構居るっぽい。何なんだランナー?!
途中、マルキン醤油で再仕込み醤油を買った。そして
醤油ソフト
喰ってみた。醤油の味がした。
途中、金両醤油で島外不出の極み醤油を買った。
やがて、ハーフの軍団が走ってきた。追いつかれたらしい。早い!
少々時間があったので折り返し点付近で小旗を振って応援し、寺マンに檄を飛ばしたり。新太郎は確認できず。
10kmの組もやがて走ってきたがチャピ夫が来るまで待つ時間もなく、そこから港へ向かった。チャピ夫はでかいので来れば遥か彼方からでも確認できるんだがな。
高松築港でかみさんと再合流し、宮崎へ向かう、前に、うどん喰おう。
がもう。休み。たむら。休み。
坂出CCで預けていたゴルフバッグを受け取り、うーんどうしよう、やっぱりうどん喰いてえ。
なかむら。場所うろ覚えでみつからず。こんな時に限ってetrex不携帯だったりする。
山下。おおやっと喰えた。うごー、麺硬ぇ。
もう一杯行っとく? 小縣家の醤油うどん。大根が辛い。んー、締めに喰わない方が良かったな。
まあいい。
大野原から高速。17:30三崎は無理だけど18:30なら余裕っぽい。伊予から海沿いの下道。
今思えばこれが間違いの序章だったのだ・・・。
この時点で燃料系はEのラインの下。残り10Lあるかどうか。
長浜辺りで、「ちょっとやばいな」と思い始めた。三崎までまだ結構ある。18:30の船に乗れるか?
とりあえず先を急いでみた。佐田岬の根本で残り時間と距離が一緒。うわあ厳しい!
給油したいけどとりあえず三崎までは何とかなりそう。
ガラにもなく前の車を煽りながら佐田岬を爆走。どうやら前の車も同じ境遇らしい。しかしそれより前に隊長がいて微妙にペースが上がり切らない。
それでも出港時刻ジャストに岬に到着。前の車の人とわしと、飛び出して運送申込書に書き、書き終わると窓口を経ず隣に現れた切符切り係が切符を切ってはよ乗れって。往復切符だったので支払済だったしこの点はラッキー。
外に出ると、もう車は船に乗っていた。わしは走って乗船。その途端に蓋が閉まって出港。うおおスゲエタイミングだ。
JAF3回目
見出しで語っちゃったけど、
結局足りなかったのだ、ガソリン。
佐賀関で船を下りて、とりあえず最寄りのGSで入れようと臼杵に向かって南下。これで間違い確定。
臼杵まであと5kmの周りに何もないところで止まってしまった・・・。
じたばたしても仕方がないのでJAFに連絡。こんなことで呼ぶことになるとは。トホホホホ・・
40分くらいでJAF到着。ガス欠でなんてと恐縮しきりだが、隊員さん絶対に救援呼んだ会員を咎めないんだよね。作業も迅速だし対応もとても丁寧。
JAFの隊員こそ、ミッションを正しく理解した上で志願してくる人しか居ないだろうから、質が高そうだね。
いつも助かります・・。
とりあえず10L入れてくれたが、その後宮崎まで帰るに当たり、最寄りのGSも調べてくれた。
基地に問い合わせ、地元の業者(故障車を持込む修理工場とか)に問い合わせてくれたりして、結局この先臼杵にも営業しているGSが無い可能性が高いと教えてくれた。
臼杵を過ぎても期待できないので、一旦大分市内に戻った方が良いと教えてくれた。
素直にそうします。
佐賀関から直接大分方面を目指していたら、ギリギリで大丈夫だった可能性が高いんだけど、今回は状況的に結局ガス欠は避けられなかったのかもしれない。
一番正しいのは、フェリーを一本遅らせても佐田岬に居る間に給油するべきだったんだよね。
或いは高速降りた伊予市で入れるか。あの時点でEには達していたわけだし。
タンクが35Lしかないので、できるだけギリギリで入れたいっていう気分的なもんが障害になってるんだよね。
かといって予備タンク持つのもアホだし。そうそう旧クーパーS用のパーツで、右側にもタンクを付けられるのがあるんだよね(Miniはトランク内左に35Lタンクがあります)。右タンクを付ければ無敵の70L! これ以上トランク狭くなったら困るのでやらないけど。そこまで航続距離必要ないし。
何だかんだで2時間以上ロスしたんだな。
大分市内で給油後、延岡まで営業してるGS一軒も無かった。危ない危ない。
26:00頃宮崎到着。走行は丁度1000km。ちかれた。
ITOH Osamu/
Sachi/
Guest Book/
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