鳩との斗い

新居は4階建ての4階である。そして鳩が来るのだ。
入居時には鳩除けネットがベランダ側一面に張られていた。単身者独身者ならともかく、家族で住むのにこのネットは邪魔で仕方がない。窓からの景観は牢屋みたいだし、手摺りにベッタリ網が付いていては布団も干せない。

で、網取っちゃったんだな。
そして鳩との斗いが始まった。

来るのは1組のつがいで、朝7時前位に必ず現れて、クルックーとうるさい。


黄色いところがわしの家

ミソは、
  • 平行して2棟の集合住宅がある。
  • 南側の窓が2棟の間に向いている。
    いままでに断片的に聞いた話や、日々観察してわかった鳩の習性を基に対策を考える。
    鳩は、最初に一番高いところに留まるらしい。そんで見える範囲で安全確認をして、順次下に降りる。
    先に南側の棟の屋上に留まって、北側の棟の南壁を見渡してから北側最上階のベランダに飛来する。
    つまり一番良いのは、屋上に留まれないように細工をしてしまうことなんだが、それはちょっと大掛かり過ぎるね。

    ベランダに来るに当たって、留まるのは平らなところの一番縁なのだ。アルミでできた手摺りには留まらない。その下のコンクリートのベランダの縁に留まり、柵を潜ってベランダに侵入する。
    或いは、手摺りの両側にタダのコンクリートの柵部分がある。その上に留まってから中に飛来。


    内側から見た


    要は、この2箇所に留まれないようにしてしまえばよいのだ。

    ダイソーで、プラスチックの剣山みたいな鳥除けシート?も売ってた。
    CDみたいな光るモノや、磁石なんかも嫌うという噂もある。

    結局、第一弾として、テグスを張る方法を試してみた。一番安くて、景観的にも邪魔になりにくい。


    その後、早速鳩が寄ってきたけど、テグスに気付いて去ったり、留まろうとして引っかかったりしていた。
    それでも、無理矢理留まったりくぐりぬけたりできるようなので、明日にでももうちょっと厳重に張ってみるとするか。



    金御岳

    都城盆地の南側に小さい山がある。盆地なんだから周囲一帯山なんだけど上まで行ける山は少ない。
    金御岳はそんな中で盆地を見渡せる絶好スポットだった。標高はたったの471m。
    でも上まで行けること知ってる人、地元でも少ないんじゃないかな。


    頂上はハンググライダーが飛ぶ台になってる。
    中央の雲かぶっているのは桜島。
    実は盆地内からでも桜島見えることに気付いた。
    北西に霧島がよく見える。
    実は霧島というのは連山の総称でそういう山は無いのです。

    我が家は赤い屋根の左端辺りの方角かな。


    ここは穴場ですな。


    ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org