盛岡へ
両親には「川崎から東名乗って都内はパスする」と宣言しておりましたが、9:00頃川崎の実家を後にして10分後には何故かランド越えしてました。
ローカルすぎてわからんですなランド越え。
そして14:00頃。なぜか第2いろは坂を登っていました。
下道で時間かかりすぎてしまったので17:00頃西那須野ICから高速に乗り、20:30頃帰宅。
道の駅妻沼で
小金井→所沢→川越→東松山→熊谷と突き進んで利根川を越える直前の埼玉県は妻沼(めぬま)町の道の駅です。
出発以来はじめて見つけた道の駅で最初の休憩をしました。その時のことです。
今日もとてつもなく暑い日でした。
一服しながらボーっと見ていると、前方のテントでおばちゃん達が何か売っています。どうやらトコロ天のようです。
おばあさんが注文すると、タライからなにやら直方体の塊を木箱のようなものに入れ、デューッと押すと饂飩状に切られて出てくる、アレです。
この暑さの中、アレに酢を掛けてチュルチュルっとやるのは無性にそそられます。
「トコロ天下さい。」
そしたらおばちゃん達、大喜びしてしまって。「若い人がトコロ天頼むの初めて!」みたいな。
それから暫くの間、おばちゃん達のアイドルとして楽しい時間を過ごさせて頂きました。他の売りモンだった「焼きまんじゅう」とかタダでくれてしまうし、わしはわしでかき氷を追加注文してテントの中に座り込んで談笑です。
またいらっしゃいって言われても、ねえ。今後もう一度この道を通る確率は、1ppmくらいですよ。
携帯水没
群馬に入って桐生市内で最初の給油をしました。そこで水を借りて(返しませんが)全身にかぶります。
真夏のツーリングはコレに限ります。これで30分間バイクも冷房付きになるんです。
30分で全部乾いてしまいますけど。
ウハウハで再出発して、足尾から日光へ進みましたが、ハタと気付きました。
ポケットに携帯入れたまま水かぶってしまった・・・
まあ直接ぶっかけたワケではないし、大丈夫なんじゃないかな、と軽い気持ちで忘れて走り続け、中禅寺湖を見下ろす半月山の展望台で取り出してみると一応電源は入っているみたいです。やれ、良かった。
でもやっぱりダメでした。キーを一切受付けません。着信しているメールも読めないし、電源すら切ることができません。
一応、電源が入って正常に表示されていたということは、中身は大丈夫なんでしょう。じっくり乾かせば復活するかもしれません。
GTSにはダミータンク上に小物入れがあります。直下はエアクリーナボックスなんですが所詮エンジンの上です。異常に熱は籠ります。携帯はバッテリーを外して小物入れにぶち込み、盛岡までこの中でじっくりと干すことにしました。
結局、家に戻っても直ってませんでした。いえ、若干は改善して、電源のON/OFFと着信を取ることくらいはできるようになっていましたが、十字キーの真ん中の「set」と数字の456789が効かないので結局着信以外は何もできないようなもんです。
何日かかければ直るでしょうか・・・。
sports star
その半月山に登るワインディングの途中で、ガードレールにスポーツスターが嵌っていました。チャシって行ってガードレールと道路の間に挟まってしまったようです。
既に車が2台停まって救援していましたが、わしも手伝うことにしました。幸い怪我は無い模様。
ブレーキ痕を見るとどうやらスリップダウンではなくて、曲がるタイミングを失ってガードレールに目線釘付け一直線の後握りゴケ。という感じでした。当たり。
どうにか引っぱり出して、外したステップ類を復元し、自走可能なことを確認してお別れしました。
EXILIMで
音楽聞きながらだと疲労も全然違いますねえ。
普通のインナーイヤーヘッドフォンだと、相当大音量にしても微かにシャカシャカ聞こえる程度なんですが、今回は耳栓タイプの密閉型インナーイヤーヘッドフォンを使ってみました。
これだと、ベース以外は結構聞こえます。
1万円くらい出すと外音と逆位相の音を出してノイズキャンセルするタイプもあるようですが、バイクに乗っていて聞こえる音はヘルメットから骨を伝わって直接聞こえるのが多いようなので多分80%くらい無意味でしょう。別に電池が要るってのもNGです。
電池と言えば、開放型の耳に引っかけるタイプのヘッドホンにくらべると、耳栓タイプは倍くらいバッテリーが持つような気がしました。結構省電力なんでしょうねえ。
とはいえ6〜7時間くらいが精々のようで、今回みたいに片道10時間を超えるような時は何か別の方法が必要ですね。
GTS雑感
いくつか気付いた点をメモ。
サスについて
今回は出荷状態よりもかなり柔らかめで走っていました。確かに乗り心地は良く、細かい凹凸は滑らかに抜けてくれます。
当然加減速時のピッチングは大きくなるんですが、不快感はありません。挙動が掴みやすいのでリーンもしやすく、コーナーでもベタッと食いついてくれて曲がりやすく感じます。結果的に神経を使うところが減るのでロングでも疲労が少なくなるようです。
一方で超高速コーナリングでは微妙にリヤがヌルヌルと逃げるような気もしましたが、ツーリングペースならメリットの方が大きそうです。
この感覚が本当かどうか、一度元に戻して確認してみないといけません。
オイルについて
今入っているのはSilkolene Pro4 15w-50ですが、密かに交換時から感動がありませんでした。「あれ?こんなもんなん?」てな感じで、かなり硬めのオイルなのにゴリゴリ感が抜けません。
ところが、今回比較的熱的にシビアな条件で長距離走っているとフィーリングが滑らかになってきました。
このオイルはレースやスポーツ走行みたいにもっとガンガンぶち回すためのオイルだし、普通に乗るには実は硬すぎだったのかもしれません。
今度は10wに落としてみますかね。(←7年半55000km乗ってる奴の台詞か?)とは言ってももう一回分Silkolene在庫がありますが。
丁度交換時期になったんでした。どうすべか。
スロットルについて
ツキがイマイチで、滑らかに発進しにくいな。ということに気付きました。実際、今までと違う感じで激しくエンストすることが何度か。
てか、単にアクセルワイヤが弛んでる気がします。そういえば先秋のメンテ大会の時にもアクセルワイヤはチェックしていませんでした。
あとハイスロがあったら楽だなと思いました。まあこれは付けないでしょうけど。
ITOH Osamu/
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