h20(8日目)

今日はもう帰路です。釧路から苫小牧まで走りますが、札幌〜釧路と大差無いくらいの距離です。
観光なぞせずにさっさと移動してしまおうと思っていたのですが、やはり欲が出てしまい・・・・・

浦幌の海岸

釧路を出て、暫くは霧の中でしたが次第に晴れてきました。
R38から浦幌の海岸沿いの道道1038に入ります。一度は入口を見落とし通り過ぎて、1kmくらい戻ったのですが、道道に入ろうとしたら



がーん。
しかし、佐藤英孝さんちって・・・・


戻った道をまた戻り、途中の細道でなんとか厚内へ抜け海岸道路へ出れました。



いい感じ


波打ち際の上だけ霧がかかっています。



押すな押すなー



豊頃・ハルニレの木

高さはガンダムくらいでしょうか。



辿り着くまでが大変


良い雰囲気ですが、暑くてね。


昼飯喰いたくて大樹町の牛トロ丼の龍月を目指しましたが、なんか休みみたいです。どうも旅行中の食事運は昔からよろしくないです。
仕方無く、斜向かいの大樹の道の駅でカレーなぞ。カツカレー頼んだら「25分くらいかかりますけど?」とか曰いやがります。
わざわざ教えてくれるのはある意味天晴なんですが、ファストフードのコーナーでその仕込みって、アリなのかい?



襟裳岬

ずっと暑かったのですが、広尾を過ぎて山の被さった南東向き海岸に出ると急に涼しくなってきました。
襟裳岬に近づいてくるに従って寒いくらいになります。地形的なものとはいえ、すごい。



先っちょー



こんなとこだったんだねえ。


かなり天気良かったので、これはラッキーだったんだと思います。
歌の通り、何も無い寂しいところなのかと思っていましたが、確かに何があるってんではないですが、この雰囲気はイイですよ。
なだらかな丘のようでもあり、険しい岩場のようでもあり、大自然の神秘を感じます。



Loビーム切れ

襟裳岬を過ぎて、少し走ったところで、なにやら前車にライトが映っていないことに気付きました。スイッチはONなんですが・・・
襟裳岬に着く前に通ったトンネルでは灯いていたので、どうやらLoが切れたようです。いきなりHiを灯けたらアレなんで、前車が背の高いバンになった時にそっと近づいてHiが灯くことを確認しました。
これでHiも灯かなければFUSEなんですが・・・・、FUSEなら予備があるので一発で治るんですが、Loビーム切れは面倒ですねえ。

ここからライトが必要な区間は、今日の日没後と明日の日没後だけです。
今日、日がある内に苫小牧に着けば、明日の夜は人気のない八戸〜盛岡間の高速を走るだけなのでHiビームでもなんとかなります。
ダメならどこかでH4バルブ調達しなければならないところですが、どーでも良いバルブなら家にいくらでも転がってるしなあ。買いたくないなあ。
カー用品屋があれば高効率バルブも調達できますが、少なくとも苫小牧までは行かないと無いでしょうし、苫小牧まで行けるなら盛岡へ帰るのと大差ありません。そうと決まればここは何とかHiで凌いで、盛岡へ戻った暁には、HIDを買いたいと思うのであります。

つまるところ物欲です。ええ、欲しいですとも!



・・・・・・・結局、苫小牧まで着かずに日は暮れてしまいまして、これ以上無理!というところで厚真の道の駅に入って応急処置を施しました。



そこの植込み。
道を走っているだけでガンガン匂います。


荷物に含まれる僅かな道具は、車載工具以外には、パンク修理キット、プライヤー、針金、タイラップ、そしてビニールテープがあります。
ここではビニテでテーピングして多少なりとも迷惑にならないようにするだけです。
壁に向かってHiを照射し、いろいろ試行錯誤しましたがどうやっても光軸は下がらないですねえ。
今思えば、光軸そのものを下げればまだ大分改善できたんでしょうけど、まあここは本当に気休めで妥協です。


んで、多分それなりに迷惑をまき散らしながら、何とか苫小牧に辿り着きました。
旅も終盤。イイ感じにヤレてきましたな。



駒大苫小牧優勝

というニュースを何となく襟裳岬で聞きました。
今晩は苫小牧に泊まるんですが、


苫小牧は静かなもんでした。


地元の人が集まるような場所には行ってないのかもしれませんが、これでもかっていうくらい静かでした。

高校野球、正直どうでも良いです。
てか、いらん。んなこたクラブチームでやれ。



一応もらってみました



冷麺(番外編)

盛岡の、うまい焼肉・冷麺屋を探しています。
苫小牧ですが。

汚職事件^H^H^H^Hお食事券があったので、ロイヤルホストに入りました。
この夏、ロイホには何と盛岡冷麺というメニューがあるのです。


聞き捨てなんねえ


折角北海道へ来たのにロイホに入り、折角北海道へ来たのに盛岡冷麺喰いました。

果たして、



間違っても、盛岡冷麺ではない!


トッピングが違います。むやみに色々載っているのに、牛肉が無く、辛味(キムチ)もカクテキじゃなくて白菜キムチが申し訳程度載っているだけです。
あと、シーズンなのに西瓜が載っていません。

麺は流石にあのゴムみたいなやつでしたが、まあそうであれば少なくとも冷麺とは呼べるんですが、、、極めつけは、


ダシが違う!


盛岡冷麺のは、甘めの肉のダシなんだよ!
これじゃあ冷し中華の麺だけ冷麺にしたみたいじゃないか。

こんな出鱈目な盛岡冷麺を出しても、盛岡の人が怒らないのには訳があります。



盛岡にはロイホは無いんです。


仙台より北の本州には、無いんだよ。


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org