津軽20(1日目)

3連休です。かみさんが所用で居ません。では、走りましょう。

10:00頃出発。



いきなり仙岩トンネルは片側通行で10分待ち。



田沢湖です。



秋田内陸縦貫鉄道と平行したR105。
情緒豊かな風景が続き気分はプチ鉄ちゃん。



平野部になると、鮎を釣る人々。



稲刈りも始まりました。
手順、積み方が九州と違います。


白神山地を縦貫する秋田/青森県道317を通ろうと思います。
この道は手持ちの5年前のツーリングマップルではダートが25kmくらい含まれるのですが、峠の前後は2車線に改良済みになっているので、それから5年、そのアプローチ部分も改良された可能性が高いと思って行ってみることにしました。
仮に未舗装だとしても改良待ちの県道ならそんなに荒れていることもないでしょうし。



そしたら、通行止めですよ。


舗装は進んでいるのに。
ここから戻ったら随分予定が狂います。
でも折角白神山地まで来たので、行けるところまで行ってみることにします。



これより白神山地の表示。



チョー奇麗!



景色は神々しさを増します。


その後未舗装路にさしかかったので、戻ります。
どうせ戻らなければならないのなら、何もダートを行く理由なんて無いです。


ぐるっと迂回して、日本海側のR101に平行する広域農道。



よーく見ると、水平線だ!日本海だ!


更に北上。
本当は今日は津軽半島の先っちょの竜飛岬のキャンプ場まで行きたかったんですが、とても無理すね。
どこか手前で探さなきゃ。



とか言いながら、寄り道。十二湖です。
紅葉が始まり始めています。日本語が変。


鰺ヶ沢で焼きイカ食べたかったけど、夕方になってしまって出店はみんな閉まってます。残念。
津軽半島にもあるみたいなので、明日ありつけるでしょう。


津軽半島の根元に近い海岸の、屏風山の家のキャンプ場になんとか辿り着きましたが、町営の施設らしく屏風山の家もろとも廃墟になっていました。
水も出ないのでは野宿のしようがありません。間もなく日没ですが、先に進むしかないです。

なんとなくパラパラと降ってくるものがあります。
明日の午前中くらいまでは大丈夫のはずなのでは? でも降られたら万事休すです。せめて濡れる前にテントくらい設営したいというもの。

次に十三湖の中の島のキャンプ場に着きました。日は暮れていますがこの際寝場所が確保できればよいです。
管理棟が閉まっていたので、勝手にテントを設営します。他の家族連れとかも居てそこそこ繁盛してました。


小降りですが、雨は続きます。
寝るにはそこそこ快適そうですが、晩飯の調達もしていません。
近くに店は無さそうな雰囲気ですが、なんとか買いに行かないと。

しばらくするとほぼ上がったようだったので、10km余り戻ったところの旧車力村の温泉に行きました。ここは湯温が高くて良いです。凄く濃い感じ。あったまります。
塩分が高いようです。
300円で、なかなかオススメできます。石鹸類は要持参です。

20:00過ぎ、帰りは道を変えて県道12を走ってみましたがコンビニすらありません。
やっているのかやっていないのか微妙な雰囲気の食堂があったようななかったような。

酒屋だけ何軒か営業していたのでとりあえずビールとパンをゲット。御飯モノは酒屋に無いので。
ここから先にまた食堂があればパンは朝に回して・・・と思っていましたが結局その後店らしいものは(数件の酒屋以外)無く、テントに戻ってビールパンの晩飯となりました。
ま、風呂入れたし、喰えただけいいか。
九州じゃ喰いっぱぐれ野宿が多かったからな。風呂もなかったし。


雨音を聞きながら就寝・・・・。



Tips
十二湖と十三湖は全く関係ありません。
十二湖は白神山地の西側、崩山から12個の池が見えると言うことで。全部で33個の池があるそうな。
一方の十三湖は津軽半島の西岸の真ん中程にある大きな潟で十三港(とさみなと)として恐らく奈良時代以前から栄えた奥州の要所でした。今はこれでもかっていうくらい寂れてますが。


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