津軽20(2日目)

うわーん雨だ!

一晩中微かな雨音がしていたようです。天気予報のバカぁ。
それでもここまで来ました。気を取り直して行くところまで行きます。
ラジオでは午後は多少回復するような言い回しだし。

竜飛岬へ向かうR339竜泊ラインは、天気良かったらすげーイイ、と思います。道も奇麗で広くて、ワインディングもイイ感じで、多分景色も凄いですよここは!


でも暴風雨で視界30m


これは怖いったらないですよ。
もし昨日龍飛まで辿り着いて、龍飛崎のキャンプ場に泊まっていたらテントごと飛ばされていたかもしれません。昨日はアレはアレでラッキーだったのかも。神の思し召しか・・・・。
そんなこんなで半ベソかきながら竜飛岬にたどり着きました。バイクはバックできませんからー。関係無いす



ここに階段国道があります。


有名になってしまったので、必然性無いのに階段のまま整備したみたいで、ちょっとアレです。



灯台のところから。
北海道が良く見えるらしいですが、10数メートル先の
アンテナレドームすら霞んでます。



お約束の、歌碑。
ごらんココが竜飛岬北のハズレよ〜♪



こっちが本当の最北。あの岩の向こう。
灯台からは数百メートルあるかな。



青函トンネル記念館

この天気では何処へ走っても知れたもんです。
今日はじっくりとインドア系で楽しむことにします。


まずは、中のレストランでシャツ乾かしながら朝飯。
イカ刺しと海鮮のラーメン。三陸で喰ったのと同じ、ウニとか入ってる塩ラーメン。結構隙だなこれ。



このケーブルカーで海底トンネルまで潜ります。



だそうです。


展示は、工事の苦労と技術の発展に終始します。鉱山学科卒にはチト感じるものがあります。
専門用語もバッチリ分かるし。「切羽」をすぐに「きりは」って読めるだけでもね。



青函トンネルを新幹線が走るの展示。


戦後間もなくスタートしたプロジェクトながら、ちゃんと新幹線が通せるようにできてるわけです。
もちろん、調査期間が長くて、着工した頃には新幹線は存在してたわけですが。
東北新幹線も八戸の先がだいぶ掘り進んでいるようですし、そう遠からぬ将来のことと現実的に感じられます。がんばれ!


3時間も居て隅々まで見ましたが天気は回復せず。
とりあえずまたフル装備で今度は青森方面に南下することにします。

そういえばまた携帯が濡れて使えなくなりました。またバラして接点を良く拭いてみましたが、直りません。
朝はウォークマンが結露したのか動かなくなっていたし、踏んだり蹴ったりです。



三内丸山遺跡

青森市街を迂回しつつ、もう一つのインドア系として三内丸山遺跡に寄ってみました。ココの凄いところは、


無料です!


こういうアカデミック系のって、やっぱり金払ってまで入りたいと思わないですよね。
でもタダなので繁盛してました。内容もすごいねー。ただの発掘現場ではなく、壮大な古代文化実証実験場になってます。


わしはもっと機能的な建造物だと推測しますが。


古代人を見くびってはいかんよ。もっとすごい技術と高度な社会性を持ってたと思うし、かといって単に精神的なモニュメントみたいな余計なもん作ってる余裕はない。それが今で言う宗教のようなもが絡んでいたとしても、もっと政治的、あるいは軍事的に意味のある機能的なものだったに違いない。とわしは思うのであります!!!


さて、熱くなってしまいましたが話を戻しましょう。
ここには近々美術館ができるそうで、相応の施設ができてます。レストランも物産館もあって、タダで来た客もそこそこ金を落とすようになってます。この手の経営としては凄く正しい、と思いました。
そのレストランで遅い昼飯です。


発掘丼


うまかった。
古代米のドンブリの中に、何が出てくるか分からないという謎のメニュー。良く味付けられた山海のネタがいろいろ出てきてよかったすよー。
そういえば、「はまぐりが発掘されたら栗ソフトサービス」て書いてあったけど、出ませんでしたね蛤。残念。

ここで、15:00。
南下しないと天気は良くならなそうだし、もう一泊どこかで泊まって走り続けるか迷った末、好転する保証もないので今日でこのツーリングを終えることにしました。
R282全線制覇で一気に帰ってきました。

なんか散々だったような・・・。
でも津軽良いところでした。リベンジを誓います。


落札

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ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org