久々雑誌なぞ

須賀川出張中です。

バイク雑誌なんか買うの何年振りだろう? 7年以上そんなもん買ってないんじゃないかな。
やはり出張中に暇潰しにモトメンとか買ったことはあったけど。


ところで、今日買ったのは別冊Motorcyclist。今月号に

GTSが載っている


と言う情報が入ったので、


巻頭の特集で「時代が追いつけなかった 早すぎたバイクたち」と称して、そのトップで堂々の5p!
てなわけで買ってみたけど、記事の内容は「また作ってYAMAHAさん」みたいにうまいこと書いてあったんですが、読んでいる内になんか違和感を覚えてしまいました。なんつーか、こう、

ちょっと乗った位でテキトーな事書きやがって


ま、正直そんな気分ですわ。
雑誌なんて古今東西そんなもんなのは百も承知ですが、やっぱり当事者(何が?)になると感じ方違うもんですなあ。車両は磐田の某氏(わしの知らん人)の所有車というけど、ちゃんとオーナーから話聞かなかったのかなあ。
いや、見たところ所謂エセ日本仕様(赤男爵で販売された超初期型)なんですが、13年経って走行2万キロって、全然乗ってないですなあ。オーナーもロクに解ってないんじゃないのかなあ。でも取材対象車両としては丁度良いかもしれません。初期型で、タイヤサイズまでノーマル(F130/60ZR17というあまり無いタイヤサイズなんです)の、純正でしか手に入らないD202をいまだに履いているように見えますし。何といっても綺麗にしてますよこの方。

テキトーな記事書いても、今更新車が手に入るわけでもないので誰の損にもならないわけですけど、ちょっと手抜きですなあ。
だいたいですね、ある程度真面目にGTSの取材するなら、

わしんとこに断りが無いのはオカシイ!


うそうそ。それはウヌボレが過ぎます。^^;
でもねえ、本当に聞いてくれれば木箱入りの新車保管してるオーナーくらい紹介できるのに。初期型じゃないけど。
構成にはケチつけないから校正くらいしてやったのに。



てなわけで正誤表付けときます。w

箇所
p27上段囲みだが、YAMAHAの思惑は外れて欧米、オーストラリア市場での人気を得ることができず、改良を加えられることもなく'97年に販売終了。総生産台数は6000台未満と言われている。 わしの98年式は贋物だってのかい? ちゃんと1999年まで販売されてました。しかも98年式からの改良点もあります。キーシリンダーとエキパイ! エキパイなんか集合部までが2重管になるという大改良ですよ。細かいところでは超初期型以外はFスイングアームにプロテクターが付いてます。
販売台数は知りません。
p27本文2段目エルフ500は優勝することはなかったが、そのシステムの半分である“片持ちスイングアーム”はホンダによって実用化され、レーシングマシンだけでなく、RC30やVFR、NSR250Rといった市販モデルにも多数採用されることになった。 そのエルフ500のフロントを実用化したのがGTSで、ちゃんとFスイングアームに“Project of YAMAHA / elf”って書いてあります。んで、フロントも“片持ちスイングアーム”なので、リヤのことという前提で“片持ちスイングアーム”って記述するのは、少なくともGTSの記事の中ではオカシイだろ!?
p28主要諸元オイル3.2L 2.7Lじゃが。
p28本文3段目右コーナーはまだしも、左コーナーでは意識的にハンドルグリップを前に押す、逆操舵の操作が必要とされる。 そんなワケない。個体差で左右非対称に感じるやつもあるようですが、多分タイヤのせい。タイヤの状態の影響は受けやすいバイクだとは思う。
p29本文2段目スロットルのオン・オフでガツンッとくる、いわゆるドン付き現象が気になる。 スロットルワイヤを調整して、バキュームの同調取って、チェーンちゃんと張って下さい。
確かになりやすいけど、良い状態なら言うほどじゃないはず。


いえ、まんず特集してくれてありがとさん。 > 八重洲出版

20マップル更新

ツーリングマッ時代から必要分だけ買い足し続けて11年の歳月が経ち、昨年北海道版を買ってようやく(一応)全国分揃っていたんですが、遂に東北版を買い換えてしまいました。盛岡へ来て1年間、2000年版のを仕事でも使っていたんですが、書き込んだ情報量もあってなかなか更新できずにいました。高速道路の延長や市町村合併なんかは流石にもう騙し切れなくて、限界でしたね。

でもまだ関東・中部はリング式で、関西なんかマッです。はい。


ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org