とりあえず現地で酒飲んだら帰って来れないので、泊りがけでうまいもんを喰いに行きました。目標は三陸です。
とにかく安い宿を探し、その近辺で美味い店を探すという変なアプローチで計画したところ、宿は釜石になりました。観光地でなく、企業城下町なので休みの日には穴場です。2人で朝食付きで5500円くらいとかいう有り得ない値段で泊まってしまいました。
おおはさま。エーデルワインのお膝元です。
ここではまずワインソフトを頂戴しました。
はっきり言って、やめといたほうがいいかも。
微かに葡萄系氷菓子のような味もしますが、それ以上でなく、その混ぜ物のせいなのかクリーム感がなくなってサクサクとした食感のつまらないソフトクリームになっちゃってます。とりあえずもし次に食べるなら普通のバニラからだな。それでダメならさいなら。
遠野物語の遠野です。ドントハレ。
ではなくて、遠野と言えば、
なんですよ。知ってた? もちろんこっち来るまでわしも知りませんでした。
でも北海道に並ぶジンギスカンの名産地、というか大消費地で、遠野で焼肉と言えば羊、遠野の人は一人一枚Myジンギスカン鍋を持っているという噂です。試しに職場の遠野出身者に聞いてみたところ、
という返事が返ってきました。恐るべし。
ジンギスカンバケツなんぞというモノもあるんです。御当地ではちゃんと売ってます。
その遠野が丁度通り道でしたので、遠野ジンギスカンの元祖だという「あんべ」に行ってみました。
岩手県内どこでもスーパーで冷凍ラム肉なんかは売っているんですが、こういう銘店では「生ラム」に拘ります。生のまま輸入だそうな。昔は地元産の羊がちゃんとあって、だからこそ食べたらしいのですが、食い尽くしてしまって今ではどこでも輸入もんらしいです。仙台の牛タンみたいなもんですな。
ところで、とても美味かったですよ。
ラムモモとラム肩ロース食べたんですが当然のように羊臭さはほとんどありません。いえ、羊の味はしますが全く臭くないというべきですか。
脂が少ないので淡白な感じです。ここまで食べやすいなら次はマトンで行ってみてもいいな。
そんな昼食。
そのまんま釜石に行っても早すぎるので、気仙沼方面へ下ってから沿岸を北上することにしました。
途中で室根山に登ってみます。山頂まで車で行ける軟弱山。
気仙沼か大船渡の港辺りが一望できるはずなのに。
周辺の牧場でも馬一頭しかみかけなくてちと残念。ていうかまだ山の上の方は普通に雪残ってますし。
今日の目当てはココだ!
鉄人と勝負したらしい大将の店。
適当に頼んだらすげー量が多くて喰い切るの必死でした。メインを「かぜおにぎり」(焼うにをまぶした御飯の大団子にさらに焼うにがタップリ乗ってる)にしたんですが、下手な丼飯より御飯の量が多いぞ。固まっていて密度が凄いし。それに刺盛りと時鮭のカブト焼。かみさんは生海胆と鮑と帆立の丼。もちろん地酒も!
ぼたんえびの頭が透き通ってるよー。ねっとり、もっちり、ずぎゃー! 大トロは噛まずに無くなってしもーた!
食べ過ぎです。
金額も立派です。二人で14000円くらい喰いました。うほー。
そのために宿代ケチったのさ。
また来たい。
ええ来たいですとも。絶対また来てやる。 昼の部でいいから。ちょっと弱気
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