朝、秋田市民市場へ行ってみました。普通にナイスな市場です。青果物・乾物・魚介・他・・・
旬に突入した「鰰(ハタハタ)」の箱売りが目立ちます。みんな「ブリコ」て書いてあるので、ハタハタってブリの小さいヤツなの?と
一瞬混乱しましたが、勿論そんなわけないです。ハタハタの卵がブリコです。つまり「子持ち鰰」てことですな。
ハタハタが流通していない地域の人間にはわかるわけ無いです。
ところで目当ては、市場内に店を構える「三角そば」。中華そば屋なんですが。
そしたらやってませんでした。朝早いし、まだ開いていないのか、休みなのかも分かりません。いろんな情報を見ても、結局時間も休みも不定っぽい・・・。
結局、同じ市場内にある食堂で朝飯。しかも失敗でした。くそー。
イクラ丼!イクラの下に炒り玉子を敷くな!
これじゃイクラの味がわかんねえよ!
ってか、この値段でこのイクラの量はねえだろ。
最悪。
ところで今日は一日フリーなのでレンタカー借りてみました。用意されたのは大発BOON。豊田Passoと同じ車でつね。
1000ccで4WDで予想以上にパワフルで当然スタッドレスだけどキビキビ走る。ナビもETCも付いてる。いらんけど。
「大作りな軽自動車」みたいな使いやすい車です。満タン返し実績で、燃費18km/Lでした。良いよね。
話を戻して出かけた所を。
博物館の存在自体一昨日知ったくらいのところですが。
大潟村。今年だけで3回来ました(通っただけ)ね。でも、八郎潟の干拓事業って、話は知ってたけど、実際に目の当たりにして寒風山から全体を見下ろしたり、地元出身の先輩の話とか聞いたりするとグッと来るものもありましてね。
干拓の巨大プロジェクトは今でこそ米剰りや環境関係の話もあって結果的に評価も厳しいんでしょうけど、やった内容は凄いと思うのよ。
その辺の所やっぱり知りたいなと思って。行ってみたんですよ。
こういう所って、仕事中やツーリング中じゃ来ないもの。
たまたま無料開放でラッキーでした。(通常300円)
「無洗米が普通の米より美味い」の展示がよかったなあ。
無洗米て東北ではほとんど普及してませんが、米所で美味いのが当然なので無線舞は邪道視されているんでしょうか。
がんばれ無銭毎!
また来てしまったよ。
でも今日はレストハウスのある頂上じゃなくて、妻恋峠から反対側(南)に登った、「姫ヶ岳」の方に行ってみました。妻恋峠からは、徒歩です。
200mくらいしかないのでヒョイヒョイ登り始めたものの、結構急斜面ですぐに息が切れました。がっくり。
今日は曇で、流石に鳥海山までは見えません。
本当に男鹿半島はどこへ行っても「なまはげ」だらけです。男鹿から「なまはげ」を取ったら少々の「鰰」と「しょっつる」以外何も残りません。
そのくらい言っても過言でないくらい男鹿半島は「なまはげ」でできています。
寒風山から西へ降りて「なまはげライン」を通ってその先に、なまはげ館・伝承館はあります。
なまはげに関する展示物類はなまはげ館で、なまはげ実演は伝承館で見れます。これが別料金。しかも冬は高い!
まあいいんです。こんな時じゃないと(以下略)
いえ、失礼。内容はとても良かったです。
なまはげへの想いというか、伝承されてきた重みというか、そうなった必然、その陰にある独特の神々しさですかね。
映像を見ていて思ったのは、面を着けて「ケデ」を纏うと、本当に降臨したようにも感じられます。イタコが霊を降ろすじゃないけど、「神」が乗り移るみたいなね。
そして荒々しくも神事らしい儀式的な身のこなし。
なぜかわからないけど、映像を見ながら涙が止まりませんでした。つくづく泣くツボがずれています。
わしの前世は何だったんだろう?(飛躍しすぎ)
実演の方は迫力はあるけど別になにも感じないのですが??
例によって昼飯喰うタイミングを逸しまして、そもそも男鹿で飯喰えるスポットも少ないのですが。
そして、専ら海鮮系中心の男鹿半島で、余り和食な気分でない・・。んで水族館にはレストラン目当てで来たのです。
ガイドにも載ってた「ハタハタのペペロンチーノ」食べました。普通に美味かったです。ハタハタらしさも出てたし。
食べ終わったらもう夕方も迫った閉館1時間前とかです。
水族館の中まで見るかどうかは決めかねていたのですが、入館料も値下がり(1000円→800円)となったので、駆け足で中も見ることにしました。
そんなに大きくはないけれど、まずまず良いですね。水族館は子連れか、おデートでなければ、、という先入観もあるけど、独りで耽るのもオツなもんです。動物園より博物館に近いような。
あ、先に書いた「ブリコ」の蘊蓄はここで仕入れました。役に立ってるじゃん。
イイ感じに日も暮れて来て、本日のクライマックスは男鹿温泉です。
当初、週末はずっと男鹿温泉に泊まり込んでのんびりするか?とか考えていたのですが、宿が高すぎて手が出なかったのです。
実はこの時点ではあまり風呂気分ではなかったのですが、帰るには半端な時間だし。週明けに「男鹿温泉行きましたぜ、先輩!」とか言いたいしな。
それで目を付けていた元湯雄山閣の風呂を借りました。600円。
一言、
ちみもゆけ。
ガイドには書いてないけど、ここの風呂、水平に延びたパイプの口から間欠泉の様に激しく噴出する源泉そのまんま!
湯は石灰質で、噴出した湯が直接かかるところは析出物でこんもりと山ができています。
露天風呂に至っては、析出物の鍾乳石みたいなのがそのまんま湯船だぁ。巨大な硯みたいになってるの。
そして、異常に体が温まりますこの湯。
大きさは大したこと無いけど、今まで行った温泉の中でも一番「効く」部類です。
さて帰る。
19:30に車を無事返し、駅ビルで夕食。わっぱめし。
平日大変なので、昨日今日は休肝日にしてますが、ちと飲みてー気分だなー。我慢。
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