初冠雪

今日も寒かった。
岩手山は初冠雪らしい。初めて知ったのですが、下から目視できないと初冠雪って言わないんですね。つまり、降っていても雲の中で見えない内は初冠雪にならないということです。


明日の最低気温は4℃だって。
この2週間ものすごい勢いで気温が下がってます。


豚に真珠

ひょんたなことから、ティレル号(18歳)にDURA-ACEが付くことになりました。


DURA-ACEですよ!奥さん!



チャリダー以外にはわかるわけが無い。説明しよう。
デュラエースというのはですね、世界のシマノが創る世界一の自転車用コンポですよ。コンポじゃ解らないすね。ブレーキ、ディレイラー(変速機)を始めとする自転車用のパーツセットをコンポと称します。
そんな中、圧倒的な技術、精度、タフネスで世界の自転車レースシーンをリードする最高のコンポこそデュラエースです。フルセットで自転車に組み込んだらそれだけでン十万になってしまう高級パーツ。


ことの起こりは、まあホンの出来心といいますか、大人になったのか不精になったのか心が折れたのか、ティレル号の通勤スペシャル度を更に高めるためにドロップハンドルをバーハンに変えようと思い付いたのです。つきましては関連パーツを収集しているところでして、ハンドルバーやらブレーキレバーやら、一般的なパーツはそんなに苦も無く手に入るわけです。それにしても自転車パーツってのは安いねえ。高級品ではないとはいえ、NITTOのバーにシマノのレバー、あとワイヤー類とか、OGKのグリップ(OGKはこっちが本業ですよ。「大阪グリップ化工」ですから)とか、それなりにメーカー品で材質も仕上げも申し分ない。それなのにレバー左右で600円台、バーも1500円しない。いろいろ集めても3〜4000円で済んでしまいます。これだけのクオリティのパーツがこの値段って、、、自転車業界って一体、、。
スーパーなんかで数千円で売ってる自転車に付いてる(見るからにやばそうな品質の)パーツなんて一体いくらなんだ?恐ろしくなります。まーこれらがあまりにも酷いのでBAAとか発足したわけだけど・・・。


おっと話が逸れました。
で、そこらで揃わなかったパーツを探して、スポーツ車をメインでやってる自転車屋さんに行ってみたのです。
探していたパーツは、「ダウンチューブのシフトレバー直付台座に取り付けられるアウター受け」。まさに古いドロップハンドル車をバーハンに変えるためだけにあるような微妙な目的の小物です。

そしたら出てきたのがデュラエースだったんです。これはビックリ。

正確には、デュラエースのラインナップには含まれないけど、デュラエース仕様のレーサーが使うための相当品クオリティのパーツだという感じで理解しましたが、、
ツールドフランス7連覇のランス・アームストロングがヒルクライムで使用していたという・・
まあ、これ以上の薀蓄はやめましょう。
全部今日知ったばかりのコトです。
とほほ。



ネジはM5くらいのサイズなので、大きさは想像できますね



こんなのが、2000円以上しました。
他のパーツの値段と比べると!!!

でもコレ、よく出来てます。右用はクイックアジャスターになってるし、左用もアジャスタスクリュの穴はアルミにネジ切っただけじゃなくて内側にスチールのコイルが嵌まっていて磨耗で山が潰れないように補強されていたり、レースで絶対に壊れない、そして勝つための工夫があれこれ。(穴の縁にバリが見えてるのは御愛嬌)
究極の機能美でこんな小物見てるだけでも楽しくなるね。

今までティレル号に付いてた最高級パーツはアルテグラ(DURAの下のグレード)のブレーキシューですから、うーん感慨深いなあ。

オフシーズンの楽しみと思っていたけど早く組みたくなってきたぞ。



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org