2号ブレーキその後

細々といろいろあるので、様子見とダメ出しを兼ねて2号で通勤しています。

んで、些細な問題はヒーターの効きが悪いこと。零下だとフロントガラスの曇りが取れないす。
視界が悪いまま凍結路を走るのは非常に危ない!


そして本題。
今日の帰り、ボデーにこびりついた氷雪は昼間微妙に融けてそのままシャーベット状に貼り付いています。地面は凍り始めてる。今日は割と暖かかったんだな。
冷え込みが弱いからかエンジンは一発始動。珍しい。チョークに洗濯バサミ2本掛けも効いてます。

窓の曇りも大したこと無いので暖気もほどほどに走り出します。
そして構内のカーブの手前、最初のブレーキ。


スコーン!



うえええ! 効かねえ!
ペダルのストロークとんでもなくがでかくなってる。底近くまで踏み込んでようやく減速。

良くあるピストンが戻っちゃって一時的にストロークがでかくなる現象かなと思って、停止時に何度かグイグイ踏み込んでみますが改善なし。そらそうだ。2号は4輪ドラムなんだってば。
それどころかさらに底寸前まで行くようになっちまったい。

サーボのバキュームが効いてない?そういう感触じゃない。踏み込み自体は軽いし。チョークの戻し忘れとか関係無いよねえ? ホントに関係ありません。
後で判ったのだが、2号にはサーボも無いのだ。わははわはは。

それでも奥まで踏めば効くみたい。ちゃんとロックしてる感触もある。とりあえずは止まれるか・・。
それから最悪の場合に備えてサイドの効きも確認。こっちも効くね。
エンブレは強力なので、街流す走りならブレーキ踏む必要はそもそも殆ど無いし。


何とか帰還。
ヘインズマニュアルで構造を再確認してから実車チェックと考察。
恐らく、ですが、ブレーキ系統のタンデムサーキットの内、片方が死んでる。

ボンネットを覗くと、フルードがめっちゃ減ってます。なるほど。
整備はロクにされて無いはずだけど、フルードくらいは納車時には満タンだったはず。それが1月足らずでここまで減ったとすれば漏れてるしかない。でもボンネットから見える範囲では漏れは無いようです。ふむ。

急に底まで行っちゃった理由は、フルードが減ってリザーバから補給されなくなって、タンデムマスターの上側がスカスカになったからと想像できます。
それまでは、とりあえずフルードがあったので漏れつつも多少は効いてたんだろうけど。

そこまで考えると、これまでのブレーキ踏むと左に曲がっていくというのも合点がいきますな。
タンデムの上側サーキットが右前−左後系統で、下側が左前−右後ろだとすればそういう挙動になるはず。実際の配管は未確認です。

ブレーキで曲がっていく現象は納車時に車屋が既知の不具合として指摘していた部分であるから、原因がフルードの漏れならクレーム扱いだね。
まあ今日は定休日だから武士の情けで電話はやめとこう。

フルード足して再現テストやっても良いけど明日以降車屋と話してからだなこれは。
幸い明日は車で出勤しないし・・。


とまあ、原因はまだ予想ですが、真相や如何に!?
つづく!!



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