2号シート完成

昨年12/15に外していた2号のシートですが、密かに修理を進めておりました。
別に大したことしたわけではなくて、嘔吐バクスで汎用のビニールレザー製シートカバーを買って来てちょっとサイズを詰めたりしただけですが。(やってくれたのはかみさん。thx)
あと座面のヘタリや破れ傷みに対して低反発マットを仕込んでいます。これも嘔吐バクスのワゴンセールで1枚100円だった傷物座布団です。



左が今回外した1号の。右がカバーをかけた2号の。



下の方、カバーからはみ出て元のくすんだ青が見えてますが取り付ければ目立たないところなので気にしません。
ま、質感も仕上がりも所詮5000円ですよ。


バキュームホース

エンジンが止まる件についてもあれからいろいろ考えています。
その中で、一つ確認すべき点が見つかりました。いや、ちょっと違うな。確認すべき沢山の箇所の内、一つを確認してみることにしました。

ベルト交換後のストールの症状を整理すると、
(1)ガス欠のような止まり方
(2)ぶん回した後(でも直後ではない)
(3)その後は問題ない
(4)タンクのホースは外れていた(タンク負圧は関係無い)

似たような症状として、バキュームホースに問題がある場合というのがあるらしく。
キャブのところから負圧を取ってディストリビューターのところに持って行き、ダイヤフラムを介してポイントを進角させる。そのホースがバキュームホース。
こいつの両端のプラスチックキャップがダメダメ君でよく亀裂とか入るらしいのです。そうなると、負圧が伝わらないので高回転時に十分に進角せず、ミスファイヤで失速する。
いや、これはおかしい。高回転はすこぶる絶好調でその後の低回転がおかしいのです。

それから当初からの症状で、軽く煽った後にそのままストールするっていうのがありました。バックで車庫入れみたいな時にブオブオやってるとそのまま止まっちゃう。

無理やり関連させて考えると、回転が落ちた時に失火という部分が括りだされるわけです。(既にうそくさい)
これをさらに点火系と関連させると、ポイントのプレートの動きが渋くて、進角はするけど戻って来なくなることがある。とかそんな考察ができるわけです。

では確認。


問題のキャップ(デスビ側)には見事な亀裂を発見。



んー、ここで負圧漏れがあると逆に説明がつかないんだけどな。まいいや。問題は問題なのでfixの対象です。



反対側(キャブ側)は対策済みたいだな。



純正のキャップらしからぬもので繋がってるということは、以前に誰かが交換したということですな。
亀裂とかはありません。

次に、本題である進角の具合を見ます。



デスビを開けてみる。



ここを開けてしまうと当然エンジンはかからないわけで、動きを確認するためにはダイヤフラムに適当なホースを繋いで口で吸って、作動状態を確認するわけです。
ちゃんとプレートが動いて進角します。結構強いバネが付いているので力強く吸わないと動きません。
ダイヤフラムも穴開いてないし、進角もスムーズに行われているようですな。仮定した引っかかりもありません。そもそもそんなデリケートな作りじゃないや。バネも強くて簡単動きが渋くなるようなところでもなさそうです。油切れもなさそうだし・・・。
異常無いならそれはそれで一歩前進なのでいいんですが。
軽く注油して元通りに閉めました。

密かにここまでの作業に工具は要りません。
グリルもデスビキャップも素手で取れるし。


さて亀裂の入ったバキュームホースキャップの代わりには



こんなん作った。



説明は要らないすな。



とりあえずこれでok。



エンジン掛けて、キャブんとこで直接煽っただけですが、心なしかツキやらフケやら良くなったような気はします。
でも戻すとストールしそうになるのは変わらず。

どういう条件で再現するのかまた確かめなくちゃなんないな。



夕刻、外したシートを届けに車屋に行きました。
いろいろ作戦を練ってます。



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org