今週は単身なので今日は台風15号忍び寄る雨の中長靴履いて近所に晩メシ喰いに行きました。
まずは8月上旬までの単身期間に3度位行った熊大裏のイタリアンParadiso。学生が多い場所柄ではありますが妙に安いのです。そしてとても特徴あるメニュー。イタリアンなんですが一癖ある品ばかりで、しかもメニューは少ない。ディナータイムは客も少ない(爆)。のでいつもカウンターに座って既に顔馴染みです。ラム話がきっかけだったかな。「ラム珍しいでしょ?」って言われて、岩手のジンギスカン文化を紹介したりとか。
ここで1000円以上食べるのは困難です。いつもは店主おすすめでわしもお気に入りのラムのソテーなんですが、今日はラムカレー行ってみました。具はラムだけ。というカレー。ラムの肉出汁にチャツネとクミンが効いていて超美味かった!でも喰えない人は喰えないな。
ところがこの店、値段も安いが量も少ないのです。かといってもう1品頼むには組み合わせが微妙。
セットで出るコーヒーが自家焙煎に変わってました。雑味が無くてほんのり甘くさえあります。巧いな。
てなことで、何軒か隣の割と最近回転したっぽいペルシャ料理屋Pardisに行きました。もしかして店名の意味同じかな?
夜なので窓越しに店内が見えて、客がいないことは良くわかりました。そして店のオヤジも現地人ぽい。密かにさっきParadisoで店主から「Pardisでは本物のラムのケパブが食べれるよ」って聞いたのでした。流石にラムの後にまたラムもナンだなと思っていたのですが、入口にいあるサービスメニューを見たら今日は牛挽肉のケパブだったので迷わず入ってみました。そして迷わずカウンターへ。
年配のオヤジはどうやらイラン人で(そらそうかペルシャってイランだよな)、今回の来日は昨年からだけど10年前まで10年間熊本にいたらしく日本語も上手です。時々わからない単語があるようで、わしが教えたのを一生懸命メモしておりました。
食後に、奥からメニューに無い手作りの「私の大好きなアメ」というのを持って来て分けてくれました。固まってないキャラメルのようなクッキーのような。「ナッツみたいな味だけど何で出来てるの?」「○○とナッツとバターと砂糖。」「ナッツの前は何て言ったの?」「flour」「ああ小麦粉!」「なんですか?ko-mu-gi-ko。(メモメモ)」みたいな。
あとはスパゲティの話の中で「Seafoodは何て言うの?」「魚介類だろうけどメニューで使うならシーフードのままの方がいいと思うよ」「Seafood-mixだけど魚以外の海老とか入ってること伝わりますか?」「大丈夫。日本ではそういう意味で使いますよ。」とか。
気になるお味はですね、もっと味の濃いスパイシーなヤツを想像していたけど、かなりあっさり薄味でした。素朴な味わい。でもこれ後でまた食べたくなるかも。米はインディカ。久々に食べました。ラッシーも話題になって飲んでみました。「塩が入ってるんです。」「それください。」ブルガリアヨーグルト(!)に水と塩と乾燥ミントの粉を入れてミキサーでガーッとやっただけでした。でもこれ、アリですよ。ちょっとチーズっぽい味わい。「食事しながら飲むものですか?」「そうですよ。食後でもいいです。」だそうです。
まそんなわけで2軒行って値段も量も1軒分のディナーでした。
一人の時はまた行こう。(2軒とも誰にでも薦められる店ではないのです。)
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