2号延命へ向けて

帰り道、市内のMini屋に寄りました。ステディロッドブッシュを購入。（Miniというやつは数千km走るとエンジンがガタガタ揺れだすので、エンジンを固定している所のブッシュを交換しなければなりません。）
ついでに、というかある意味こっちが本題なのだけど車検について聞いてみました。ここんとこ旧Miniを車検に通すのが非常に大変になっているらしいので。

案の定相当大変そうです。
2号は基本的にノーマルではあるのですが、ノーマルでも通らん。
まず、最低地上高が絶対通りません。→車高調が入ってないので、入れないといけません。→10インチホイール（ノーマルですが）を12インチにしないとダメみたいです。→12インチを入れるにはスペーサを咬ませないとブレーキドラムと干渉します。触媒がありません。→相当キャブを絞らないと排ガスが通りません。→或いは触媒を付けるか。フェンダーがありません。→微妙に前輪がはみ出るので（コレでノーマルですが）通りません。→フェンダーを付けなければいけません。光軸が通りません。→スリーポイントタイプに変更されているので中央に陰ができます。→ノーマル相当に戻さなければなりません。

ざっと、だけでこんくらい。
12月に車検通してもその後数ヶ月でまたお蔵入りする可能性が高いのに。そんなに手入れられませんよ。
ショップで何とかしてくれるので、任せて金で解決するしかないなあ。

しかし本当に、旧車を維持するのが大変な時代になってしまったなあ。
排ガスとかは仕方ないとしても、車高とかノーマルで通らないってのはどういうことよ。不正改造対策でしょうが、結果的に本質でないところまで大きく網をかけるようになってしまっています。

猿でも乗れるバカチョン車しか残らない現代って一体ナンなんだ。
教科書のようなシンプルで良い車が無い時代に車好きなんて絶対育たないよな。そんな時代に育った世代を社員に迎えても良い車なんか作れないよな自動車メーカー。


なんだかなあ。
なんだかなあ。
なんだかなあ。


なんてチョット萎えながら帰宅。
あーオイル交換もそろそろだったんだっけ。