洗剤三昧

生活をしていると、結構いろんな洗剤その他を使います。

バレクセールのMMMミグロで洗剤売場にずーっと入り浸っていました。怪しさ爆 発だけど。だって読めないんだもん。

商品にはいちいち「ドイツ語」「フランス語」「イタリア語」で名前と能書きが 書いてあるのですが、英語はありません。売場で辞書引かないとそれが何な のかもわからない!
探していたのは、食洗機用の塩(sel pour lave-vaisselle)、柔軟剤 (adoucissant)、漂白剤(Javellisant)とか。
ミグロのPVばっかで、P&Gとか大手が出してる強力そうなやつ売ってないなあ。 MANORとかに行かないとダメかな。でもMIGROSのがダメってわけじゃないので、 まずは使ってみないと。

洗濯用の漂白剤はJavellisantじゃないらしい。酸素系のはoxiナントカって書い てあったかも、でも単品は見つからず、洗剤に入ってますみたいなの。
とりあえず強力そうな液体のやつを買ってみる。

ジャベル水(Eau de Javel)てのは、漂白剤のなかでも塩素系のやつだけを指す みたいだ。
混ぜるな危険らしいマークはちゃんと付いてるし、それぞれ紫のボトルとか、や ばそげな雰囲気は漂わせています。
試しに、あまり強力洗剤然としたやつじゃなくて、素のジャベル水を買ってみま した。安いし。界面活性剤も入ってないのかしら?

そんな感じで、やたら重い買い物。家から遠いバレクセールですが、トラム16番 で乗り換えも無いので、荷物の量の問題は近くのオービブ2000に行くのと変わら ない。
はよ車欲しいな。


水について

硬水であることについては、色々趣味こだわりもあるようなので一概に言えない のですが、味や体に合う合わないについてから。

ジュネーブの水道水を飲む

普通に飲んでもわしの場合、何ともありません。ちなみに胃腸は強い方ではあり ません。味の違いも、はっきり言ってよくわかりません。
ミネラルウォーター(エビアン:一応軟水のはず)と飲み比べると、多少味の違 いを感じます。エビアンの方がトゲが無くて、甘く感じます。
むしろエビアンの方が不自然なんじゃあ?くらい。

ミネラルウォーター

水道水が硬水で嫌なのでミネラル買うという人の中に誤解が多いようですが、

ミネラルウォーターには硬水も多い



てこと。日本じゃあ硬水を手に入れるためにミネラルウォーター買うのがそもそ もなので。
ま、料理用や飲料用にするには味覚的に合うかどうかなので、好きにしてくださ い。本当に軟水じゃないと体に合わない人は必死で探してください。日本の水(だって地域によってかなり違うぞ) 並の軟水が欲しい人は、多分国境を超えないと手に入りません。硬度はボトル見 れば書いてあるので。

水道水にはほんとにやばいほどの硬水は使えないので、やばいほどの硬水は逆に 買うことになります。1500とか、そういうの売ってます。


硬水で困ること

一般論ですが、スケール(白いガビガビ)が析出すること、石鹸が泡立たないこ となんかが言われます。

スケールの析出については、

熊本の水道水の方がよほど出ます!


そんなにしつこくないので、小まめに拭ける場所なら気にならないと思います。
湯沸し器(ポット)を使うと、特に出やすいわけですが、内側にスケールが付く よりも、

沸かすと「何か」が浮く


細かい、何か。親和性の問題で壁面に付着しないで表面に浮いてくるだけで、析 出物には変わりなさそうです。
味にも影響ないし、もともと入ってるものだから気にしなきゃ良いのですが、出 てきてしまうとできればそのまま飲みたくないなあ、みたいな。

でも、どこでも売ってる「BRITA」のフィルタを通してから使うと、沸かしても コレが出ないんだまた。
やるなBRITA。

というわけで、みんな使ってるようですが直接飲む的な使い方する水にはBRITA 水はやはり良いようです。


風呂や洗濯

理屈上、泡が立ちにくい。石鹸カスが出やすいというのがありますが、あまり気 になるレベルじゃないです。
汚れが多ければ当然泡立たなくて2度洗いになったりというのは日本に居ても変 わらない。その範疇です。もしかしたら多少大目に洗剤使ってるかもしれないけ ど。


機器メンテナンス

水回りの家電(洗濯機、食洗機、スチームオーブン等)は、そんなわけでこっち のやつは「硬水」を前提に作られているので、日本製のやつと違って「スケール 対策」がされています。

要は定期的に「スケール取りをせい」ということで、デスケーラーをぶち込んで クリーニング運転するみたいな。
それができない日本製の家電を持ち込むと、壊れるという噂がありますが。果た してどうかな。そんな簡単にはイカレないと思います。
それ以前に、こっちでは電圧が違う(通常230V、大物だと400Vも直接使う!)の と、ボイラから熱湯が給湯されるのがアタリマエなので、洗濯機なんかも90℃モー ドとかあるし。大体ビルトイン家電が多いのね。

そんなわけで、水の問題ではなく、大物家電は日本から持ってくるもんじゃあり ません。はい。

えーと、デスケーラーのたぐいはスーパーとかで買ってくる。

食洗機

ああやっと本題にたどり着きました。
食洗機で硬水を使うと、乾燥時に食器にスケールが出てしまいます。

そのため、こっちの食洗機には「塩」を入れるところがあるのです。
塩を入れてイオン交換することでスケールを抑えるんですなあ。

にわかには信じがたいかもしれませんが、塩水で濯ぐってこと?

そのための塩を、スーパーとかで買うわけです。1kg1フラン前後。

Sel regenerant(再生剤の塩)とか、pour lave-vaisselle(食洗機へ)とか書 いてあるのを探すわけです。大体ガラス食器がピカピカしてる様な絵が描いてあ るのでわかるかな。でも知らないと洗剤と見分けがつかない。

トラムの銘板

結構近代的な車両も走っていて、良くできてるなあって感心することも多いトラ ムの車両。

バレクセールの帰りに一番後ろの座席に座れたら、頭上に銘板がありました。



ボンバルディア製
残念、ブレブレだあ



へええ!


他にも、意外なメーカーの意外な製品を見かけるとワクワクしますね。
ハスクバーナのミシンとか。(チェンソーは日本でも売ってる)
KTMの自転車とか(さほど意外でもないか)



ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ 036@itoh.gentei.org