未知の大陸アフリカへやってきました。
殆どの人には馴染みのないMalawiという国です。
ジュネーブからマラウィの首都リロングウェまで、もちろん直行便などあるわけ
もなく、通常乗換2回です。2回乗換となるとルートの選択肢はべらぼうに広がる
んですが、今回はイスタンブール、ヨハネスブルグ経由となりました。
トルコ航空は、マイナー感爆発ですが、結構良いです。
サービスも悪くないし、機材も綺麗。そして、食事も美味い。
スターアライアンスです。
イスタンブールは夜遅くの乗継でしたがターミナルは店も多くアジアとヨーロッ
パの接続点らしい賑わい。イスタンブール乗換ってのは結構アリなんじゃないか
な。
ジュネーブからイスタンブールはA321で2時間半くらい?
イスタンブールからヨハネスブルグまではA330で8時間半くらい?
A330は座席もフルフラットで快適です。ANAの777-300ERみたいな個室感は無いで
すが。
ヨハネスブルグでは余り時間がなかったですが、乗継の手続きをして殺風景なエ
リアを抜けるとそれなりに普通のハブ空港の賑わいです。
そこからサウスアフリカ航空で更に2時間半。
色々噂は聞いていましたが、すこぶる普通でした。
食事も悪くないし。
機材は737-800。
第一印象。
絵にかいたようなアフリカ。
なだらかな丘陵が続き、高い山はなく、ひたすら広い大地とでかい空が広がって
います。
道路は舗装されていますが、それ以外は未開感たっぷり。原野も一応、冬なので
枯れていますが、草は一面にあり、灌木がちらほら、普通の木もちらほら。
合間を縫って焼畑とかやっていて、赤い土が全体に透けて見えるような。
んで、ココ、旧英植民地だからでしょうか、左側通行です。走ってる車は大部分
がTOYOTA。
特段混沌ともしていないし、のんびりしている風でもないし、淡々と。な感じ。
動物も見かけませんけど。
Malawi最大の産業の中の、最有力企業の一つ、のゲスト。ということでこの辺で
は随分良いところを手配してくれているはず。ホテルのチェックインも通常のフ
ロントじゃなくて階上のExecutive Receptionとかだし。
まあそれでも、シャワーとか期待していませんでしたが、ちゃんとお湯は出まし
た。
試しに湯を張ってみようとしたら、やはり出は悪くてなかなか溜まりません。そ
れどころか、最初の数センチ溜まったところでお湯に色がついてるのと、少々の
砂状沈殿物を確認。
一瞬萎えかけましたが、秘湯と思って入りました。別に浸かる分には問題なし。
と思ったら、相当塩素がきついのでしょうか。バスルームで気持ち悪くなりかけ。
そんな圧力でもシャワーに切り替えると、粗方目が詰まっていて出る穴が少ない
ので逆にちゃんと噴出してシャワーとしては機能しますなあ。感心。
そういや、訪問先で、ロビーのところにクリケットのいろいろ飾ってあったので
「クリケットはメジャーなの?」って案内してくれたおばちゃんに聞いたら、
「そうね。でも私はF1が好きなの。南アGPは停電で見れなかったわ!」だって。
電気が普通に灯くことさえ当り前ではない。
家庭でも、自家発電は無くても安定時にバッテリーに蓄電して、停電時にインバー
ターで賄う、って、普通にUPSですな。そういうのが割と普通っぽい。
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