UVカットガラスが欲しかったのだが欧州車にはそういう概念がありません。
日焼けを狂信的に避けるのは日本人くらいなもんなんでしょう。
実際個人的にはどうでもよいのですが。
で、まあいろいろあってフィルムを貼ることにしました。
透明のUV、IRカットフィルムなので、前座席のサイドにも貼れます(日本国内法
では)。こっちでリーガルかどうかは実は不明。
んで、既に116用にカットされているやつを買って日本から持ち込んで、作業を
したのですが、
こんなことに手を出す人は、身の程知らず科余程腕に覚えのある人だろうけど、
はっきり言ってこれは素人では無理。
作業環境が良くないってのももちろん最大の要因ではあるのだけど、多分透明フィ
ルムはカラーフィルムより薄くて硬くて、伸びない素材。で、わずかな3次曲面
でも皺が出てしまう。
ゴムの内側にフィルムを押し込むのにヘラ類を使うのだけど、おまけのようなキッ
トのでは全然長さが足りなくて届かない。本数も足りない。
じゃあ、こっちで買えるかと思ったらそんな小道具さえ売ってない。左官用の金
属ヘラはあるけど、ディスポみたいなプラヘラ、ゴムヘラ類が無い。
ちゃんとあるところにはあるのかなあ。
M-PARCのDO ITで手に入らなければ、ジュネーブでは基本的に素人には見つけら
れないと思う。
仮に日本国内で、作業環境が整っていて、道具も揃っていたとしても、透明フィ
ルム貼りはほとんどうまく行かないんじゃないかな。
プレカットも、ドア内に入れ込む長さが長すぎる気もするし、
まあ要するに失敗したわけだ。四の五の言っても伝わるまい。
予備のフィルム(プレカット無し)も買っておいたけど、やり直す気もしない。
ただ、フィルムそのものの効果は、すごくある。日差しが暑く感じないもの。
冷暖房効率UPは期待できると思われます。
色は透明といえどもわずかに青みがかって、微かに濁った感。気にならないけど。
畜生、くやしいなあ。日本でやり直したいなあ。
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