忌引1日。
7:10頃家を出て、王禅寺へ向かう。
子供らは学校・幼稚園だが、幸代は昼間病院へ見舞いに行ってくれるというので、
用足しあるかもしれないからBMWを使ってもらおうかと思ったが、BMWよりも新百
合ヶ丘総合病院の方が新しいのである。つまり、ナビに載ってない。
こっちはこっちで、法雲寺〜駅の来客送迎とかも想定されるので、わしがBMWで
行くことにした。
8:30目標にしていたが、8:10には着いてしまった。平日の朝なんて、空いてる。
一部駅前は多少の送迎車両がありそうだが、知れたもの。
コーヒーだけ頂いて、8:30頃病院へ向かうのだ。
面会は10:00からなのだが、問題なく入れた。
間もなくMRIとのことで1Fへ。
姉も向かっているのだろうから、居場所を連絡。幸にも。
親父も一人での夜だったがやはり?良く眠れたらしい。よかった。
こんな時ではあるが、折角一人で家にいる、或いは昼間母を病院に任せていられ
るのであれば、しっかり休むorリフレッシュでもしては?と、一応吹き込んでみ
た。まあしないのだろうけど、罪悪感とかカルマとかでストイックになる必要は
ないと思う。先は長いし、体が資本だ。
MRIも10:00には終わり、姉と親父は病室へ。わしは別れて法雲寺へ。
道を間違え、少々迷い、受付開始の10:30になんとか滑り込んだ。
佐俣さんはもう来てた。
平日なので弔問は昨日より少ない。昨日来た面々の一部と言う感じ。
貫録のある爺様達は、歴代の檀家総代達らしい、ということを後で知った。
わざわざ昨日とは別に初七日の香典を持ってくる人が結構いる。
佐俣さんと二人で驚く。
姉はまた滑り込み、というかやや遅れ。
入院の手続きとかで時間を取られたらしい。そらそうだよな。
終わって、出棺準備でお別れの儀。棺に花を敷き詰める。姉は泣いた。わしも流
石に少し涙が出た。
マイクロに乗りこむ。知らん爺様方も乗りこむ。
おいおいおまいらまだ帰らないのかよとか少々思ったが、初七日の香典まで持っ
て来るくらいだからそらまだ居るわな。
北部斎場は南部沿線道路の久地と津田山の間にある。府中街道の方に出るかと思っ
たら、新百合北口から鶴亀松、吹込、白山、日生通ってファミリーテニス方面へ。
霊柩車は佐々木家を通って行った。なるほど。
その後日吉の辻、犬猫墓地側を通って潮見台から尻手黒川、旧道に入って、上作
団地を過ぎて川沿いを折れ、住宅街を抜けて津田山のMaxvalu前に出て、南部沿
線というルート。
すげえな。でも業者的には良く使うルートなんだろう。ジモッピィ丸出し。
住職は釜へ入れて読経をしたところで帰った。VW Poloを自ら運転なのだ。
大玄はずっと居る。まるで主賓のようにずかずかと先頭切って座敷に上がり込み、
食事を喰らう。勝手知ったる、の極みだろうが、なんて奴だ。
おにぎりと茶菓子。
ビール等が少々。
割と飲んだ人が多く、場が砕けて来た。
佐俣さんも酎ハイを空けて日本酒を飲み出し、ようやくエンジンかかってきた。
我々の知らないてんやわんや、のいるこいる、セントルイス、桂子好江の話など
いろいろ教えてくれ、面白い。
そう佐俣さんはお寺とも繋がっているのかと思ったら、近所に住んでる(麻生警
察のそば)だけで寺とは関係ないみたいだ。なんでも現在の家を求めた場所が、
たまたま伯父さんが昔疎開で一時住んでたその場所だったという。なんという縁
というか。
わしの家のことも知っている。
話に聞くくらいのことは我々一族の事も知っている。
なんか、良い人だった。当たり前か。
骨を拾い、マイクロで法雲寺へ戻る。
梢子ちゃんは気分が悪くなってしまったらしく、久地駅で降りて帰った。
皆への挨拶等、伯母さんや郁ちゃんに言われてようやくなんとか。まだまだだの
う。
帰路は府中街道経由であっという間。ランドへ向けて曲がり千代ヶ丘抜けて。
これが正規ルートだよな。
本堂で。
本堂入ったのなんか30年ぶりくらいじゃないかな。
その後ふれあいの里に戻って献杯、会食。
かおりちゃんと金髪の聖夏(みか)ちゃんがこれから仕事・バイトで先に帰らな
いといけないらしく、新百合まで送る。BMで来て良かった。
LEVINじゃアレだろう。いいけど、やっぱりここはクーペよりセダンの出番だろ。
戻ってさくっと捲り、完食。美味しかった。
佐俣さんはエンジンかかりっぱなし。
ほぼお開きとなり、我々もまた病院へ寄りたいので、ちょっと先に撤収させても
らった。
姉は直行。わしは土浦の伯母と郁ちゃんを駅まで送ってから病院へ。
伯母さんは一昨日からMORINOに泊まっているのね。
19:00頃だったろうか。丁度夕食が始まった頃だった。
何するでもないが、なんとなくダラダラ。
食事も親爺が手伝わないとちょっと難しい。体を起こしきれないので大変なんだ
な。
入院手続きの続きなどを姉がやっつける。
感覚が鈍いせいもあり、排せつはやはりちょっと手がかかるよう。でも看護師の
手を借りること自体には割り切りがあるようなのでなんとかなりそうだ。
しかしこれだと、親父も一日中つきっきりになっちゃうな。
幸代も昼間見舞ってくれた。
果物や、親父も読めそうな雑誌などを調達してきてくれて、感謝。いいぞ。
親父はなんと携帯を忘れていたそうで、取りに帰る用も足せた。
気を遣って早めに帰ったそうだが、任務は完璧だ。
主治医が手術で来れなかったとのことで、今後の方針も決まらないが、そう遠か
らずリハビリ病院に移らないといけないことになりそう。
探し方が大変そうだが、姉、わし、幸とで手分けして、親父を連れ出して下見を
する必要がありそうだ。
親父を連れて家に戻る。
食事に付き合ってやりたい気もあるが、お互いかえって手間になるので、暗黙で
撤収。しゃもじも返したし、頼んでおいたふかひれスープもゲットした。
みかんもヤクルトも頂いた。いつもありがとう。
そんなに遅くはならなかったが、やはり帰って来たらヘトヘトだった。
10:30頃、寝た。
今後がいよいよ大変だ。
BMWの、iPhone接続用の3.5mmステレオケーブルをダイソーで新調した。
そのシェイクダウン。
今度はおそらくシールド線なので、ノイズは入らなかった。よしよし。
で、Siriに、「Please play "RX"!」と命令したら、一生懸命探してXを掛けやがっ
た。
超久々にXなんぞ聞いた。
で、感想。
Blue Bloodは、メジャーデビュー盤なのでXの黎明期作ではある。解説に「未完
の大器」的なことが書かれていたような。なるほど。
しかし、聞いているとなんかこう「パクってるなあ」って感じ。Yoshikiのドラ
ムだけ卓越しているが、どうも雷電湯沢と比較してしまう。てかやっぱ上手いよ
ね雷電。のみならず、曲のつくりとか、どうも聖鬼魔IIと似ているのが多い。年
代的に聖鬼魔IIの方が古い。影響は受けているんだろう。ビジュアル系ロックだ
し。双方の基になってる別の曲があるのかもしれないが、その辺は詳しくないの
でわからん。しかしつくづく結構似てる。
アルバム後半になると、Xらしさというかオリジナル感が強まって来るものの、
良いものパクってない分完成度はさらに低い。
曲自体は前半の方が聴かせる。ってかわし好み。
録音編集も拙い感じだが、楽器も低品質?
てかやっぱり聖鬼魔IIって上手いよな。リズム隊は文句の付けどころが無いし、
デーモン閣下のVocalはやはり一級。ルーク篁も上手い。エース清水は正直やや
落ちるのだが、丁寧でボロは出さないし、音では聴かせる。
怪人松崎もすごいのだろう。
帰り道はWORSTを聴いて、しみじみ。
ITOH Osamu/ Sachi/ Guest Book/ | 036@itoh.gentei.org |