亘の携帯を借りて5:40に目覚ましをかけたが、5:00頃目が覚めた。先週の研修で
のインプット、今日からまた始まる管理職ライフへのストレスか、今日は寝不足
になるのでできるだけギリギリまで寝ようと思っていたが、結局5:30に起き出し
た。
冷蔵庫を漁り、適当に残り物見繕って簡単な朝食としたら、それ以上の時間の余
裕はない。
寝床の子供達に挨拶して、一応の反応は得るが起きた後覚えているのかな?
5:55、家を出た。幸代は起きて来てくれた。
今日はJAL625、8:05発。7:00頃羽田入りしたい。
6:10の電車に乗ると、京急も羽田行き特急6:27に接続でき、ロスが少ない。うま
くいった。
出張で長く職場を空けたので、今日は羽田で土産物を買うことにした。
ラスクにチョコが乗っている。1500円の2箱だが、ひと箱に28個も入っていて具
合が良い。
一応出張用務なので帰りもClass J。快適。寝てても起きると飲み物がすぐ来る。
まじねやすいし。
1冊だけ持って来ていた。大井町往復の汽車の中で読み進めていたが、最後に1篇
ほど残していたのを、登場後の機内で読み切った。
2008年頃?の直木賞?の本だそうだが、久々に大当たり本だったといえよう。
凄まじい、という言葉が合うか。
切腹に至るまでの利休とキーマンとの出来事を、茶の湯の視点と共に、個々の事
象が時間を遡っていく形で描かれている。というか切腹に至る理由が次第に明ら
かになっていくが、大どんでん返しとかそういうのじゃなくて、心地よい種明か
し。どこまで史実なんだろう。
緑釉の香合とか、実在したんだろうか。最後に宗恩が叩き割ってしまうのでそれ
さえもわからない。
高麗の姫。謎は深まる。
しかし、命がけの償いとしての美の追求だとすれば、最後まで秀吉に屈さずにと
いう姿勢は極めて自然に受け入れられるのであった。
わしも、大切なものを失ったら、仙人のような求道者の道を歩むだろうな、とい
うのは以前から度々考えていて、ものすごく共感するのだ。その時の立場という
のも、「誰かの執事」みたいな、滅私の世界。表向き道楽に耽っているが、恐ろ
しく深い闇を抱いている。
細かいことはわからないが、軽快に描かれている美術芸術の世界が、小気味よく
頭に入ってくる。こうでなければいけない絶妙のバランスとかって、あるよね。
確かに。
わからん人には本当にわからん。見れるが作れないというレベルもある。
小難しい話のようだが、読ませる。筆力のある作家だな。
ガソリン入れて、アパートには10:30頃戻った。
長湯往復と空港往復のみだったので、ずいぶん燃費が良かった。14km超えはO/H
以来の最長不倒かもしれない。
荷物を片づけ、ありもので簡単に・・と言ってもコスモスで明日の朝のためのフ
ルグラや牛乳等は買ったけど、あと台湾まぜそばとか。
遅番からの出勤。
早番はBLY初日でそれなりに苦労したようだが、こっちはそれほどでもなかった。
終業間際にちょっとあったけど。
眠い。が、明日は日勤なのでゆっくりは寝れない。でも帰ってとっとと寝た。
割と風の冷たい日だった。
今回も完璧に元気だった。
陽に当たっていないので、新しく出た葉の色が薄い気がする。
モンステラの2枚目がかなり伸びていた。葉は開き切っていない。ちょっと徒長
気味かな。鉢が小さく感じられるようになった。
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