今日は雨だっつうんでMiniで行く。
相変わらずクラッチはスコスコからのスタート。でも
寒さはそこまでではない。ダウンベストで行く。まあまあ丁度いいかな。
午後の会議は本来15:00までしか呼ばれていなかったが、そもそも開始が遅れた。
都内で交通マヒがあったの?SBの通信障害のせい?I賀君の到着遅れによる。
んで、そのまま出れるなら居た方が良いということで第2部にも出席していたが、
16:30頃任意退席。店閉まっちゃうよ。知らんけど。
風呂も入らず会社を出て、坂田自動車に直行。17:00前だが光の森に近づくとやっ
ぱり道が混んでいて、裏道へ。
忙しそうだったが、さくっと代車のMiraを受け取り帰宅。
早ければ土曜日には渡せると言っていたが、期待はしていない。
帰宅後、シャワーし髭もそり、洗濯、まだ干してあった作業着はアイロンし明日
持って行けるように。
が喰いたい。昨日の残りのスープと共に。
冷凍餃子を探したが、在庫切れだった。折角その気になったのでコスモスに買い
に行く。迷った末、やっぱり一番安いON365(テーブルマーク)にした。
LAKSAスープに、イワシ団子でも入れたいが適当なのはコスモスに無かった。あ
りそうなのに。
代わりに日奈久竹輪が目に付いて買ってきた。お魚系が合うはずなんだ。
まずまず合った。
セロリが効いてていいよな。
何か月かかったんだ?
遂に全七巻、読み終わった。
読み始めから、やや難解で、司馬遼太郎の読み易さの期待とはやや裏腹だったが、
明治維新を徹底的に史実に忠実に解説しているまとめである。司馬の主観(国家
とはかくあるべきという価値観)によるバイアスも感じるが、現代的な価値観か
ら見た場合の、薩摩という1000年前の国家がどう江戸時代という中世国家の近代
化革命にどう関わり、滅びていったかという歴史スペクタクル(意味わからず)
だな。
「薩人」というのが蔑称にも感じられるほどの書きっぷりだが、その価値観への
理解も書かれる。しかしその無知、勘違いは救い難かった。
もう一つは、薩摩の中でも先見性のある近代化勢力があった、すなわち島津斉彬
一味の功績はすごいんだけど、久光およびその他薩摩人には実質悪用されたのだ。
大久保は、すごい。
最後は暗殺されてしまうが、しかしその後この革命である維新・反革命クーデター
失敗の西南戦争によって守旧勢力が実質滅亡して、それらを踏み台にしてその後
の近代日本がある。土台ができていたので概ね大久保が描いたシナリオ通りに近
代化できたのではないか。
伊藤博文なんかの功績は大きい。
大隈らはスポットライトも当たらずあまり良くも書かれていないが、この手の大
学創始者系、財閥系などは近代化推進に貢献したのだろう。
その後暫く経った日本の姿は、同じ司馬が書いた坂の上の雲で描かれている長州
閥帝国陸軍の暴走へと続く。乃木希典の無能もここには描かれている。
海軍は比較的薩摩閥なんだよな。主人公秋山を始め旧藩閥とは関係ない部分も増
えてはいたが。
んで結局西郷ってのはなんだったんだろう。
宗教だな。
色々と英雄譚はあろうが、中身は、無い。
そしてもう一つ考えること。
現代の、まさに今現在の日本。安倍内閣?自民党?が目指している新しい日本の
姿とそれに抵抗する野党守旧派。何と与党が革新で野党が保守だよ。
何でもかんでもグローバルスタンダードとは思わないが、国家として存続できる
力を持ち続けるために、かなぐり捨てなければならない古き佳き日本の文化の一
部への覚悟。
最後に守らなければならないのは何なのか。
本当にもっとみんな考えてくれよ。
考えない奴は黙って下層に埋もれてくれよ。お花畑は「国破れて山河在り」だぜ
意味不明。世界平和でもそこに日本は無いってことだぜ。
1億やそこらじゃ、守れないんだよ文化は。
なんてことをつくづく考えた。
あとはあとがきを読まねば。
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