httptunnel を WINDOWS上で使う
プロローグ
多くの硬直化した会社では、PCの環境はWindowsの、このばーぢょん!とか決められていて、使えるソフトも決められていて、およそ自由が効かないんじゃないだろうか。わしも、その一人。Windows98すら使えないのだ。
そんな中では、基本環境を崩さずにフリーウェアとかでちょこちょこやるしかない。
そして外部に自由に使えるサーバがあるのに、職場とかでFirewallのせいで全然外に出られなくて遊べないというしとは多いと思う。
そこのスチャラカさらりーまんのちみのことだ!
そんな時、端末がUNIXなら素直に
httptunnel
を入れればいい。
httptunnelはその名の通り、httpでtcpをトンネリングするソフト。ファイアウォールが設置されている場合でもhttp proxyがあって外にIP reachableのマシンがあれば、任意のプロトコルを使用できるようになるというものだ。
ところが、UNIXでしか使えないっぽい。
一方で、
cygwin32
というソフトがある。これはUNIXのコードをWindows上で使えるようにする一種のエミュレータと考えていいだろうか。インストールするとほぼDOS窓にほぼUNIX Shellが現れる。起動するとloginした状態となり、cygwin32のディレクトリが / となってその下にUNIXディレクトリができている。windowsのlog on名のディレクトリが ~ として生成されている。コマンドラインの操作はこれで大方できるっぽい。
そんなわけで。この2つのGNUソフトを組み合わせれば、もしかしてWindowsのままhttptunnelを使ってお外で遊べるんじゃないの?ってことで、やってみることにした。
できませんでした
。
cygwin32のインストール
setup.exeをダウンロードしてくる。
setup.exeを実行する。
ダウンロードサイトを探すからプロキシをいれてけれと言われるので、入れる。
ダウンロードサイトを選ぶ画面が出るので、適当に選ぶ。
ネットワークからインストールとか、ダウンロードだけとかメニューが出るので、適した方法を選ぶ。
インストールされる。簡単。
実行してみる。DOS窓みたいなので、UNIX shellのプロンプトが現れる。
UNIXコマンドが使えることを確認。exitで抜ければ終了する。
httptunnelのインストール
httptunnel-*.*.tar.gzとか、ダウンロードしてくる。
適当なディレクトリに展開する。cygwin32の下の適宜なところがよい。
cygwinから、configureを実行する。
httptunnelのあるディレクトリに移って、
$ ./configure(ぺし)
いろいろ表示される。正常に進んでいるかどうか、素人にはようわからんす。
終わると、Makefileなるファイルが生成されている。
makeする
$ make(ぺし)
いろいろ表示される。正常に進んでいるかどうか、素人にはようわからんす。
終わると、hts.exeとかhtc.exeなるファイルが生成されている。
これでちゃんと動けば勝ち。
動かんかったー。
がっくし。
(正常に起動できたとして)接続するには
サーバに、まあなんらかの形でHTSを起動し、ポートを開いたってくだせ。
まず、WinまちんのIEとかねすけで使っているプロクシーのホスト名とポート番号を調べてください。
仮に proxy:8080 としましょう。そしたら、WinのDOS窓で、
> htc -F 22 -P hogehogeproxy:8080: firestorm.gentei.org:50022
起動してみましょう。
そして、
TeraTerm+TTSSH を起動して、locahostにたいして SSH 接続してみましょう。
できなかったんだけどね。がくがくがく。
2002.1.11 追記
その後、
win32バイナリ
も出たらしい。
環境が変わっちゃったので、試してないけど。
ITOH Osamu/
Sachi/
Guest Book/
036@itoh.gentei.org