RZ号復活への道

2.ばらす


まず,ばらさなきゃ

 自分で修理することになったのは,他にも手を入れようと思っていた部分があったので,全バラしてレストアしようと思ったからです.もちろん金が無いからってのが大きいんですがね.当時工場勤務で交代制だったので,日の高いうちに引けることができました.日が暮れるまでチョコチョコと進めていきます.


作業場の確保

 パーツの手入れなどはどうしても外ではやりづらいので,寮の管理人さんに頼み込んで(騙してという噂も・・)空き部屋を1室確保.部屋を汚さないように廃カーペット2枚敷きです.


パーツの引き込み

 結局重くて汚く,オイルの垂れそうなエンジンだけは作業部屋に持ち込まず,それ以外のパーツはすべて作業部屋に引き込みました.


道具類の確保

 実家から工具一式とケミカル類持ってきました.持っていた工具は3/8sqのソケット.8,10,12,13,14,17,21,22mm,プラグソケット20.8mm,HEX 4,5,6mm,スライディングTハンドルとヒンジハンドル,ラチェットアダプター,エクステンションバー.
 ドライバー各種.スパナはダブルオープンエンド10*12,10*14mm.コンビネーションが8,10,12,13,14,17mm.
 普通のプライヤー,カッターナイフ,キリなど.
必要な工具の中では19mmのレンチ類が全く無く,300mmのモンキーを買って済ませました.300mmのモンキーならドライブスプロケットのナット(32mm)も回せるので便利です.もっとトルクのかかるところだったらソケットを用意しようと思っていたのですが,私が集めてるのがko-kenで,近くに売ってる店なかったのでモンキーで妥協..
 あと,プラハンとノギスも購入.安物のウォーターポンププライヤーも便利.トルクレンチは欲しかったけど,今回はエンジン開けないので保留となりました.
 それから消耗品のワイヤブラシやナイロンブラシ,サンドペーパーとかも用意.
 (ラジペンは工場から持って来ちゃったんだっけ??)

 ケミカル類では,シリコンスプレー,キャブクリーナー(有機溶剤モノ),ブレーキクリーナー,ラバーグリス,接点復活剤,アセトン,ブレーキフルードなどがあり,新規購入したのはモリブデングリス,クーラントなど.

 それからウエスやガムテ,手を洗う洗剤などの消耗品は職場の工場から拝借.(←こういうのを業務上横領(有罪)といいます)
 そのほかに,サービスマニュアル(前から持ってた),パーツ洗浄用に灯油.バイク用クリーナーなどを確保.クリーナーの効果は,まずまず.シュッと吹きかけて少し置き,ウエスでふき取れば普通の油汚れは大体落ちます.油と土砂が混じって粘土のようにこびりついたようなやつには効果なし.


とりあえずエンジンまで下ろしたと
ころ.この状態まで3日.


作業部屋.上のバラし状態のとき.
まだ外されたパーツが綺麗に並んで
余裕だが..


作業部屋その後.ホイールとフレー
ムを入れたら一気に狭くなった.


工場から拝借した品々.ウエスにガ
ムテに,コーラのPETボトルに入れて
あるのがスクラビン
(ハンドソープ).これはすごく落
ちて手にも優しい.


これが無いと始まらない.サービス
マニュアル.RZRのは\6000也.RRの
ことは後ろに補遺があるだけ.


これはバイク用クリーナー.DART
SQUIRTのMUD & GREASE RELEASE.
オフ車用です.ロード用もあったけ
どなんとなくオフ用の方が落ちそう
だったので.


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