で今のところ峠では広瀬さんにはなんとか追い付くかなというレベルな のでまだまだ未熟モノである。ZZ-R250(轟転号)なら...などと言っては いけない。

私の今の心境を車で例えると「今まで Civic で峠が速かったやつがスカ イラインに乗り換えて、重さとパワーを持て余している」という感じ。 練習を積んだ後の、これからの走りに期待して欲しい。ちなみに CBR の 方はイメージ的には RX-7(FD) という感じ。ピュアスポーツと言えよう。 ZZR は Mercedes の SL-500 だって(広瀬さん談)。

そういうわけで ZZR は追い抜く時は 4 速を使わないといけない。これ は 2st 的な走り方らしい。確かに落さずにすーっと加速するのが嬉しい のだが。100km/h からの追い抜きでは 6 速でもなんとかなるだろう。

で結局そのマシンにあった乗り方をしなくてはいけないという事になっ た。なんだあたりまえじゃねーか!

エンジンに関しては CBR の方が静か。CBR マフラーもノーマルで、スー パーコンバットを積んだ ZZR と比べると排気音は非常に静か。機関振動 は機体を交換するたびに「あっちの方が少ない」と感じたので全くあて にならない。ZZR は 4500 回転以上と 2000 回転以下で振動が来る。 ZZR はエンジンブレーキを使うとかなり振動が気になるのだが、加速中 は振動が消えるように出来ているのか、振動が少なくなって快適である。

良くも悪くも、CBR は「全てが軽い」と感じ、ZZR は「全てが重い」と 感じた。

この前再戦したら一応勝った。しかし相手がテールスライドしたり、 自分が思いっきりパワーリフトしたりして、結局エンジン性能うんぬん よりも、運の要素が大きい。そういうわけでこの項目はあまり意味が無 いともいえる。

ZZR の燃料メーターは便利なのだが、リニアでなくて困る。これは残り 14L あたりからメーターが動きはじめ、残り 10L あたりで赤に指し掛か ろうとする。もしかしたら振り切るまで乗れるかも知れない。ツイント リップメーターも便利。この辺のこだわりが ZZR の人気の一つだろう。

ZZR は 60km/h から 80km/h のあたりで足に暖かい風が吹き、冬は非常 に便利。しかしこれは夏に死ぬ事を意味するので結局ポイントを加算で きない。CBR の方は暖かくならなかったので、夏もそれなりに過ごせそ う。

ZZR にはセンタースタンドがあるのだが、これが無いと死ぬ程不便なの で CBR の評価を一つ下げた。