3日目(前半) (9月27日(日))



・小樽
 入港予定4:10の一時間ぐらい前には起き出してしまった。とりあえず風呂に浸かって完全に目を覚ます。その頃の船の位置は こんな感じ。 Photo  甲板に出てみると、まだ暗い外は結構寒い。10度くらいか。北海道へ来たんだと実感する。まあこれくらいなら冬用の上下でちょうどいいだろう。冬用にしてよかったと思いつつ 身支度などしていると Photo ほどなく船は 小樽に到着。 Photo 車の下船を待ってから、いよいよ北海道に上陸。とりあえず最寄りのコンビニによって朝食&作戦タイム。帯広に行くことだけは決まっていたが、まっすぐ行くだけではもったいない。別に今日着かなくてもいいし。天気予報では北の方が天気良くないらしいから南岸経由かなーとか考えていると、

雨。 Photo

いきなり出鼻をくじかれる。こんな状況で出発してもいいことないのでせめて明るくなるまで待つことにする。そのついでに今回のツーリングの作戦を決めた。今回の目的は

道と景色

に決定。今まで北海道にきたことは何度かあるがバイクで来るのは今回が初なので、「北海道的な道をバイクで走る」というのをしたかったことと、もう一つの魅力である「食べ物」についてはあまりこだわりがなかったからである。とにかく走るのだ。

 明るくなってくる頃には雨も止んできた。とりあえず目標を余市のニッカ工場に決める。ここの工場限定ウィスキーが以前好評だったことがあったので、今回も土産に買っていくのだ。でもまだ早いので回り道していくことにする。5:30頃小樽港発。

・小樽〜余市〜積丹〜余市

 回り道としてR393を選択。この道、小樽から20km弱ぐらいまでの区間は

キロロスキー場のためだけにあるような道

らしく、幹線道路でもないのに 妙に道がいい。 Photo 時間が早いこともあって誰もいなかった。 景色もいいし。 Photo 路面が濡れてたのが残念。

 キロロを過ぎると道は普通になった。といっても内地と比べれば十分いい道だけど。赤井川から道道36で余市へ。日が射したり雨がぱらついたりを繰り返す天気の中、牧場や畑の間を通る見晴らしのいい道をのんびり走る。6:40頃 ニッカ余市工場着。 Photo

ってまだ早すぎる。

 うーむ。積丹半島でも走ってくるか。R229を北上。R229といえばトンネル崩壊事故。以前父がこれに関係ある仕事をしていたので印象深い。 例のトンネル Photo は崩壊した側をルート変更して掘り直してあった。崩壊したところは慰霊公園になっていた。

 途中から道道913に折れて 島武意海岸へ。 Photo 時間もいい感じになってきたのでここで折り返すことにする。再び R229を南下。 Photo

 9:40頃再び ニッカ余市工場着。 Photo 定期的に工場見学ツアーがあるがそれには参加せずに、 簡単に Photo その辺を Photo みて Photo まわってから、 Photo 土産に工場限定ウィスキーを買って当初の目的達成。

 さあ、次はニセコだ!


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