2日目(後半)



・Aコープ〜富士山スカイライン

 Aコープからは再び県道71で白糸へ、そこから県道72で富士山スカイラインへ。この区間ではこないだの本栖湖ツーリングでこけたのにも懲りずに再度オフ車に挑戦ということで、loonyのKDX200と交換。足つきは片足の爪先がぎりぎりついたので何とかなりそう。どきどきしながら出発。

 第一印象。

やっぱり曲がらん。

前についていってるだけなのに外にはらんでいきそうになって焦る。ひえー。意識してリーンアウト気味にバイクを倒すようにすると何とか曲がるようになってきた。ふう。で、次は低速コーナーで減速しようとしたらフォークがぐにょーんと沈んで盛大にノーズダイブ。

っていうか自分がダイブするかと思った。

ひえー。フルブレーキどうやってすんだこれ。とりあえずしないですむように走る。

 何とか落ち着いて走れるようになると、楽しくなってきた。サスがよく動くので乗り心地が結構いいし、ポジションが高いので見晴らしもいい。わーい、とか思っていると、信号待ちでエンスト。あわててスタンドを出してキック。数回目でやっとかかる。

 スカイラインの登りに差し掛かるとKDXは登りコーナーの立ち上がりではアクセル全開。コーナーの先が直線でシフトアップしながら加速していくときなんて

アクセルはほとんどON・OFF操作。

これはこれで楽しい。自分のバイクじゃ全開なんてめったにしないもんね。

 登って行くにしたがって霧がかかって視界が悪くなってきたのでペースダウン。しばらく走って途中にあった駐車場に一旦集合。ここで 昨日やるのを忘れてた Photo 自己紹介タイム。 Photo

・試乗会/アクシデントその1

 視界が悪いので新五合目はパスして、ここで解散ということになったが、やはり試乗会をしたいということで少し先にある広い方の駐車場に移動。KDXに乗った後だったので自分のバイクのポジションがひどく前傾に感じる。以前firebladeに乗らせてもらったときはまったく逆の印象だったことを思い出して笑ってしまった。しばらく走って 広い方の駐車場で再び集合。 Photo さっそく試乗会開始。 やっぱり人気があるのはR1。 Photo CB-1も意外に人気がある。 Photo 僕は既に2台も乗って結構満足状態だったのでデジカメ片手に見物。コーヒーでも飲むかと自販機で買ったら

間違って「つめた〜い」のを買ってしまった。

ショック大。しくしく。泣きながら(うそ)飲んでいると伊藤さんがCB-1乗ってみていいですよ〜と言ってくれたので乗ってみる。

 実は前のVTZを買うときに比較検討したバイクなんだよね。高くて買えなかったけど。乗ってみると足つきはらくらくだし、エンジンもトルク感が意外にあるしでとてもいい。カムギアトレインの音も気持ちいい。排気音との対比がまたいい。デザイン的にも今でも見劣りしないし(僕はリアはモノショックなのが好き)。なんだこれ、

すごくいい。

うーむ無理してでもこれ買っときゃ良かったなぁ。

 ちょっと一回りしてみるかーと走り出すと、R1を試乗している036のちょうど後ろになった。そのままついていくと、駐車場の中の角を立ち上がるところで突然

R1がリアからスライドして転倒。

あっと思ったときには既にR1は180度近く回った状態で横になっていた。幸い036は何ともなかったもののR1の方は右側面があちこち傷ついたのと、ブレーキレバーが半分折れて、ステップが歪んでしまった。ブレーキレバーはこのままではまずいでしょうということで036提供の工具で 応急修理。 Photo 修理も終わった頃、ではそろそろ行きますかーということで ルートの相談などして Photo から出発。僕はとりあえずは適当に下道組についていくことにして集団の後ろの方についた。しかしまだまだ終わりではなかったのである。

・アクシデントその2

 下っていくにつれて霧は晴れてきた。路面はあいかわらずウェット&落ち葉。安全運転のfireblade三枝氏のとその前で間が開いたが、まあ一本道だしとのんびり下る。すると緩いカーブの手前で前の集団がウィンカーを出して路肩に停まっている。いやーな予感。見ると、

道の真ん中に横になっているR1が。

がーん。やってしまいましたか。ぱっと見で自走不可能ということが分かる。幸い井上氏は大事はない様子。

 そしてここからの皆の対応が素晴らしかった。交通整理をし、フロントロック状態のR1をとりあえず押せるようにして路肩に寄せて、その間にloonyは御殿場市街にR1を引き上げてもらえるバイク屋を探しに行き、036は車で膝を深めに擦り剥いた井上氏を病院へ運んでいった。

 とりあえず一段落して、バイク屋と連絡の取れたloonyも戻ってきた。バイク屋が来るまでの間に現場検証してみた。 見るも無残なR1。 Photo 右側面に広くダメージを受けている。近くにいた人の話と路面の傷からすると、 速度表示のペイントのあたりでスリップして、 Photo 少し先から転倒して回りながら滑走、 Photo マフラーから路肩に当たって、 Photo 跳ね返って止まったらしい。井上氏はバイクとは別にうつ伏せ状態で滑ったので大事には至らなかったらしい。それでもメットの顎を擦ったらしいからフルフェイスで良かった。なによりAコープで買ったゴム手袋がなかったら両手は悲惨なことになっていたに違いない。やっぱり装備は大事だということが改めてわかる結果である。

 しばらくすると バイク屋到着。 Photo 手際良くR1を積み込む。 Photo  とりあえず連絡方法を確認してR1を運んでもらい、皆は井上氏のいる病院へ。下っていくと道沿いにあった。なんてわかりやすい。とりあえず井上氏はもうしばらくかかるとのことだったので、改めてここで解散、帰る組みと残る組みに別れて 帰る組とさいなら。 Photo まつことしばし、 井上氏復活。 Photo 電車で帰る前にバイク屋で直接相談した方が話が早かろうということで バイク屋へ。 Photo 行ってみるとバイク屋というよりガレージみたいなところで珍しいバイクが幾つかあった。 見入る人々。 Photo

・御殿場〜厚木〜つくば

 バイク屋で車組+井上氏と別れて帰途につく。残ったのはyuuji氏、稲氏、loony、ふっきー、そして僕。面子からしてとりあえず下道。R246で大井まで下って、そこから通称稲さんルートで厚木へ。県道77とR271が主体なのだが、時々ショートカットが入る。それでもR271に出るまでは何とかどのへんを走っているかわかったが、最後の厚木のところでついに

ここはどこ状態。

気がついたらR246だった。くそー、またわからんかった。厚木のガストで夕食。混んでいたので待ち時間の間に 向かいのバイク屋をのぞいたり Photo してると入れた。夕食をすませ、loonyと僕は厚木から高速に乗ろうと考えたが、なんとなく走り出すと

インターとは反対方向だった。

まあいいやとR246を皆で走る。途中で稲氏、yuuji氏&ふっきーとさいなら。あとはloonyと二人でR246を走る。なんかこの前とおんなじ。結局R246はたいして混むこともなく、今日は首都高もほとんど渋滞なし。さくさく走って小松川線との分岐でloonyとさいなら。後はそのまま向島線〜三郷線〜常磐道と走って23:00頃つくば着。お疲れさんでした。うおー洗車してー。

 その後つきましたメールを書いたり写真をUPしたりしてるうちに結局軽く洗車したのであった。

 今回の走行距離 516km。


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