集合を9時〜10時に五日市(戸倉)の7-11にしたので、7時前に出発。谷田部から高速にのる。今日は妙に空いていて、首都高でも渋滞なし。8時頃には中央道石川PAに着いてしまった。軽くそばなど食べて休憩。
さて行くかとバイクを見ると、なんかセンタースタンドの角度が変。チェーンに近すぎる。
ていうかもろに接触してる。
なんだこりゃー。調べてみると、エキゾーストを換えたときに、ノーマルのセンスタストッパが使えなくなるので代わりにエキゾースト付属品のセンスタストッパをつけたのだが、それが壊れていることが判明。付属センスタストッパの構造は、センスタのピポットと同軸にストッパとなるU字に曲げた丸棒をつけて、丸棒に溶接されたプレートをボルト止めして位置決めしてるのだが、その溶接が外れて丸棒が自由に回転するようになってストッパにならなくなっていた。
不良品だ。手抜きだ。安物だ。
乗ってる間はサスが沈むので少し離れていてセーフだったらしい。昨日あたりからギャップを越えるたびに異音がするような気がしてたのだが、チェーンとセンスタが接触している音だったのね。こわ。とりあえず応急処置。そのへんで拾ってきた金属片を分離してしまった丸棒とプレートの間に挟んでストッパの角度を決めて、テープで挟んだ金属片が落ちないようにカバー。やれやれ。
気を取り直して出発。八王子で高速をおりて秋川街道に出るところで給油。秋川街道で五日市を目指す。ここもいつもの渋滞がなく、流れている。やがて小峰峠の手前に来たあたりで車もいなくなる。すると前方に白煙を上げて加速するバイクが。
なんか後ろ姿がすどさんチックだなー。
でもNSRは売っちゃったらしいからちがうな。小峰峠を越えたところの工事信号でその2stバイクに追いついた。するとそのすどさんチックな人が振り返って挨拶するでわないか。
なんと某aなバイクで来たすどさんだった。
ぐあああ。デジカメもってないのがこれほど悔やまれようとわ。途中で虹色のサイレンサをつけたfirebladeに乗る3193さんそっくりな人とすれちがったがとりあえず先に進む。五日市で檜原街道に出て、さらに少し進んで戸倉の7-11着。
時刻は9時になったばかり。当然ながら参加するかもと言っていた人は誰もいない。もっともこの天気で来るのはかなり物好きだと思うが。自分はさておき。とりあえず休憩。3193さんに電話してみると、家にいた。
やはりさっきのはニセモノだったらしい。
3193さん達は昨日走った組なのでその様子を聞いてみると、かなり充実した内容のツーリングだったらしい。いいなぁ。対して今日の二人のいけてないことよ。まあ今日は早めに退散だねーとか話していたら雨がぱらつきだした。
へなへな。こりゃもう誰も来ないのは確定だな。あとは連絡すると言っていた戸谷さんの連絡待ち。しばらくぼーっと待ってると奥多摩方面からCBR600Fのスモーキンジョーが通過していった。よく見るとGiViスクリーンでバーハンドル仕様。これはもしやと通過した後ろを見ると、延長したリアフェンダーにビーライドのステッカーが。
やっぱり。走ってるのを見るのは初めてだな。
檜原街道で奥多摩周遊道路を目指す。さすがに車は少ない。断続的にぱらつく雨で、路面はところどころハーフウェットまでなっているので、控えめなペースで丁寧に走る。
後ろではすどさんが、ちょい乗り以上に足を延ばすのは今日が初めての某aなバイクに慣れようとあれこれやっている。なんでも某aは
エンジンは某s製らしい
のだが低速トルクがないのにハイギアードなクロスミッションなんで加速に苦労するそうな。奥多摩周遊道路に入る頃には路面はハーフウェットからウェットになりはじめ、雨も連続的にぱらつきだした。とりあえずとっとと越えて奥多摩湖まで行くことにする。走ってる車はほとんどいなくなった。ただバイクとは何回かすれ違う。大抵は大型。世の中にはこんな日にも走りに来る物好きが僕ら以外にもいるらしい。
結局峠を越えて下りになる頃には天気はすっかり雨になった。ゆっくり下る。すどさんはさらに四苦八苦している。以前来たときは気がつかなかったが、結構桜の木が多い。並木になってるところもあり、時期的には散り始めた頃でなかなかきれいだった。
奥多摩周遊道路を下って、天気も天気なのでもうあとは帰ることにして山腹に咲く桜など見つつ青梅街道を下る。奥多摩湖の駐車場で休憩。物好きなバイク乗りはここにも何人かいた。
某aに跨らせてもらう。シート高は結構高いが、サスがよく沈むので足つきは問題ない。何より軽いし。前傾も思ったほどきつくない。NSRほどコンパクトじゃないけど。メーターはしっかり240km/hフルスケール。パワー計ったら後軸で60psぐらいあったらしい。
さすがフルパワー2スト250。
帰りのルートの相談。僕は大森のバイク屋に寄るので、二人でR16経由で帰ることにする。ただ出るのではつまらないので相原あたりまでは都道をたどることにして出発。さすがに青梅街道は車が走ってるので流れにあわせて走る。白丸を過ぎたあたりで、突然後ろのすどさんがウィンカーを出して止まった。あれ。なんか落としたかな。はっ、
もしやセンスタストッパでは
と思ってあわてて止まって確認したらまだちゃんとついている。あれ? すどさんの所まで行ってみると、なにやら前輪をのぞき込んでいる。なんと、某aの左前ブレーキキャリパの固定ボルトが外れた
とのこと。見ると二本あるボルトの一本は脱落してなくなっていて、もう一本もネジが完全にゆるんでいた。なんでもふと下を見たらボルトが飛び出してるのが見えたそうな。こわ。されに思い返してみれば奥多摩周遊道路の下りあたりからブレーキから異音がしてたとのこと。やっぱり音ってのは機械の調子を見る大事な指標なんだなぁ。
応急処置として、脱落したボルトの代わりにタイラップで固定。残った方は増し締め。すどさんは帰りがけにバイク屋にクレームつけに行く事を決意していた。
いくら某aがイタリアンとはいえ
納車整備不良なんだから当然ですな。さらに進んで古里から吉野街道へ。途中でお祭り渋滞があったがすり抜けで通過。お祭りもこの天気じゃ大変だ。青梅から秋川街道に入る。かやくぼから都道184、185経由で都道61へ出て高尾へと、小さな峠を何回か越えながら走る。途中のトンネルでは試しにアクセルを開け気味にしてみると、
テクスポの音が響き渡る。
うひょー。悪い事してる気分。でも癖になりそう。高尾で少し渋滞にはまったものの、そのほかはほぼ順調に進んで都道47で相原へ。そこにあったガストで昼食。僕はビーライドに電話してセンスタストッパの修理の段取りをつける。
某aはえらい勢いで水を跳ねるのであった。
きゃー。走行ラインをずらさないと雨なんだか水跳ねなんだかわからないほどだ。すどさんもフェンダー延長しましょうよう。レプリカらしからぬからダメ?まあ走行ラインをずらせばいいやと走っていると、また突然すどさんが路肩に停止。こんどは
某aのシフトリンケージが外れる
らしい。回転方向にはもちろんセレーション切ってあるのだが、リンケージが軸方向に内側にずれてそれが外れてしまうそうな。普通は回り止めボルトがずれ止めも兼ねるはずなのに、よくわからん設計だ。さすがイタリアン
というところか。タイラップで軸方向にずれないように位置決めして応急処置。再び走り出すと、今度はR16大渋滞
ほとんど流れていない。ここまで混んでるのはめずらしいらしい。ひたすらすり抜け。ということは某aの真後ろじゃありませんか。
すすすすっと水跳ねの射程外まで車間を広げる僕であった。R246の手前で給油。R246を過ぎてバイパスにはいると急に流れは良くなった。流れにのって走行。それにしてもやっぱり某aの水跳ねはすごい。
まるで噴水。
車体よりも水跳ねの方が遙かに大きいのは見ていて笑えた。横浜新道との交差ですどさんとさよなら。次は天気良いといいっすね。その後は狩場でバイパスをおりてR1〜R15で都内へ。特に渋滞もなく蒲田まで来られた。環八から産業道路に出て大森のBLRに到着。今回のパワーアップの最後の仕上げとしてパワーチェック&キャブセッティングのためにろくえふを預ける。
その後は電車で移動して、前愛車VTZを現オーナーから再びレンタル。いつもすみませんねぇ。あとはなんかめんどくさくなったので首都高〜常磐道で一気につくばへ。日が暮れる頃にはつくばまで帰ってこられた。夕食を食べてから19:30頃帰宅。
今日はなんか二人して物好き・ダメだしツーリングになってしまった。まあこれでバイクを完調にして、次回はいいコンディションで走りたいな。