2日目(前半) (8月2日(月))



・苫小牧

 5時前には目が覚めた。外は明るくなっていたが曇り空。日の出が見られるかなと甲板に出てみると、

雨が降り始めた。

がーん。いきなりこれかい。空を見ると北の方ほど雲が厚くなっている様子。船内に戻って上陸準備などしているうちに、雨はどんどん強くなってきた。今日はニセコの方に行こうかと思ってたけど、変更した方がいいかも。

 フェリーは定刻に苫小牧に到着したが、下船開始ぎりぎりまで粘ってテレビの天気予報を見ると、どうやら南岸と道東の方だけ天気がいいらしい。ということで早々と計画変更。襟裳岬経由で道東へ行くことにする。ここからなら楽に帯広の実家まで行けるな。

 とりあえずそこまで決めて 上陸、 Photo はしたものの雨足が結構強かったのでそのままターミナルビルに避難。 ついでに朝食をとりつつしばらく様子見。 Photo

 実家に今日の予定を伝える。やはり道東の方は天気はいいらしい。そういえば今朝まで胆振地方に大雨警報が出てたみたいだけど胆振ってどのへんだっけ?と聞いたら

このへんらしい。

どーん。とりあえずそっち行きますはい。なんか親もドライブがてら迎えに来るらしい。襟裳岬で落ち合うことにして、雨足が弱まったのを見計らって出発。

・苫小牧〜様似

R36から日高道の無料区間を走ってR235で襟裳方面へ。交通量は多めだが流れは速い。進んで行くにつれて雨はやみ、門別を過ぎて海を見ながら走るようになる頃には路面も乾いてきた。進むにつれて天気が回復していくのがよくわかっていい感じ。

 やがて 新冠に入る頃には Photo いよいよ雲も切れ始めたので、 サラブレッド銀座パーキング Photo に寄って休憩がてら雨具を脱ぐ。

 天気が回復したのでひたすら移動モードから観光モードにシフト。今年も二十間道路に寄ってみることにして道道209〜道道71で静内の 二十間道路 Photo へ。今年は道道71よりも北側の部分を往復してみた。

 静内から先は、去年走ったR235とは別の道をということで一本内側の道道1025を試してみることにする。これがなかなか変化に富んでて良かった。まずは 丘陵のワインディング。 Photo 三石町に入ったあたりで道道1025は左に折れて未舗装路となるが、そちらには行かずにそのまま直進すると広域農道になった。これまたいい道。 線路沿いの直線 Photo だったり 丘陵の地形に沿った道 Photo だったりで飽きがこない。そのまま進んでいくと道は再び道道1025になり、浦河で再びR235に復帰した。

 浦河からはR235で襟裳岬を目指す。するとあたりは急に霧に覆われてきた。どうやら海から流れてくる霧らしい。時々隙間から見える空はきれいに晴れて青空なのが変な感じ。

 そのまま霧の中を潜るように進んで行く。途中で一旦 親子岩 Photo に寄ったりして、そして 様似の町で給油&コンビニ休憩。 Photo まだ昼にはすこし早かったので軽く腹ごしらえ。


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