2日目(後半) (8月2日(月))



・様似〜襟裳岬

 様似からいつしかR336に番号の変わった海岸沿いの国道を進む。去年苦労して迂回した平宇の崩落現場をあっさりと通過。まだ鉄骨で防土柵を作ってあった。

 相変わらず海からの霧が絶えない中を走り、歌別からは道道34に入って先端へ。景色が最果てっぽくなったところで 襟裳岬へ到着。 Photo 親との約束の時間より早くついたので、当然まだ来ていない。とりあえず岬を見に行く。

 今年は明るい時間にこれたが、 やっぱり霧の中。 Photo しょうがないので 近くの草花なんて撮ってみたりする。 Photo さらに風の館という展示施設の無料部分をのぞいてみたりする。 カルマン回廊という怪しげな通路もあった。 Photo

 一通り見て駐車場へ戻ってもまだ来てないようなので、写真に撮れそうな景色を探して近場をうろつくことにする。来た道を少し戻って、自衛隊の基地の方へ行ってみる。すると 岬の東西で天気が全然違うことがわかった。 Photo 天気と言うより霧の具合なんだけど。西から東に海霧が流れていて、西海岸から少し入れば霧は消えてしまっているのだった。ということで 岬の東側の道道34はこんないい天気。 Photo

 軽く一周して岬に戻ってみると 親が到着していた。 Photo というかほとんど入れ違いで到着していたらしい。岬は既に見たというので、 つぶ貝なんぞ食べてみる。 Photo

・襟裳岬〜帯広

 あとは親の車と併走して帯広の実家を目指す。道道34を百人浜方面に進んでR336に復帰。庶野〜広尾の間のR336は 黄金道路 Photo といわれる道で急斜面と海の間を縫って進むのだが、トンネルやシェルターが続くので案外走りにくいことはない。相変わらずどこかは工事中の箇所があるが。そんなわけで車の流れにあわせて走っていると結構眠かった。黄金道路区間の最後の方にある フンベの滝 Photo で一休み。

 海沿いの道は広尾で終わり、内陸に入ってくる。豊似からR236に入る頃からは次第に平野の景色になってくる。大樹から道道55で十勝平野の南端をたどるように上札内へ。緩やかに起伏する土地と、それを規則的に区切る防風林と、密生していても明るい感じの白樺の林に十勝平野を実感しながら進む。

 上札内からは道道240経由で西二線で帯広方面へ。途中で十勝平野の東西で雲の様子がはっきり違うので写真を撮ってみた。 こっちが東側で、 Photo こっちが西側。 Photo

 ここからは親の車に先導してもらう。すると母の運転するれがしー号はいきなりばびゅーんとかっとんで行った。あわてて追っかける。

かあちゃんとばしすぎです。

片側一車線の道道を80km/hを軽く上回る勢いで行っちゃうんだもんなー。まだ初心者マークついてるのに、まんま地元車な走りなのに笑ってしまった。

 そんなこんなで程なく 実家着。 Photo 予定より早く来たから、明日一日ぐらいは帰省モードでごろごろしようかな。

 本日の走行距離、約360km。


index / next / back / ツーリング(1999)