ぼーっとしてるのも何なので、ゆっくり準備を始める。朝食はyuujiさんにお湯をもらってカップラーメン。あとコーヒーももらった。今回とりあえずキャンプ用品は寝ることができる分だけもってきたのだが、湯沸かしセットはあった方がいいと思った。料理まで行かなくとも、湯が沸かせるだけでも十分幸せになれる。あとコップもあった方がいいかな。
荷物を積んで出発。まずはサロマ湖を目指す。目的はホタテを食べること。yuuji&145夫妻の食べるべきものリストに入ってるらしい。普段一人で走ってると食がおろそかになりがちなので、こういうのもまた良い。
R39で留辺蘂まで行き、そこから道道103でサロマ湖へ。国道から一本はずれると、とたんに車がいなくなるので快適に走る。浜佐呂間で佐呂間湖畔に出て、R238を湧別方面へすぐにキムネアップ岬の看板があったので寄ってみることにする。
一車線の道をしばらく走って
岬の駐車場に到着。
岬はサロマ湖に鋭く突き出す形で、先端はキャンプ場になっていた。小振りながら立派な小屋もあったが外の日陰の方が涼しかった。そっちでしばし休憩。
次はいよいよホタテ。R238へ戻り、湧別方面に少し走ったところにある
北勝水産に到着。
まだ午前も半ばの時間だったが、145ちゃんはすでに臨戦態勢。のっけから
「おなかすいたー」
とのたまい男子２名をびびらせる。というわけでわき目もふらず ホタテ売場へ。
勢いにつられて僕も刺身と焼いたのを一個ずつ注文。どちらも一個100円とうれしい値段だし。
焼き上がるのを待って
いただきます。
どちらもとてもおいしかった。焼いたのは水とバターを使って塩っけのない香ばしさだし、刺身だと甘いのだ。145ちゃんがもう一回買おうか悩んだほどである（混んでなかったら買った可能性が高い）。
とりあえず満足したところで、ビールのつまみようにホタテ貝柱の薫製の一番小さい袋を仕入れてから出発。以後はひたすら北端を目指す。
サロマ湖畔を過ぎてからはしばらく海も見えず、北海道では普通の景色が続く。それでも眠くならないようになるべくいろいろ見るようにしながら走る。道はひたすら緩やかに続き、時々遅い車を抜く他は流れにあわせて時間ｘ速度で距離を稼ぐ。
紋別の近くまで来るとようやく海が見えるようになった。オホーツク海だー。見た目はかわらんけど。さらにしばらく走って紋別に入り、
道の駅オホーツク紋別で休憩。
時刻は昼ちょっと前。外は気温が上がってきて暑いので建物の中に入る。そこには小さいながらも食堂が。それを見た145ちゃん
「おなかすいたー」
なにー。しばし考えた結果、ちょっと早いけど次の休憩が中途半端になるのも何なので、結局ここで昼食にする。食べたのは唐辛子のきいた雑炊みたいなの。名前忘れ。食べ終わってデザートにソフトクリームでも買って行こうか（となってしまうあたり某女子に完全に影響されている）と思ったら、子供集団がお土産もって食堂と売店共通のレジに列を作っている。店員は一人しかいないのでそっちに忙殺されている。
列が終わるのを待ったがなかなか終わらない。というかよく見てみると各々が何回も並んでいるではないか。おいおい。引率らしき大人はいるが「急げよー」というだけで具体的な指示はないので効果なし。頭悪いなぁ。
結局列に並んで会計を済ませたが、あいかわらず後ろに並んできてるのでソフトクリームは諦めた。こういうその場の状況に無頓着な集団ってきらい。さいなら。
気を取り直して出発。昼食も食べたし、先は長いしで、次の区間は距離を稼ぐことに徹することにする。