途中で雄武町を通過。表記がそのまんま「Omu」なので、例の宗教団体騒ぎでは迷惑したんじゃないかなーとか思いながら走る。すると脇に現れたのが
雄武浄化センター。
いかん、ツボにはまった。(ゴミ処理施設だったかな?)さらにひたすら距離を稼ぐ。枝幸町に入ったあたりからは牧場が多くなり、オホーツク海も見えやすくなる。2時間弱走り続けたのでぼちぼち休憩しようと停まったのが 道の駅マリーンアイランド岡島。 ぶらぶらと売店を覗くとお約束とばかりソフトクリームを売っているのを発見。紋別では買えなかったので食べることにした。やっぱり暑いときは食べたくなるね。
ここからは気分転換もかねてバイクを交換してみようと申し出る。実はフルパワー化した骨吉(HORNET600)に乗ってみたかったのだ。ということで145ちゃんとバイク交換して出発。
あまり変化のない道だったのでいろいろ試せたわけではないが、骨吉は楽しい。エンジンもよく回るし、以前乗らせてもらったときの、発進時に一瞬トルクが不足気味になるような感じもなくなっていたように思う。あと車体がろくえふより一回り小さく軽く感じるし、ポジションもハンドルが近くてらくちん。操ると言うより振り回すに近い乗り方もできそう。んーいいバイクだ。ワインディングで乗ってみたい。
道は牧場の風景から海沿いにぐっと寄っていき、小さな岬(神威岬)を回り込むと今度は次第にあたりは平野になってくる。浜頓別のガソリンスタンドで給油。ここからはyuujiさんのさそり(fireblade)と交換。
やっぱりカウル付きのバイクは体に当たる風圧が弱いから楽。リラックスして走れる。さすがに前傾はきつめになるのでその分視界が前方に寄る。なんかハンドルの向きが曲がっていたが、かなり前からこのままらしい。慣れちゃったそうだけど、やっぱり直した方がいいと思いますけどねー。
走って行くにつれていよいよ宗谷岬が近づいてくる。道はしばらく平野の中を走ってから再び海沿いへ。宗谷岬までの距離を示す標識が頻繁に出るようになり、その数字が着実に減っていくので気分も盛り上がる。
宗谷岬まで20kmを切ったあたりから、丘陵地帯が海に突きだしているような地形になってくるとなんか最果てに来たという気分になってくる。やがて残りが数kmになり、海沿いをぐっと回り込んでいって突然町並みが現れるとそこが 宗谷岬。
yuujiさんが三脚を取り出して、アングルを工夫して撮ろうとしてたので、僕も台の上に立てたらいいのではとか言ったりして位置決め。しかしいざセルフタイマーで撮ろうとしたら、
風にあおられて落下!
高い位置からもろにコンクリの上に落ちたので見事に破損。一応とれたパーツを組み直して原型まで戻したものの、電源が入らない。あわれyuujiさんのデジカメは最果ての地で果ててしまったのだった。高い位置を薦めた手前、心が痛い。。。どうでもいいけどちょうど観光バスの団体が来てて事件を目撃されてしまったので、あれこれ言われて精神的ダメージ倍増。ほんとにしょうもないことしか言わないんだもんなー。「落ちるんじゃないかって思ってたのよー」とか。だからなんじゃい。
しおしおになったところで、キャンプ場を目指すことに。稚内あたりでめぼしいところを探す。キャンプ場はいくつかあるのだが、やはり条件のいいところがいい。ということで結局選択は経験者たるyuuji&145夫妻におまかせ。その間に ちょろっと高台に登ってみる。
キャンプ場は、稚内港の近くの稚内森林公園キャンプ場が第一候補になった。傾きつつある日を正面から浴びながら稚内を目指す。正面遠くには利尻富士らしきシルエットがずっと見えていた。
稚内市街地に入り、入り口がわかりにくかったものの特に迷うことなく 稚内森林公園キャンプ場に到着。 最後に細い道をくねくね登らされただけあってなかなか見晴らしがいい。特に問題もなかったのでここに決定。荷物を下ろして設営にはいる。
次は温泉&夕食。まずは温泉。ノシャップ岬の反対側にある稚内温泉へ。海沿いにぐるっと回り込んで 温泉に到着。 ここはできたのは最近らしく建物はきれい。料金は600円と普通だが、施設の内容が至れり尽くせりでこれなら文句なし。すっかりくつろいでしまったので、夕食もここの食堂で済ませることにした。 僕はいくら丼セット。
すっきり満足したあとはコンビニで買い出ししつつキャンプ場に戻る。さすがに日が沈むと涼しくて気持ちいい。キャンプ場では稚内の夜景を見ながら飲み会。いいねぇ。サロマ湖で仕入れたホタテ貝柱の薫製もなかなかですな。
寝る頃になると空には雲が広がりだした。明日の天気は朝にかけて下り坂という予報がその通りになりそうだ。まあ明日のことは明日決めることにして就寝。
本日の走行距離、約390km。