6日目(前半) (8月6日(金))



・稚内

 朝方から雨が降り出した。テント泊の場合雨だととたんに行動するのがおっくうになる。かといって何もしないのも暇。雨は強くなったりほとんどやんだりと変化するので、雨の様子をうかがいながら ぼちぼち準備をはじめる。 Photo

 朝食の時はやんでいたので楽だったが、いざテントをたたむときになってまた降り始めた。くそー。で、荷をバイクに積むときにはまたやんできた。なんてこったい。で、今日の予定だが、そろそろ洗濯しないといけないのと、天気が回復することも期待して、まずは稚内でコインランドリーを探すことにする。

 キャンプ場から市街に下りたところで、地元の人に聞いてコインランドリー発見。yuuji&145夫妻は着替えて洗濯モードに移行。僕はたまたまそこで市内観光パンフを見つけたので、待ち時間を利用してぶらぶらすることにした。洗濯物は一緒に放り込んでもらうようにお願いして出発。雨はほとんどやんできている。

 まずは一旦キャンプ場のあった公園に戻ってぶらぶら。 途中にあったのが「氷雪の門」。 Photo さらに上の方にも登ってみるが、霧の中になったので引き返す。

 次は港の方に行ってみる。フェリー埠頭のところにあるのが ドーム防波堤。 Photo 思ったより大きくて ドームの下はちょっとした屋根付き広場みたい。 Photo

 次は 稚内駅に行ってみる。 Photo 土産物屋や観光案内所、昼食が食べられそうな店などを見ながらしばらくぶらぶらして、そろそろ頃合いかなと戻ることする。

 はたして戻ってみるとちょうど終わって片づけてるところだった。ちょっと遅かったかな。時間はそろそろ昼になろうかというあたりだったので、昼食を食べてから出発することにする。店を探しながら歩いて駅前方面へ。雨はすっかりやんで地面も乾きはじめていた。

 店はめぼしいのが見つからないまま駅前まで来てしまった。結局そこにあった「ひとしの店」という食堂にはいることにする。メニューを見るとカニ関係だけ赤字で書いてある。「カニ飯」と「カニ丼」があったので違いが気になって聞いてみてから僕は 「カニ丼」を注文。 Photo 肝心の違いは、「カニ飯」がカニを載せたチャーハンみたいなので、「カニ丼」はカニ入りの卵綴じの具が載った丼だった。なかなかうまかった。

・稚内〜天塩

 昼食も済ませたところで出発。今度は日本海沿いに南下する。稚内市内で給油してから、道道106へ。雨こそやんでいるものの、雲はまだ低くたれ込めているので利尻島などの姿は見えなかった。残念。

 抜海を過ぎると道はいよいよサロベツ原野へ。

ほんとに何もない。

天気が良ければ写真を撮りながら走るのもいいかもしれないが、薄く霧のようなものが海からの横風で吹き付けてくる状況なのであまりのんびりする気にもなれない。そして横風自体も結構強いので、気が抜けないまま走り続ける。

 そんな中でも自転車で走ってる人もいて、がんばるなぁとか思っていると、

歩いてる人もいた。

がんばるなぁを通り越して大丈夫なのかなぁと心配になる。

 せっかくだからそれらしい景色があったら一枚ぐらい写真を撮っておこうと思っていたが、これというポイントで止まれないままに上サロベツ原野は終わってしまった。 稚咲内のレストハウスで休憩。 Photo

 さらに道道106で下サロベツ原野を南下。上サロベツ原野よりは人の手が入った景色が散見される。やっぱり上サロベツ原野のうちに写真撮っておけば良かったなーと思いつつ走っていると、 北緯45度線の標識 Photo があったので一旦停まって写真を撮る。

 やがて左に天塩川が見えてくるとサロベツ原野も終わり。天塩河口大橋を渡って天塩市街へ。yuujiさんがお金をおろしたいとのことで郵便局を見つけて停まる。ついでにこの後のルートの相談。すでに午後も半ばなので、このまま海沿いに南下して留萌を目指すことにする。


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