北茨城へのアプローチは定番の常磐道那珂IC〜R349で里美村へ。つくばからだと2時間もあれば林道が豊富なエリアに入れるので便利。いつも通り友部SAで腹ごしらえして、常陸太田の手前で給油してから里美村へ。
R349は常陸太田バイパスを過ぎると信号が少なく流れがいいので快適に進む。R401との交差点のコンビニで昼食用の食料を買い込む。
追分から高野谷地林道へ。ここは大体の区間がよくしまって走りやすいフラットダート。緩やかな峠を越えて、殿畑から農免道路で県道111へショートカット。
このあたりから雲行きが怪しくなり始め、まだ昼過ぎだというのにもう雷が鳴り出した。あたりの山も靄に隠れ始める。案の定ぱらぱらと降り始めたので、すぐさま止まって雨具を着込むと、
やれやれ。まあoff走行ならドライでもウェットでも大してかわらんさ。視界が悪いことだけちと困りだけど。雨装備でさらに進む。県道111に出て亀谷地方面へ。ところが雨が本降りからさらに強まって大粒の土砂降りになってきて、体に当たる抵抗がつらいほどになってきたので、 こりゃだめだということで屋根を見つけて 雨宿り。
食料をつまんだりしつつ30分ほど待って、小降り程度に収まったのを見計らって出発。大山林道から亀谷地に抜けようとしたら、入口に通行止めの標識があった。とりあえず行ってみる。
道はわだちが少しある程度のダートだったが、県境のあたりまで来たところで突然 廃道っぽい雰囲気に。 道らしき物は続いていたが、歩いて偵察してみると
ドロドロのデロデロな有様
だったのでチャレンジはやめておくことにして引き返す。途中の支線を試すもやはり行き止まり。県道まで戻る。県道111で南下して県境を越えて茨城県へ。その少し先から亀谷地林道に入り、改めて亀谷地方面へ。まずは 開けた斜面を緩やかに高度を稼ぐ。 峠を越えて下りにはいると一転して木々の中のくねくね道。
途中で分岐があり、GPSによるとさっき断念した地点の近くだったのでそっちに行ってみるが、こちら側はすぐに藪に覆われた廃道状態だった。ほんとにさっきの地点のすぐ近くみたいだったので条件が良かったらチャレンジしてみたかったが、一人だしまた雨が降り出してきてたのでやっぱりやめておく。
分岐を亀谷地方面に進んで県道27へ出る。次第に雨が強くなってきたので、県道27で花園渓谷を下って花園神社方面へ。やはり路面が泡立つほどだと雨具着ていてもつらい。ということで 土産物屋の裏に屋根を見つけて再び雨宿り。
以前loonyと走った林道( A林道)で県道111方面へ。そのときはまだ雪が残っていたのだが、今回はその代わりに草木が生い茂っていて道が狭くなったように感じたところもあった。
峠を越えてしばらく下ったところに、北側に向かう分岐があった。さっきの亀谷地林道でも南に向かう支線があったし、GPSでみてもいい感じの位置関係に見えたので、それと繋がるかもと期待して行ってみることにする。
ところが進んでいくとだんだん草木が深く生い茂ってきて、最後には藪漕ぎ状態になってきた。 さらに森の中に入って行くようになる ところで、おかしいなとGPSを見ると、
いつの間にか大きく東に逸れてるじゃないですか。
やっぱりだめだこりゃ、と引き返すことにして振り返ってみれば、 しまった緩い下りだったから気が付かなかった。登りだとこんな深い藪なのか。とにかく引き返そうと登り始めると、地面も結構緩んでいて後輪が空転する。ちょっといやーな経験を思い出した
が、よく思い出してみればあのときよりはまだましだ、ということがわかってちょっと安心。落ち着いてゆっくり進んで戻ることができた。県道111に出たら南に下って、以前と 同じ林道 ( B林道)で県道22へ出る。県道22を南下して県道227へ入り、これが3回目になる林道( C林道)を経由して県道245に出て里美方面へ。この辺はもう大体わかってるのでいいペースで走れた。
県道245から生田入林道へ。まだ試してない支線があったのでそちらに行ってみると、R349に出ることができた。もう一度戻ってさらにその途中の支線を試すと、見覚えのある三叉路に出た。寺入林道から入ったときに通る三叉路に、まだ行ったことのない方から出たのだった。ビンゴ。
ということは生田入林道群だけでダートの周回コースが出来るわけだ。早速それを実践して、ぐるっと回って再び三叉路に戻ってみる。コースがわかってしまえばペースも上げられることもあって大して時間はかからなかった。すっかり満足して、寺入林道でR349に下る。
今朝来たルートを逆にたどって、R349で那珂ICへ。IC手前で給油してから、常磐道でつくばへ。高速を下りる頃には雨も上がったので、最後にコイン洗車場でバイクもさっぱりしてから 帰宅。