つくば合流のakitugu氏を乗っけて車でもてぎへ。他のメンバーとは 現地で合流。 つくばを出るときは曇り空だったが、現地に着いてみれば快晴無風の好コンディションとなった。スクール会場は ツインリンクもてぎ内のダートトラック。
はじめに 説明を受ける。 「とにかく滑ることに慣れて下さい」「どんどん転んで下さい」「足が上がらないくらい疲れますよ」などと聞いているうちにだんだんわくわくしてきた。そして 乗車姿勢の説明、 転びかたの説明、それからレンタルバイクのXR100(ダートラ仕様)の説明。おもむろに、
「前ブレーキが付いてないので止まるときに気をつけて下さい。」
と言われてびっくり。このときは大丈夫かいなと思ったのだが、実際にはどうということはなかった。移動するときはゆっくりだし、ダートラしてるときは使わない。むしろ、思わず前ブレーキを使って握りゴケする方が危ないんだそうな。一通り説明を受けたら いざバイクに乗って トラックに降りて練習開始。足りない装備(僕はOFFブーツを借りた)を借りて、完熟走行してから、まずはパイロンを目標にリアをスライドさせてターンする練習。
はじめはクラッチを切ってブレーキでロックさせて滑らせる。慣れるに従って、クラッチをつないだまま、ブレーキできっかけを作って滑らせる。最終的にはブレーキも使わなかったりシフトダウンをきっかけにしたりするそうな。そこまではいかなかったけど。
はじめはおっかなびっくり。ときどきこけたりしながらも、だんだん滑らせられるようになってくると楽しくなってくる。
滑る量が大きくなって、着いた足が引っかかるようになってくると、ブーツにつける鉄スリッパ登場。重いけどたしかに滑らせやすい。滑らせた状態から止まらずに抜けられるようにもなり、こうなるともう飽きもせずぐるぐる回る。
すでに猿状態。
しかし気持ちよりも先に、思ったより早く脚に限界が来た。既に筋肉痛気味の症状が。それ以降は 適当に休憩を入れつつ 各自のペースで練習を続ける。やがて午前の部は終了。
午後の部はデモ走行から。600ccの車両を使って、 400mトラックでデモ走行。 コーナー進入から立ち上がりまでほとんど滑らせっぱなしなのはなかなか迫力がある。
ポイントは、前半の進入からクリップまではスライドさせることによって減速する区間で、後半は加速しながらのパワースライドなので同じスライドでも種類が違うということ。パワースライドはやりやすいがハイサイドの危険が大きいので、まずは前半のスライドによる減速を習得するのがいいらしい。
さっそく午後からは200mトラックに挑戦。やっぱりはじめは加減がわからず何度かこけたが、進入の勢いが足りない&アクセルを早く開けすぎ、ということを気をつけるといい感じになりだした。
こうなるとおもしろくてしょうがないのだが、左脚が疲れて上がらなくなってきてるので休み休みやらないとできない。気持ちはイケイケなだけにもどかしい。
そうこうしていると、 FTRの試乗車が登場。 ダートラ用にブレーキを外したりしてあるものの、なんと3台とも新車。「こかしてもいいですよ。」とは言われたものの、さすがに気を使う、、、はずが、
乗ってみたらおもしろいんだこれが。
XRに比べると大柄+パワーもあるので、挙動がそのぶんゆっくりだしパワースライドにも持ち込みやすい。ということで みんなで 交代しながら 乗りまくる。 僕もみごとにハマって、その結果、3台中2台こかしてしまいました。
すいませんすいません。といいつつそれでも懲りずに乗り続け、しまいにはもう足が上がってないからやめときなさいとインストラクターに言われるまで乗っていたのであった。要するに完璧に猿入ってました。
試乗が一段落した(というかみんな体力的に続かなくなった)ところでまたデモ走行。今度は そのFTRで200mトラックを走って見せてくれた。 後半は2台揃って 模擬レース状態。その後は再び 各自のペースで練習。 もうこのころになるといよいよ左脚がやばくなってきてたので、気持ちはまだいけるのだがさすがにペースダウン。どれくらいやばいかというと、
またがった状態からステップまで足が上がらない
のだ。ギアチェンジもまともにできず。 他の人も同様な状況らしい。 お疲れその1、 お疲れその2。あぶない転倒をする人も出てきた(頭を打って念のため医務室行き)ところで、まだ少し時間は残っていたが早めに切り上げることになった。もう体は十分以上きてるから納得。 最後にまとめの説明を受けて スクールは終了。
左足がクラッチペダルまで上がらないんですけど。
しょうがないので手で脚をサポートして操作。温泉が近くてよかった。温泉に入った後はつくばまで移動して夕食を食べることになったので先導して下道で移動。幸い左脚はなんとかクラッチ操作ができるまで回復していた。
家の近くのサイゼリアで夕食を食べてから解散。お疲れさまでした。
今回は予想以上に楽しかったが、コツが掴めてきた頃には足にきてしまっていたのが残念。もう一度ぐらいは挑戦してみたいものである。