ツーリング(2003年)

2003.08.16/加山カップ10時間エンデューロ@湯沢


・つくば〜湯沢

 金曜夜21時半頃車で出発。本庄児玉ICまで下道で行って関越道で月夜野ICまで行き、そこからまた下道で湯沢へ。26時頃到着。三国峠までは小雨が降ったり止んだり、霧も出ていたが、新潟側はやんで路面もドライ。

 会場の加山キャプテンコーストスキー場(加山雄三のスキー場らしい)へ行き、駐車場でいねさんのトランポを確認してから車内で仮眠。

・準備〜スタート

 5時起床。天気は意外にも晴れ。いねさん達と合流。すでに受付は済んでるそうなので、 朝食を食べつつしばしまったり。 Photo

 周りが賑やかになってきた頃に ぼちぼち準備して Photo コース側に出る。 ピットロード Photoコースの最下部。 Photo

 やがて ミーティング Photo で説明を受けてから、マシンを スタートに並べて Photo 暖気開始。 Photo マシンは畑尻さんのYZ80、ゼッケンは32。

  スタート Photo は8時40分。変則スタート方式が笑えた。まあ10時間も走るのでびしっとスタートする必要もないということなんでしょうか?

 我らが1番手は畑尻さん。いきなりスタートでへろへろになった様子。一応、1時間ぐらいずつ3人でローテーションする予定である。

・一本目

 コースはスキー場の斜面をコーステープで区画して造ってあるらしい(登って下見する元気なし)。1周5kmちょっと。一斉に、というよりだいたいまとまってスタートした集団が登っていくと、しばらく静かになる。

 どこまで行ったのかな?と待つことしばし、先頭集団が下りてきた。 と思ったらまた登っていった。 Photo そういうコースらしい。

 そこからは音が聞こえる範囲をくねくね走ってる様子。やがて こんどこそ下ってきて Photo ようやく先頭が2周目に。

 それから待つことさらにしばし。先頭がまた帰ってきても、畑尻さん現れず。ちょっと心配になった頃、ようやく帰ってきて 2周目へ。 Photo どうやら押しが入って大変らしい。

 結局2周で交代。2番手は自分。聞くところによると難所が3ヶ所ほどあるらしい。コースを知らないのでドキドキしながら1周目。

 難所その1は池。YZ80だとステップまで浸かる。浸かるとなぜかエンストする。再始動はできたので、回転を上げて半クラも使って進む。顔まで自分の跳ね上げた水が飛んでくる。とりあえず押しはせずに済んだ。

 難所その2は急登。さらにクランクありのガレガレ。登れなくてあえなく押し。既に息上がる。さらにその後すぐに急な下りから急な登りへの鋭角コーナーがあって、気を抜くとそこでもハマる。

 難所その3も急登。ガレは少ないしほぼ直線だけど、入口が登りS字で勢いを付けにくい。というかいきなり入口でエンストしたり。低速トルクが足りないので坂の途中で再スタートが難しい。結局押し。もうヘロヘロです。

 難所をクリアするとあとはなんとかなって無事スタートに帰ってこれた。長いよ1周。また難所に行くのが気が重い。。。

 2周目。池は止まらずクリアできた。しかしその2急登はまた押し。その3急登は1速パワーバンドなら登れそう、と思ったらギャップで跳ねた前輪が戻らずそのままウィリーして後ろにコケました。また押し。上で休んでから再スタート。うすらキモチワルイです。

 次で交代して!と頼んでから3周目。池で止まりました。キックも既にツライです。その2急登は2足2輪で漕いでなんとかクリア。これはいいかも?とその3急登でも試したら、 体が後ろに落ちてバイクだけが登ってしまいました。また押し。もう普通に走れるところではタイムを稼ぐどころか少しでも休むことしか考えてません。

 3周していねさんと交代。やれやれです。あと2回は乗るのか。。。しばしぐったりしてから、 コースをぶらぶら。 Photo 傍らでは ATV試乗会もあった。 Photo 晴れだけど風は涼しくてさわやか、なかなかのレース日和。

  いねさん Photo は着実に周回してノルマを果たし、 予定通り交代。 Photo

・二本目

 畑尻さんのブーツが壊れたので自分が先に行くことになった。しかも「5周ぐらい走ってきて良いから。」ご無体な。マシンがややカブリ気味ということで、プラグとエアフィルタを交換してからスタート。

 なるべく高回転を使うようにして走る。ほとんど2速までしか使えない。それでも池では浸かった途端にほぼ確実にエンストする。一方でその2急登はいつの間にかクランクなしに変わって難易度が下がっていたし、その3急登は一気に登れる走り方をやっと見つけた。

 とりあえず大ハマりせずに回れるようになり、押しが入らなければだいぶラク、これなら5周行けるでしょう、と思っていた4周目終盤になんでもないコース途中でエンスト。またカブった?と思ったら

ガス欠でした。

やってしまった。あと一回登り返さないと下まで行けない。とりあえず押してみるも、すぐヘロヘロに。そこでマーシャルがやってきて、ピットに呼びに行ってくれるとのこと。しばし待つ。

 しかし二人とも見つからない(トランポまで戻って休んでたらしい)ので、結局自分で下まで下りて燃料だけ取ってきて再始動。戻って4周でブーツ修理成った畑尻さんに交代。もう腕や手に力が入りません。いねさんに借りてたキャメルバッグも空になりました。

 またしばしぐったりしてから、水分が足りなくなったのでコンビニまで買い出しに。食欲はないが昼食を適当に取ったり、 レースを眺めたり Photo して過ごす。畑尻さんも 2本目は調子出てきたらしい。 Photo 一本目より順調に周回を重ねて いねさんに交代。 Photo

 いねさんは二本目も 着実。 Photo 午後になると 雲が多くなってきた。 Photo 雨は降らなそうだし、さらに涼しくなったのでコンディションとしてはまだ良好。

・三本目〜ゴール

 いねさんは4周走ってから戻ってきた。じゃあ今度は目標5周、と給油も忘れずに三本目。

 ところが1周目でコケまくり。疲れてるせいか自分で思ってるよりマシンの押さえが効かない。その2急登で一気に行こうとしたら体が遅れてコースアウトゴケ。と思ったら普通のコーナーで失速してコケてみたり。

 2周目ではマシになってきたが、またその2急登でコースアウトゴケ。今度はアクセルを戻せなくなってマシンが完全にコースから飛び出してしまった。さらに自分はそれを飛び越して藪の中へ。ダメージはマシンともどもなかったけどやった本人がびっくり。

 3周目以降は少しペースを落としてコケないように走る。やっと落ち着いて回れるようになった。レースというよりツーリングペースだけど。最上部から折り返して下り始めるあたりでは景色を眺めながら走ってたりする。

 目標の5周走って畑尻さんと交代。残り時間が2時間を切っていたので四本目はないだろう。一足先に終了。でも着替える気力もなく、とにかくぐったり休む。

 やがて畑尻さんから最後のいねさんに交代。ようやく着替えて、ゴールに備える。18時を過ぎると、どんどん暗くなってきた。これはライトがないとつらいんじゃないの?という暗さになってきた18時40分、ようやく 1位がチェッカーを受ける。 Photo いねさんはついさっき通過したから残り1周。

 他のマシンが続々とゴールするのを見ながら待つことしばし、 いねさんゴール! Photo 無事完走、お疲れ様でした。

・湯沢〜つくば

 ぼちぼち 片づけ Photo してるうちに 表彰式。 Photo うちらはレジャー系だしガス欠なんぞもあったりしたので結果は推して知るべし。ちなみにブービーも該当しませんでした。ジャンケン大会も収穫なし。バーベキューがサービスされたので、とりあえず肉は獲得。

 駐車場に戻って、トランポに装備の七輪で焼き肉して夕食。その後撤収。ゆっくりまったりだったので帰路についたのは23時過ぎ。寝てから朝一で帰る案もあったが、Uターンラッシュにかかる可能性もあったので帰ってしまうことにした。さすがに上りの渋滞は解消されていたし。

 湯沢ICから高速に乗り、赤城高原SAで休憩して25時頃解散。赤城ICで出て、R353〜R50〜R294〜R125でつくばへ。28時(午前4時)頃帰宅。


ツーリング(2003年)