- きっかけ
今回はハードよりもソフトが先だった。ろくえふも気が付けばいろいろ手を入れて自分としては貴重な一台になってきてる反面、SLを買って2台体制になって逆に乗らないでおいておく時間が増えてきたので、盗難保険をかけたいなと思い始めていたが、いいのがなくて実行できずにいた。
そんなときにデイトナから「デイトナ友の会」なる盗難保険が発売されて、ビーライドがその代理店になったので早速相談。普通に見ればとっくに減価償却がすんでいるろくえふでも相応の保険がかけられることがわかったので入会することにして、その条件の中にイモビライザ機能付き警報機の装着というのがあったので、そういう警報機をつけることにした。
で、つけたのがデイトナの「マジックアラーム5」というイモビライザ機能付き警報機。いかにもという商品だが、保険の方で銘柄指定までしてないだけまあ良心的とは言える。それにビーライドが在庫までおいて取り扱ってるものだったので一番面倒がない選択だったし。
- 取り付け
すべてビーライドにおまかせ。直結検知、イモビライザ、ハザード、電源の配線と、 警報機本体の取り付け。
警報機本体は他にスペースがなかったので結局 後ろの小物入れの中に。 ただでさえ少ない収納スペースがないも同然になってしまった。
- 結果
警報機の操作はリモコンで行う。リモコンはボタンが二つしかないシンプルなもの。しかし警報機の機能の割にはシンプルすぎて、それを二つのボタンですべて操作するために、押し方とバイクのキーのON・OFFの組み合わせで細かく動作が決まっていて、さらに警報機のモードでまた反応が違ったりで、
まるで格闘ゲームの技の入力のようだ。
とても覚えきれない。まあ携帯用のミニ説明書がついてるし、普段使うのは警報機のセット・リセットぐらいなので困ることはほとんどないが。警報機としての動作は、
警報機作動中は、イモビライザも働く。ただし、すべての気筒を点火カットするわけではないので、エンジンによっては回ってしまうらしい。ろくえふで試したら、見事にアイドリングしたのであった。まあパワーは出ないし警報も鳴ってるから効果なしというわけではないけど。
- 振動を検知すると警告動作(ハザード・警報一回)、10秒以内に再度検知で警報機作動。
うっかり衝撃を与えたりしても単発なら作動しないので便利。センサは本体内蔵なので、その近くの入力に敏感。入力の種類も振動よりは衝撃に近い方に敏感。都会だとそばを通過した車の振動で反応することもあるらしい。感度調整は四段階。一番敏感にしておくと、風ではためいたバイクカバーで反応した。
- 警報機セット状態のときキーONで作動
直結検知なのだが、ONしかみてないのでキーでONしても作動する。いきなり作動なので、ときどきうっかりこれで鳴らしてしまう。
警報機の動作状態は、切り替え等の度に音+ハザード点滅で応答がある。リセットの時には警報作動履歴も応答で示したりして、なかなかかしこい感じ。あと、警報機がONだとキーOFF後5分で自動セットされる。普段は便利な機能なのだが、リモコンを忘れて出てしまった場合に出先でハマる。一回やってしまって往生した。
その他にもハザード等いくつか機能があるのだが、ハザードは既につけているし、その他の機能も必要がないので使ってない。しかし簡略版の「マジックアラーム3」だと今度は警報機のON・OFFができなかったりするので、機能的には過剰なところもあるが5のほうが便利である。
警報機としては機能も良くできてていいのだが、防犯効果としてはどれくらいあるのか判断しかねるというのが正直なところ。やはり、盗難保険とセットという意味の方が大きい。