特に11.5V以下に下がるとデジテンの警告灯が点灯するのだが、それが信号待ちで停まるたびに起こるのにまず気がついた。
はじめはしばらく預けてあったのでバッテリーが弱ってるのかと思い、そのまま高速に乗ったが、確かに電圧は上がったものの、ようやく13Vに届く程度。さらにタコメータが止まる症状も出た(これは以前にもあって接触不良気味の症状)ので、そこから一旦ビーライドに引き返して診てもらった。
充電不良の可能性ありということで、その場ではとりあえず流用の効く在庫があったレギュレータを試しに交換して様子を見ることになった。その後の帰りでは、高速を降りた時点で走行中に14V弱まで回復した。
という感じで、レギュレータ交換で完治とは行かなかったため、次は発電機の不調を疑い、再びビーライドへもっていくことにした。
明らかに、充電不良というか発電されていない。バッテリーだけで電力をまかなってる状態。せめてビーライドまではもって欲しいとそのまま高速に乗って先を急ぐが、
料金所でキーOFFにしてしばらく休ませ、いまさらながらライトのコネクタを抜いてみてからキーONにすると11V台の表示が出たので、電気食いのセルは使わず押しがけで再始動して走り、三郷からR298に降りる。
その後は信号停止のたびに、エンジン停止→しばらくキーOFF→押しがけで再始動、を繰り返して進むが、それもやがて限界になり、道の駅川口あんぎょうの近くまで来たところでギブアップ。道の駅まで押して行き、ビーライドに電話して引き上げに来てもらった。
充電周りの電装ではまずレギュレータが壊れると思っていた(以前乗っていたVTZで経験した)だけに、先に配線が壊れるとは意外だった。火事にならなくて良かった。10万km超えたあたりから予想外のところまで壊れる最近のろくえふである。まるで耐久試験。
修理内容は、配線とコネクタ修理、念のためレギュレータ交換、あげてしまったバッテリーは再充電して様子見ということで解決。発電機は問題無し。結構高いらしいので壊れてなくて幸い。
修理後は、走行中は13〜14V台、ブレーキかけて停車中も12〜13Vと復活。電圧計は、電装の健康診断に役立つことが証明された1件だった。最後にビーライドまでもてばもっと良かったのだけど。なんというか、