なんか最近朝もたもたするのう。結局10時 になってもうた。国民宿舎にキャンプ場利用の許可番号 の入ったボードを返してから芽室町をあとにした。
道道55号に入ってR38を目指す。(北海道にしては)結構狭い道で間違え たかとちょいと不安になりながら走る。右45度カーブかーと思って曲がっ たら奥でぐぐっと90度まで曲がっててちょいと驚く箇所があった。やばい かなーと思ってミラーを見たら、
こえ〜ぇ!
南五線でR274までショートカット。どうもこの道は地元では有名な抜 け道らしい。R274に入るや否や、
げげ、なにそれ。
高度を増すにつれどんどん視界が悪くなっていく。おまけにここ、ト レーラーが多い。かといって先に行こうにも登坂車線は短いし、前は見え んし最悪。おまけに峠の8号目あたりから上は
カッパを来ていても寒くて震える程だった。ひえー。
峠をどんどん下ると雲が消えて来て晴れ間がのぞいていた。なんて思っ てさらに下っていったら下界は
ひえー。すれ違うバイクの中には軽装の人達もいて、どうなっても知 らへんでーと思いながら走っていた。
腹減り。工事渋滞を乗り越えてやっとたどり着いた道の駅で昼飯。日高町の名物 「やまべ料理」と書いてある店に入った。やまべってなにゃ?
どうでもええが、ここのソフトクリームはうまいぞ。今回の北海道で3 番目にうまかった。
8月2日に通ったR274を走り続けるのは悔しい ので、「幸せの黄色いハンカチ広場」目当てに道道38に折れた。夕張かー、 メロンだよなあ。ひそかに北海道に来る前に、「メロン畑の横で農家の人 が10分の1くらいの値段で売ってたりしますよー」ってのをkから聞いていたのでわくわくし ながら走っていたのだが、道道沿いにはそういう畑無いのう。どれも普通 のドライブインで、値段も2000〜3000円と、普通に買うのと大差無かった。 うーむ、どこ行きゃええの? >k
で,道道3号との交差点に到着。幸せの黄色いハンカチ広場の標識発見。 あれ,ちょっと通りすぎてしまったらしい。
ってことで
なんて感じで走っていると、メロン城 発見。ひそかに寄るつもりは無かったのだが、 おしっこもれそう状態だったのでもっともらしく名所で止まってみただけ だったりして。ふぉふぉふぉ。
道道38をさらに進むと素晴らしいワインディングが。ちょっとコーナー の見通しは悪いが、路面はばっちりだ。ゆっくり走っていた前のLEVINが 何故か逃げるので寂しいので追いかけていた。かなりの山の中であるにも かかわらず、突然温泉ののぼりが…。
北海道ツーリングで最大の急ブレーキ。な んじゃここは…。その名も「奥万字王国」だと。あやしー。ま ともに入れるんかな、どきどき。入口に入浴500円と書いてあるがほんま だろうか。なかいはいると鬚面のオヤジが出て来た。むむ、取って食われ たりしないだろうか…
恐いけど入ってみた。脱衣場に
と書いてある。なにゃそれ。とおもって風呂場に入るとなんか知らん が湯舟に小さなリンゴがたくさん浮かんでいた。ふーん。りんごの効能と か特に書いていないのでまあウケ狙いなんかな。なーんて思いながら風呂 から出たあと休憩室で休んでいた。しばらくして出て来たhiyokkoが、オ ヤジに向かって
と聞いた。するとオヤジは
「え、あ、うーん、あれはねえ、この温泉の、なんてーの名物って事に なっててね…」としどろもどろになって答えていた。聞いてはいかん事を聞いてしまった らしい。
で、ここのオヤジは自分自身キャンパーらしい。盆が終わって観光シー ズンが一息ついた頃自分でバンを走らせて道内をあちこちめぐるらしく、 キャンプ場にはやけに詳しかった。話が合いそうだな。来年は泊まろうか な。
奥万字王国のオヤジが「岩見沢キャンプ場はでかい遊園地があって人 が一杯いるよ」と言っていた通り異様なほど大きな観覧車があって人混み の臭いを感じたのでパス。最近できたばかりとの噂の南幌リバーサイド公 園キャンプ場に行くことにした。岩見沢でR234に入り途中迷いつつ道道 340〜274を経由して夕張川沿いのリバーサイド公園へ。がーん、
なんてこった、河川敷も土手上もどえらい数のテント。おもいっきり 札幌民族のリゾート地らしい。ここのキャンプ場は、記名すれば無料で泊 まれるらしいので記帳しに行くと住所欄に札幌が並びまくっていた。横浜 市はかなり目立ってたな。ちなみに道道274を南西方向に2kmほど行くとセ ブンイレブンとサンクスがあるので利用すべし。