さーて今日はりゅ ちゃんとの感動の再会の日だー。ひそかに前日「朝10時頃南幌を出る と思うっすー」と連絡しておいたのだが開けてびっくり今日の準備は異様 に早かった。8時には南幌を出発していた。あかん、こりゃ起きる前に着 いてまうで…
予感は的中:-) 札幌に裏道で入ろうとして多少迷ったりしたものの、 苗穂駅近くのMGMというパチンコ屋のおかげで一発でりゅちゃんちのマン ション前に到着。まだ9時半やん。電話をかけてみても5コールを超えたと ころで留守電センターに行ってしまった。が、2〜3回目でなんとか連絡が 着いた。ごめんよー、起こしてもうてー。30分ほどで、今日はバイク (Bandit250V)のりゅちゃん登場。やあやあー。
今日の目的地は小樽。しかしR5で行っても面白くなかろう。ってこと で朝里峠を越えるルートを採用。R230石山道に出るまではりゅちゃんに先 導してもらおう。石山道は最初に札幌に入った日に間違って入ってしまっ たところで、大通り公園の西11,12の交差点にぶつかるという風に 覚えていたので、そこで曲がるのかなあ〜と、おもっていたらBanditはど んどん先にいってしまって西14,15でやっと曲がった。そのほうが早いん かなーと、思っていたら信号待ちで突然、
いえー、地元の人が迷うとうれしくなるねー。くすくす。結局そのあ とはわしが先頭で定山渓を目指した。がここは札幌からの日帰り観光コー スって感じですげー車の量。抜け道もないからいつも混みそうやね。まあ 我慢すれ。
定山渓温泉付近で「小樽」の標識通りに折れると車も少なくなって快 適。白井トンネルを抜けると一気に山の風景。どうでもええが時雨トンネ ルは中でぐるーんと曲がっていてびびった。展望台のある休憩所を見付け たので早速入った。やー、いい天気で良かったっすな。
展望台を出て一路小樽を目指した。道道の標識を見ると、お、お? お おおお、これ、
かっちょええ〜。4桁も存在する道道の第一号を通れるってなんかすご いやん。止まってデジ亀しとけば良かった、うー。
朝里峠は札幌の走り屋が好きなワインディングだそうで、結構週末に は車などが集まるらしい。遅い車につかえて全然好きなように走れなかっ たのだが、ここ路面は荒れていて土埃が結構浮いているのであんまりいい ワインディングではないのう。
小樽に着いてからはミスター観光コーディネイター の華麗なガイドにしたがって街を歩いた。
なんすかこれ? わし知らん。3階建ての建物の中にオルゴールが びっしり。でもたけーす。
約一名のじょしはいたくお気に入り。約二名のだんしはかなり 退屈:-)。まあこれもよかろう。くるしうないぞよ。
ってなんじゃいそら、え? 名前からして怪しい。とりあえずわ しは日高の道の駅で食ったやつのほうがうまいと感じた。
ってなあに? 有名なにょ? なんかいっぱい店があった。
霧多布でのウニ丼が忘れられなくて寿司屋へ。りゅちゃんの知 合いがかつて働いていたと言う「ふく寿司」へ。しかし、結構歩い ても見付からない。もう中心街から出ちゃうよ〜ってあたりで「福 寿司」という店を発見。およ、漢字だけどだいじょぶかねえ。
りゅ:「前のここに勤めてた○×って人の紹介で来たんすが?」
おやじ:「え、○×ならまだいるけどな、今日は休みだけど」
りゅ:「え、もうかなり前に辞めてるはずっす…。おなごなり」
おやじ:「え、○×は男だけど…」
二人:「………………」
りゅ:「ま、いっか」
おやじ:「そうだな、ははははー」
てことでとりあえず違う店らしいことが分かったのだが、その ことに気づいたと悟られてはいけないのだ。わし頼んだウニ丼の他 は、 花ちらし (145link)と鮭親子丼 (145link) であった。
これまた有名らしい小樽運河へ。で昼間見てもつまらんすな。
以上で小樽ガイドツアーはおしまい。
そしてここでお世話になったりゅちゃんとお別れ。あらかじめ名所を メモしてくれたなんて感謝感激。また来年もよろしくね〜(^^)/~
さーて、絶景を求めて積丹半島へ。R5を西へ西へ。しかし蘭島、余市 あたりまで非常に混んでいた。でも逆方向は行楽帰りの時間帯でもっと混 んでいた。とくに急ぐ程の時刻でもなかったので、渋滞路をたらたらと進 んでいたら、うしろに地元の二人乗りアメリカンやんきーにーちゃんがつ いた。北海道にもこういう坊やはいるんだなあと思ってイケイケでかっ飛 んで行く姿を想像していたのだが、なぜか
かわいい:-) やはり北海道のヤンキーは育ちがいいのか?
R229に入るとぐっと景色が大自然めいて来る。押し寄せる波がぶつか る岩の形は非常に猛々しい。かっちょえー! 写真を撮りたいのだが、路肩 がないので止まれなくて残念。積丹岬に行くために道道913に入る。5km程 走ると高台にキャンプ上らしき物が見えたので入ってみた。バイクを停め てさらに斜面を上ること10分。
これはすげえ…。この景色は山梨にはないぞ。歩いて良かった10分の 坂(;_;)。ひとっこ一人いないのも感動的。いい気になって写真を撮りま くった 。
中でも一番良い出来だったのが
うーん、カメラ万になって良かったと思う瞬間やね(USO800-jp)。
さて今日はどのキャンプ場にしようかなーなどと考えてバイクに戻る と積丹民宿組合とかなんとかいう看板が目に入る。うむ、そういえばキャ ンプ生活が板についてしまって民宿に泊まってなかった。そういえばこれっ て新婚旅行だったっけ…。たまには豪勢に宿に泊まってみるカー。てこと で看板に載っている民宿の電話番号を当然圏外のPHSの電話帳に入れ、念 のためデジカメにも納めて野塚のほうに向かった。とりあえず電話、電話、 公衆電話、と…。
電話より宿のほうが多いので飛び込んじゃったほうが早そうだ。って ことで、一番偉そうな名前の「ホテルしゃこたん」へ。え、これ、ホテル? ^^; 御世辞にもきれいとは言えない宿、じゃなかった失礼、ホテルだった のだが満室らしくアウト。しゃーない、キャンプでもいっか〜と半ば諦め て走っていたらあったあった。
おばちゃんに料金を聞くと一泊二食で8000円、朝食のみで5000円との ことだった。おちーぷ。昼飯が遅かったのであんまり食えないだろうから 朝食のみってことでお願いした。宿泊が決まって優しく出迎えてくれたの がせいどうくんであった。
部屋に荷物をおいて少し落ち着いたところで、軽い夕飯を食べたいの で一階の食堂へ。カレーとざるそばを注文したら座敷のほうで待っていて くれというのでそっちに行くと、もう一人の宿泊客の、たぶん FireStorm氏が既に食っていた。
こりゃ損したか? ま、あんなに食えんからいいか。くそー来年は二食 付きで泊まってやるー! なんて思いながら部屋に戻り、一風呂浴びたあと でなんとメロンをサービスしてくれた。 ええ宿じゃね。また来年も来ようか。