日本一寒い町?

出発

テントに当たる太陽の熱で5時半には目が覚めて、6時には寝ていられ なくなった。追い出されるように起きて朝食。そのときには太陽がちょっ と南に移動して展望台の陰に隠れてまた日陰になって気持ち良かった。う む、来年もあの場所にテント張るか:-)

パノラマ記念撮影 Photoを済ませて、今朝は早めの7:45出発。

国後!

開陽台から北19号線をそのまま北東へ。突き当たりを右に折れたとこ ろでパタパタとなんか飛んで来た。あ、鳥か、う、避けろ、うおおー、

ゴツン

がーん、鳥を轢いちまった! ごめんよーおお。

R244にでてすぐにR355へ。別名国後国道。去年は悪天候で全く拝むこ とのできなかった国後島も国道からばっちり 拝めたPhoto。でかい! 山の形までくっきり見えるもん な。

知床峠 Photo

R334で一気に知床峠へ駆け登る。ここはただ一言

いい。

実は道路工事中で少し車が滞留していた部分もあったのだが、それで も、いい。あー、来て良かった。明日室蘭に帰るってのに、その前日に知 床半島来るかねって自分で思ってたりしたが、やっぱ来て良かった。

ちみもゆけ。

知床〜網走

ぐっと下って斜里町に出たらあとは帰り道、室蘭を目指すのだ。海沿 いにでてしばらくいったトンネルの先にオシ ンコシンの滝Photoなる場所を発見。 デジカメ Photoしに行ったがとくにおもしろくなし。

室蘭に向かうのだから素直にR334を進んだほうが近いのだが、昼飯を 食べるのに東藻琴村を通るのは、去年非常に苦労した記憶があるのでもちっ と都会っぽい所を通ろうと思ってちょっと遠回りの網走:-)

網走市街でごくフツーのレストランを探した。「もう名物もたくさん 食ったから久しぶりにファミレスでもいいや」と思って探しているときに は決まってファミレスは存在しない ^^;

「ファミレスとか全然ないなー」
「ミスドとかでもいいから入ろうよー」

って、そんなこと言われてもー、それ系の店はどこにもな…

次の交差点でミスド発見

(^^;)

てことで、ごく都会的な昼食のあとメイルをチェックをしてからまた 灼熱地獄に飛び出した。

網走〜陸別

とにかく車の多いところは避けたくてなるべく国道を使わないで南西 を目指すことを考えた。網走湖西岸の道道104〜248で美幌に出てそのあと はR240をちょっと走って、道道51北見白糠線で陸別に出た。どこも交通量 は少なかったが、空いてても、

暑いもんは暑い!

圧巻(?)は道道51の陸別の野山の中。風を受ければ受けるほど暑いのだ! てことは少なくとも体温より路上気温は高いってことやん。道が混んでて たくさんの車の排熱で猛烈に暑いっていうのは何度か経験しているが、こ こまで車が全くなく、しかも普通に走っているのに猛烈に暑いと感じるの は初めての経験じゃなかろか…。走ってても暑いのでどこか日陰・木陰で 休もうと走っていてもそんなところはどこにもなく、とろけそうだ〜と思っ ていたところ、ちょうど雲の塊で陰になっている部分を通過したので慌て て止まった。休憩。

実は陸別町に入るときに見かけた町名案内の道路標識に、寒暖計を持っ てブルブルとふるえている雪ん子の絵が描いてあったのだ。それってもし かしたら日本一寒い記録とかがあったりする町だったりするのかなあ…と 思ったら

ほんとにそう Photoだった!

気温がうんと低くなるって事は逆に太陽熱で上がるのもハンパじゃな いっていうことじゃね。

陸別〜足寄〜士幌〜狩勝

R241で足寄に出てそのままR241に沿って士幌へ。ここまでは陸別より は気温が低かったもののそれでもまだ暑く、修行のような道のり。士幌で 右折しR274を進む。どうでもええがここ、国道だというのに優先道路でな く「止まれ」ばかり。ほんとにR274を走ってるのかどうか不安になった。 夜だったらきっと迷ってた。鹿追で道道133・73を使ってR38に出て本日の 風呂場であるホテル狩勝Photoへ。

ここは入浴料300円。おちーぷ。風呂もなかなか広くて良かった。が、 脱衣所に扇風機もなくて汗が引かなくて大変だった。おまけに食堂で夕飯 食べちゃおうと注文しようとしたら「今日はもうカレーしかできないの よー」といわれてしまって、うが〜。てことで500m手前のローソンに引き 返して晩飯と朝食分を買ってからキャンプ場に向かった。

狩勝高原キャンプ場

ツーリングマップルみるとサホロリゾートの隣って感じに見えるが、 実際は同じ敷地内にあった。なんて知らないから最初峠8合目まで走って もた。サホロリゾートに入ってもキャンプ場なんていう看板どこにもなく て(実際には小さいのがあったらしい)敷地内をあっちにいったりこっちに いったりさらに迷ってしもた。どうもあっちのほうにキャンプ場があるら しいという方向に来たものの、すでに当たりは真っ暗で、目の前には草原 らしき駐車場が広がっていてどこに道があるのかさっぱり分からなかった。 そんなとき

闇の中から一筋の光明が我々を導いた!

テントサイトと思われる方面から明らかにBAJAのライトが見えたの だ。「おおお、あんなところに道があるのか!」と理解できたのですぐに BAJAが来た筋を逆方向に向かって走ることでなんとかテントサイトにたど り着いた。

しかしここでトラブル。骨吉のセルモータの回りが非常に弱くなって いた。明らかにバッテリー上がる寸前の状態。げげ、困り。明日は押しが けで何とかなるかも知れんが、フェリーの中とかでかからなかったらどな いしょー。経験的に、走り続けているのにバッテリー上がるっていうのは、 レギュレータがおかしくなったんかな。だとしたらフェリーから下りられ たとしても、そのあと夜の常盤道で電気量が足りなくてライトつかなくなっ ちゃったりしちゃうかも………なんてことを考えたりしたら急に不安になっ た。

さらに、そのあとでFireBladeをちょっと移動するためにエ ンジンかけようとしたらさっきの骨吉ほどではないがセルモータの回りが 弱かった。な、な、なぬー! 二台揃って一体どういうことだ。すんげー不 安。飯食えないほど不安。困り。

しょぼんと飯食ってたらさっきのBAJAの人が戻って来た。さっきBAJA ライトのおかげでテントサイトの場所が分かって助かったということを伝 えたくて声をかけると、向こうもわしらが迷っているのが遠くから分かっ たらしく、案内したろかなーとか思ってくれていたらしい。ありがたや。 いろいろ話しているとどうやらこれまで51台のバイクに乗ったことがある というしとらしい。さらに話しているうちにホームページも持っ ているらしいということが分かったのでさらに話がはずんだ。去年も感じ ていたけど、今年はさらにメイルアドレス持ってる人の比率がかなり高く なっとるね。

そういえば、バッテリー不調で不安だったんだっけ。忘れてた:-)