屈斜路湖〜R243〜虹別〜〔13〕〜標茶〜〔14〕〜大別〜〔813〕〜茶内〜〔599〕〜 〔808〕(MGロード)〜霧多布〜〔142〕(北太平洋シーサイドライン)〜 花咲港〜〔310〕〜根室
たまたま国設キャンプ場の受け付け所の横にコインランドリーがあっ たので3人分の洗濯をしてから出かけることにした。乾燥機がちょっとしょ ぼくて思ったより時間がかかり11時頃の出発。
なるべく昨日と違う道を通りたいので、摩周温泉からR243を東に進み、 虹別で道道13に入り厚岸方面を目指した。ツーリングマップル34ページに ある「上風連大別線」が気持ちよさそうだったので、通ってみた。
むっちゃ気持ちええ
ここは、まさに大自然の丘陵を縦横無尽に縫って進むのどかな道道で、 適度なカーブが続き本当に飽きない。ここは走っておくべきだ。
茶内の駅を過ぎて道道808(通称MGロード)へ。突然視界が開けるととも に左右に大きな湿原が広がった。ここに到達するまでは結構暑かったのだが、 湿原から先は風がひんやりと気持ち良かった。
さてさて、今日の主目的は二年前に 行った売店のウニ丼である。二年前は1500円だったっけなあ。てこと で、その店の前に行ってみたが、肝心の「ウニ丼」ののぼりが上がってい ない…むむ? おじさんに聞いてみると
「もう、ここじゃやってないねえ。かわりに霧多布湿原展望台のほう の店舗で1700円でやってるよ」
だそうな、がーん。やはり、人生観を変えた霧多布岬のウニ丼は幻と 消えたか…。って、展望台に戻りゃええんじゃが、どうせ今年は礼文島に 渡って本場のウニを食う予定だから、ま、いっか。かわりに、 焼きイカ・焼きつぶ・ゆできび を頼んで昼飯がわりにした。
ウニ丼の食えないショックをひきずったまま根室に向かった。国道は 楽しくないので当然シーサイドラインを進んだ。釧路まで続く海沿いの道 道はどれも景色がええのう。ばっと 視界が変わ る 度に圧倒されて、ついついバイクを停めた くなる。が、その度に停めてたら先に進まないのでもう一箇所だけにしてお いた。
うむ、やっぱり走っているときの景色では北太平洋シーサイドラインが一番好きかな。変化のある豪快な景色が長距離に渡っ て楽しめる。
花咲ガニ で有名な花咲港へ。港の東端あたりに直売所が固まっているところがあるが、今回おじゃましたのは真中にあった 「カネイ水産」。とても親切なおねーさん で、活きてる 花咲ガニで記念写真を撮らせてくれたりした。
わしは、悲しいかな甲殻類アレルギーなのでカニは食えないのでサンマを食った。
とはいえ、二人が花咲ガニを黙々と食っているのを見るとさすがに気 になる。ちょいと、冒険して一口食ってしまおうか…、との衝動に駆られ る。アレルギーとはいえ、喉の奥がかゆくなって唇が腫れるだけ(でもま あかなり不快)なのでちょっと我慢して、食っちゃえ…との、ささやきが どこからか聞こえてきた。ええい、食っちまえ!
ぱく
しばし様子を見るが、なんともない。またひとくち「ぱく」。なんて ことを何度か繰り返してるうちに、結構な量を食べてもた。全然平気だ。 ちなみに花咲ガニは、分類上「蟹」ではなく、ヤドカリの仲間である(足 の本数が違う)。なので、アレルゲンとなるキトサン混入色素(かな?)とか が無いのかもしれない。てことは、
花咲ガニだったら、食っても平気?
なのかな。おー、だとしたら幸せすぎ。だって毛ガニより味が濃厚で 旨いもんな。
北海道歴最高の食事をとったあと、今日の風呂と寝床を求めて根室へ。
まずは根室駅へ。駅舎のとなりに、観光案内センターがありここでは 「銭湯マップ」をもらえるのだ。しかも、コインランドりーの情報付き。 とはいえ、洗濯をした直後だったので駅から最も近い滝の湯にいった。 まあ、普通の銭湯ですな。ちなみに、根室の銭湯の壁にある絵は、富士山 ではなく納沙布岬であった。どうでもええっすな、はい。
今日の宿泊は根室市キャンプ場。盆の真最中なのでかなり混んでいた。 根室は寒かった。