きょうはるぱんが やっと休めるということで「うまいもん食いにいこー」と話していた。googleで 探しても漠然と探すと当たりすぎる。んー、じゃ蕎麦に絞るべ。と探すと「そば 街道」なる場所があることを知る。さらに探すと「あらきそば」という店を紹介 しているページが多い。なかなかボリュームたっぷりらしい。いってみよー。
註: このつーれぽは東北に住んで初めての状態で書いているので、 地元民にとっては当たり前のことを感動的に書いているということが予想される。 経験豊かなしとは暖かい目で読まれたし。ちゅ。 また、自分で読み返して「あああの頃 は未熟だったのう」と赤面することを予定して気にせず書くのだ。ぐあは。
さー今シーズン初のツーリングじゃーと、思ったが天気予報が芳しく
ない。朝7時の時点で決めよう。起きた。カンカンの青空。おお、と思っ
たが、天気予報がさらに悪くなっていた。「北日本では昼から大荒れの模
様」
がーん、まじでっか? 西の空も遠くが真黒だったので電話して
「今日はやめるべー」
と決定してまた寝た。Zzz…。
起きたりうとうとしたりを繰り返して11時半。おい、まだ晴れてるぞ。 予報もまた変わって降水確率30%程度に落ちた。がーん、だったら朝のう ちに出てりゃ良かった。てことでまた電話して行こうって事に。
いざしっぱーつ 。
こっちに住んで初のツーリングらしいツーリング。既に12時を回って いたが全然おっけーな所が不思議。ついでに住宅地の一番端っ子なもんだ から出発して30秒でツーリング道。妙だ。でも、しばらくするとこれも退 屈な道に変わっちまうんじゃろな。
最上川沿いのR345。車いなさすぎ。日ごろからゴールドを守るために 「絶対に先頭は走らない主義」を守り続けているのだが、ここではどう頑 張ってもつらぬけない。ふお、不安だ…。やっと前方に見えた車に追いつ くとじじーまーくのある亀さん車だったりしてやっぱり先頭にならざるを 得ない。こんなんでどきどきしてるのも今のうちだけなのかな。ま、いい や、ぷらす9km/hでのんびり行きますか。
R47に入り清川近辺でるぱんと合流。そのままR47を上流に向かって走 る。途中新庄温泉の先で県道30へ。ここは去年 036&どくたと来た道だ。本当は、通ったことがあるので別のルー トを予定していたのだが、信号が無いので全くツーリングマップルをめくっ ている暇がなく、面倒なので知っている道を選んで進んでしまった。しか し、このルート、去年来たときとは全く違う 景色であった。
ツーリングマップルでは「冬期閉鎖」という箇所が多く、はたして次 年子に行けるのか不安だったが、どこもアスファルトの部分は全く綺麗だっ たので全く問題なく次年子到着。路面は綺麗だが、周囲は 雪の山。
次年子を下りきり、右折してR347へ。このあたりが そば街道らしい。二回最上川を渡った直後に左折して広域農道へ。そ のまま大久保まで下り、R347を通過してすぐの所があらきそばである。 看板はちいさいが 茅葺の店構え が特徴的なのですぐ分かる。
全然知らなかったが、このあたりのそばは「ざる」とか「もり」より もむしろ「板」で出ることが多いらしい。とりあえず「そば」を頼むとデ フォルトで「板そば」が出てくるようだ。あもちろん店によって違うじゃ ろが。店に入ると強烈なだしの香り。澄んだ魚出しの香りだ。うーん、う まそう:-)…。注文を取ると最初に漬物 が出てくる。3分後、でかい木枠に盛られた 板そば 登場。こ、これは確かに太い。いつもそば は「飲み物」として頂いているのだが、これは一気にすするのが難しい。 飲み込めるポジションまで持ってくにはもぐりもぐりとやらねば進まない。 でもコシがあって食感は素晴らしい。
ツユ。魚ダシと醤油のシャープな味。うめえ。好みをいうともちっと 甘味のある方がいいのだが、自分の好みから外れていても「うまい」とわ かるこの味わい。うおー、レベル高し。行って絶対損はないっすよ、と前 置した上で、レベルが高すぎるがゆえに気になった点。やっぱちょっと太 過ぎっすよ。そばの香りをくちに充満さすにはちょと噛み込まないとだめ。 そうするとそばの断面積に対するつゆの比率が下がる。あちょっとつゆの 味が減る〜みたいに感じた。うるせー客だな。でもうめーや。
さて、「そば街道」 に来たのは欲張ってたくさん行こうって、思ってたか らなのだが、「あらきそば」多すぎ。ていうか、下調べで多いのは分かっ てたんじゃが…、それ以上に多かった。ちと休憩しよう。道の駅むらやま で珈琲たいむ。
R13〜県道36でR374そば街道に戻り、少し南下して最上川を渡る直前の 右手にあるリバーサイドはやぶさ へ。って、食ったばっかだからあんまり腹 は減ってない。でも、「横浜人イメージとしてのざるそば」程度なら食え る。店内へ。メニューを見る。うーん、やはり、「板そば」しかあらへん。 それください。
まず最初につけ合わせ が登場。わ、多い。続いて板そば 登場 。うん、あらきそばより少ないから安心、 っておい、じゅうぶん多い ^^;。
そば。うむ、このくらいがちょうどいい。するっと飲める。つゆとの 絡みもばっちり。つゆ。ちょびっと甘い。あこれこれ、これがわし好み。 うめー。うめーけど、すぐ腹いっぱい(;_;)。かなしー。つけ合わせの山 菜もうめー。しかもニシンつき。でも食えないす。煮魚ってちょっと甘っ たるくて腹減ってないと食えないすよー、でもパク。うおおお、なななな、 なんすか、このほんのり甘みは。いわゆる魚臭さってもんが全くない。う めー。これはおととし留萌で食った鰊そばに乗ってた煮鰊より断然うめー 素。山菜もかなりうまくて丹波山食堂に匹敵するレベル。あー、丹波山食 堂行きてー。そろそろ山菜のいい季節じゃね。
板そば800円(税込み)。あー、もっと腹減ってるときに来るべきでした。 反省。
そば食ってる途中で雨が。合羽を来て出発。R13で北上して県道56経由 でR47へ。行きで見掛けて気になっていた韓 国風道の駅の「とざわ」へ。キムチを買ってみた。で も、あんまりふつうの直輸入品と変わらんじゃろな。
道の駅を出て庄内平野に出るときには雨も上がった。でも風が強くて 寒い。もちろん合羽はそのまま。清川でるぱんと別れて帰宅。6時半全く 同時の帰宅だったようだ。おちゅかれ。