- 出発
- 1996年8月6日午前11時50分、kの家を出てそば屋へ。
名古屋名物の味噌煮込み
うどんを食べた。思ったよりあっさりしていていかにも、観光客をに
らんだ味付けで、実はがっかりした。もっと、強烈な味覚を期待していた
のだ。
店を出てすぐの上り坂でなんとネズミ取りをやっていた。目の
前の車が捕まった。うへー、わしらも十分前の車と同じスピードは出てい
たと思う。あぶねー。神様に感謝!!
- R420/R473
- 昨日と同様、猿投グリーンロードを通って名
古屋から出た。足助から国道420を通って国道473との複合道路へ。この道が結構長くてくねくね。ただ、路面がい
まいちだったので控え目に運転した。
ようやく天竜川に到達して、売店で休憩し、缶コーヒー
を飲んでkと別れた。
- 天竜川ライン(県道1号)
- 県道1号を北上し、佐久間ダム方面に向かっ
た。ダムの西側の道路を進むことにした。ところが、この時点で実は既に
クタクタだった。それでも最初のうちは元気に細かいワインディングをサ
クサクこなしていった。
FireBladeにも結構慣れて来ていたので、 NC30と同じくらいの自由度でコー
ナーをクリアしていった。しかし、地図を見ればわかるが低速コーナーが
延々と約30kmに渡って続くので、いい加減疲れた。半分くらい走ったとこ
ろで元気に走るのをやめてツラツラと流し始めた。それでも、延々コーナー
が続いて、へこたれそうになった。でも、景色
がいい
のでなんとか頑張って走り続けた。ところが、なんだか車酔いの初期症状
のように気持悪くなり始めた。こんなの初めて…
国道418と合流する小沢というところに案内地
図があっ
たのでそこで休むことにした。寝転がりたいところだったが、適当な場所
がなかったので、天竜川の景色を見て気を
紛らせた。
既にこの時点で17:30…。まだ全行程の四分の一も来ていない…。はたし
て今日中に塩山に帰れるのだろうか。などと考えつつ10分ほど休んだ。が、
全然楽にならないので、あきらめて再スタート。
- R151/R153〜R20〜塩山
- 本当はこのまま天竜川沿いを飯田市まで行く予定だったのだが、疲れてし
まったし、ワインディングにも飽きたので、阿南町西条で国道151号に入っ
た。ちょっとしか休まなかったのに、いつの間にか元気が復活していた。
きれいで広い国道151号はがらがらで、60km/h(+α)で巡行。うーん、単純
に走っているだけなのに、スピードが気持いい。飯田市付近で短い渋滞が
あったが、そのほかは順調にながれてクルージング気分を楽しめた。(た
ぶん)箕輪町あたりから県道にそれて、しらない道をくねくね走って、い
つの間にか通りたいと望んでいた有賀峠に出た。遅い車につかえていたが、
既に真っ暗だったので、おとなしく後ろを走って峠を下りた。
峠の頂上を少し過ぎた辺りで諏訪湖に花火が上がるのが見えた。が、それ
が最後の一発だったようで、二度と上がらずがっかりした。そのまま、国
道20号に入り、初めてローで全開にしたりしつつ、延々走って夜10時半に
帰宅。
本日の走行時間、約10時間。走行距離、約350km。
- おまけ、8月8日横浜に戻る
- 翌7日、帰省から横浜に戻ろうと荷作りをしているときに、リアタイヤに
釘が刺さっているのを発見!! 昨日見掛けた大きなホンダウィング店に寄っ
て修理してもらうことにした。15分ほどで店主が出先から戻って来て、早
速作業開始。最初はタイヤの外から直すキットを使っていたのだが、二〜
三度試したあとで、
だめだ…
と、つぶやき、それでは直らないということで、タイヤを外してパッチを
当て始めた。しばらく作業したあとで、
だめだ…
とボソリ。今度はタイヤの裏の鱗(ミシュランタイヤの裏って鱗みたいに
なってて修理屋泣かせらしい)をヤスリで削って平にしてパッチを密着さ
せてから貼り付け。最初、「あ大丈夫だ」って言ったのでホッとしたのも
束の間、
だめだ…
結局直らなかった。
むー! 買ったばっかなのにー! 「帰りは空気圧見ながら帰ってね」という
ので途中のガソリンスタンドで見てもらったが、特に減っている様子はな
かった。相当ゆっくり洩れてるだけみたいなので、このままタイヤ寿命ま
で乗り続けることにした。