- 出発
- 本来大駒研合宿という日であったが、バイク組は箱根ツーリングも兼ねよ
うということで午前6時30分にJR保土ヶ谷駅集合。
joがちょっと遅れて到着。軽い朝食を済ませたりした後で7時前に出
発。るねきちのヘッドライトの光軸があってなく
てまぶしい。
- 西湘バイパス
- このまえの富士ツーリングの時と同様西湘バ
イパス西湘パーキングに止まった。8:30頃着いたときはあまりバイクがなかったのだが、9時頃になるとぞくぞ
くとバイクが集まって来た。しかも大型バイクが多い。
前回の富士ツーリングで初めてDUCATI916SENNAを見て感動したが、なんと
今日もSENNA を見掛けた。
- るねきちはぐれる
- パーキングを出て西湘バイパスを下りたところで、るねきちがはぐれた。
でも今日は来週の限定解除メイリ
ングリストのツーリングの下見として芦
ノ湖スカイラインを視察するという事になっていたので、きっと会えるだ
ろうということで気にせず芦ノ湖に向かった。
ヨアヒムのアイデアで芦ノ湖スカイラインと箱根スカイラインの境界から
侵入。箱根スカイライン方面に進んでるねきちがいないか探したが、どう
やら来ている風ではなさそうだった。引き返して、芦ノ湖スカイラインの
入口方向へかっとんだ。芦ノ湖スカイラインはほんのすこしウェットだっ
たが、Rが分かりやすいので結構バンクさせまくって楽しかった。で、反
対側の入口に来てもるねきちは見付からない。仕方ないので、大観山ドライブインに行ってしばらく待っ
てみようということになった。
- 大観山ドライブイン
- るねきちの留守電と自分のPHSの応答メッセージに大観山で待つという伝
言を入れておいて、飯でも食べて待っていることにした。注文してしばら
くすると、感動の再会。はぐれるわ雨には降られるわさんざんだと言っていた。
各自めし のあと出発。
- やっちまった!
- 大観山ドライブインを出て箱根新道側に向かって下りた。遅い車とバイク
の大集団の後ろに着いたので、下り坂をゆっくりと流していた。ターンパ
イク入口と箱根新道入口の中間辺りの左コーナー
がドライだったので、40〜50km/hの遅い流れのスピード
そのままでクルリとコーナーをクリアしようとしたその瞬間、私の
FireBladeは見るも無惨な姿と変わり果てることになるのであった。
状況を説明しよう。左コーナーでフロントが一瞬で行き即転倒。対向車線
にスライドし、FireBladeはガードレール下のコンクリートに顔面から激突。リアカウルも粉砕するように跳ね返り、
センターライン付近で止まった。
人間はお尻でスライドしてコンクリートに軟着陸。すぐに起き上がって屈
伸運動をして骨に異常がないことを確認。ただし、左ひざを擦りむいて、
骨が見えていたので、救急車を呼んだ。病院で、ひざの砂利や、火傷で焦げた部分を
取り除いてもらって、縫合してもらった。13年間のバイク歴で走行中の転
倒は初めてなので、精神的なショックのほうが大きかった。
- なぜコケたのか
- 電車に乗って血に染まったジーンズ姿で家に帰った後、なぜコケたのか何
度も冷静に分析した。コケた時のスピードもバンク角も自分では全く大し
たことがないレベルで、転んだ瞬間「なぜこんなのでコケるの?」と事態
を受け止められなかった。その日もそれ以前に、芦ノ湖スカイラインでもっ
と速い速度ではるかに深くバンクさせていた。いろいろ考えた挙げ句、
タイヤが冷えていた
から、という結論に達した。
実際冷えたタイヤが滑べりやすいのは知っていた。しかし、それはタイヤ
の能力の限界に近い辺りの話なのだと思っていたために、今日のようなゆっ
たりペースの時は関係ないと感じていた。しかし実際はそうではなく、真
冬の走り始めでは、雨の日と同じくらい滑べりやすいと思った
ほうが良いということが分かった。
- さそりちゃんの傷
- 愛車さそりちゃんは納車4カ月目にして重
傷を負った。バイク屋に、「相当あたりどころが悪かったんだねえ」とい
われるほど傷は深かった。しかし、フロントフォークとフレームが無事だっ
たので、お金はかかるが直して、より一層大事にしてやろうと思う。