仲間同士が、極秘じゃない予定を共有するためのもの。
こんなん
こんだけ。グループウェアからファイル共有機能を取っぱらって メイル通知機能とグループ作りまくり機能とML機能を足したような感じ?
まあ、デモ版で遊んでみれ。 予定通知メイルがない他は本物と同じじゃ。
こういうことはできない。
そゆのやりたいなら、ぐるーぷうぇあつこてくれ。「予定共有」だけを したいからこれ作った。予定共有したいだけなのに PHP や SQL や Servelet な んかをいれてシステムのセキュリティレベルを下げるのが嫌だ、ってことが きっかけで作ったのがAfter5なので、基本的に予定共有以外の部分は無視。
あ、日程調整なら魚がしぷらんなー がええぞ。
「スケジュールデータをhttpd権限で保存するんでいいや」って場合は こんな感じ。
インストールするディレクトリを決める。
~/public_html/after5
ってことにしよう。
最新版をインストールする
% cd ~/public_html % git clone https://www.yatex.org/gitbucket/yuuji/after5 % cd after5
after5.cf
に管理人のメイルアドレスと、After5を
設置するURLを記述する。
maintainer=あなたのメイルアドレス url=http://設置するURL name=設置After5につける短い名前
全てのデータをカレントディレクトリの s/
ディレクト
リに書くようになっているので、ここにhttpdが動く権限でデータをかき
こめるようにする。
% mkdir s % chmod 1777 s
でも欲をいえば s ディレクトリはhttpdの動くUIDの持ち物にした方が 赤の他人ユーザに書き込まれなくて好ましい。httpdがnobodyで動いてい るなら root 権限で
# chown nobody s # chmod og-w s
しておいた方がええね。
.htaccess
ファイルでディレクトリインデックスを変える
権限があるなら
DirectoryIndex after5.cgi
などとしておく。
CGIがうまく動くことを確認したらURLにパスワードをかける
% htpasswd -c passwd after5
.htaccess
にこんな感じなのを追加
AuthUserFile /home/tarosan/public_html/after5/passwd AuthGroupFile /dev/null AuthName Schedule AuthType Basic require user after5
すまん、htpasswdのかけ方の説明する程の元気がない。 Webページへのパスワードのかけ方はgoogleさんにしっかり 教わってくり。
httpd権限じゃなくて、After5固有の個人権限で動かす場合。 専用ユーザを作ることでデータの覗き見ができなくなる。けど、 サーバにユーザを作る必要があるので、管理者に頼もう(おそらく自分だね)。
管理者に頼むかrootになってAfter5専用のユーザを作る
After5専用のユーザにsuする。
「インストール1」の通りに after5 を展開し、
after5.cf
を作成する。
wrapperプログラム a5.cgi
をコンパイル
% make
カレントディレクトリに a5.cgi
ができるので
こっちを公開CGIのURLとする
予定が近づいたときの通知メイルを送るにはシステムの crontab
に定期的メイルを送信するようコマンドを登録する必要がある。
仮に after5 のwrapperをインストールしたパスが
/home/tarosan/public_html/after5/a5.cgi
だとすると、ユーザ:tarosan の crontab は次のように登録する。
*/5 * * * * /home/tarosan/public_html/after5/a5.cgi -notify
crontab の登録はおそらく crontab -e
とかでできるんちゃうかな。
なんとなくFMLっぽい ML機能がある。カレンダー画面の下部にある「グループ管理」に進み、 表に書かれている各グループの「一斉送信」を利用すると、 そのグループに所属している全員にメイル送信できる。そのアドレスに 返信すれば普通のMLと同様にやりとりできる。
ML機能をしっかりと動かしたい場合は、メイルドメインを設定し、 そのドメイン宛てのメイルがafter5プログラムに届くようにする必要がある。 その設定例を示そう。以下の例では、
after5ディレクトリの所有ユーザ名 | aft5 |
uid:gid | 1050:80 |
ディレクトリ | /var/www/aft5 |
だとする。
たとえば @after5.example.com を専用ドメインとし、 hogehoge@after5.example.com に届いたメッセージを該当after5の hogehoge グループに送信する場合の設定を示す。
まず、after5.example.com の MX レコードをDNS登録し、 サーバにメイルが届くようにし、そのドメイン宛てのメイルを after5のディレクトリに向ける。qmailの場合は、 /var/qmail/virtualdomains に
after5.example.com:a5
と書き、pkill -HUP qmail-send し、/var/qmail/users/assign に
+a5-:aft5:1050:80:/var/www/aft5:-:list-:
を(最後の行より前に)追加し、qmail-newu する。これで、 hogehoge@after5.example.com 宛てのメイルが /var/www/aft5/.qmail-list-hogehoge 宛てに届く。
.qmail-list-hogehoge は以下のように記述する。
| ./after5.rb -list
./after5.cf
ファイルに オプション=値
の形式で1行ずつ値を設定する。設定できる値は以下のとおり。
オプション | 意味 | 既定値 |
---|---|---|
bg | 背景色 | ivory |
forgot | ユーザパスワード失念時用のおまじない | wasureta |
morning | 当日の予定メイルを送る時刻 | 6 |
night | 翌日の予定メイルを送る時刻 | 22 |
たとえば、パスワードを忘れてしまったときのおまじないパスワードを
hogehogeにしたいときは after5.cf
ファイルに以下のように
追記する。
forgot=hogehoge
HTTPで情報をやりとりするのでセキュリティは低い。というか、 Webってもともと情報を公開するためのもんだからな。 といっても、よほど頑張らないと覗き見することは難しい。 といってもばれたら立場があやうくなるような機密情報は手許の手帳にだけ 書くよろし。
てことで、どこに出張にいくから飲もうぜ、とか、ひそかにみんなを驚かそ うと企んでる、なんてなことをみんなで共有して楽しんでくれ!